取りあえず、土曜日の午前中に病院へワンちゃんを迎えに行ってきました。

ガリガリで、ボロボロだったワンちゃんは、病院で看護師さんにシャンプーをしてもらい小奇麗になっていました。

ワンちゃんは、汚れも酷く、毛が大量に抜けたそうです。

そして、院長先生と二人掛かりでのシャンプーだったそうです。

ありがとうございました。


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金曜日の夜に面会に行って、ワンちゃんとお散歩をしたのですが、やはり認知症に似た歩き方をしていました。

そして常に歩き続けようとします。

実際、そうやって歩き続けてきたのだと思います。

ホント、切なくなります。

保護した時の血液検査で、フィラリアに感染していることは分かっていました。

私も顕微鏡で血液中のミクロフィラリアを見せていただきました。

ミクロフィラリアがいると言うことは、その親である成虫が体内に雄雌いると言うことだそうです。

つまり、このワンちゃんの心臓付近にはフィラリアの成虫が2匹以上は存在するということになります。

先生が丁寧に説明をしてくれたのですが、私の記憶に残っている範囲で話をすると、フィラリアは心臓の右心房に寄生するようです。

その右心房から繋がる先が肺となるわけなのですが、左心房が全身に血液をめぐらす働きをするのに対し、右心房はすぐ近くの肺に血液を送るだけなので、左右の心房(筋肉?)の割合が必然的に違うようです。

なので、フィラリアの成虫が数多く存在すると肺に血液を送る管が詰まるような形になるので、右心房から肺へ血液を送ろうと頑張る?わけで右心房の筋肉が増える(大きくなる)ようです。

たぶん。

つまり、フィラリアの存在確認は、血液中を巡っている子供(ミクロフィラリア)がいるかどうかを血液検査で知ることができ、そして命に関わると言われる成虫の数はレントゲンで右心房の大きさを確認すればおおよそ把握できるのだそうです。

フィラリアの数が多いと、心臓の負担が大きくなるので、右心房が大きくなる・・・、なるほど。

と、要約すると、そんなことを言っていたような。 ち、違うかな?!

なにはともあれ、レントゲンで心臓の大きさを確認した結果、数は多くないようです。

もしくは、フィラリアに感染して日が浅いになるのかもしれませんね。

でも、居ることは居るので、安心はできません。

フィラリアの駆除や治療法なども、1990年代に入って確立されてきたようで、それまでは不治の病に等しかったのかもしれませんね。




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そうそう、その治療法なのですが、薬を使って成虫のフィラリアを一気に殺すこともできるのだそうですが、厄介なのはその死骸が肺に詰まって犬自体が死亡してしまうことだそうです。

数が少なければ、成虫の寿命である5年を辛抱強く待つことで、退治することも出来るそうです。

この場合も成虫は死ぬわけですが、順々に死んでいくので肺に詰まることがあっても、犬自体が持つ体内の異物を排除する働きによって、肺に成虫の死骸が詰まる可能性が低くなるのだそうです。

子供であるミクロフィラリアの寿命は1年で、同じ個体の中では成虫になることは無いそうです。

ですので、これ以上の感染を防ぐために1ヶ月毎のフィラリア予防薬は絶対に飲ませなければなりません。

現実、ワンちゃんの息が荒いのですが、それが暑さという原因なら問題はありません。

しかし、フィラリアという成虫の数の多さをあらわしているのだとすると、考えたくはありませんが、辛い状況が先にあるのかもしれないです。

そんな先生の説明を受けた翌日の金曜日に、面会を兼ねてワンちゃんの散歩をしていると、旦那さんが仕事を終えて駆けつけてくれました。

犬はダメと言っていた旦那さんですが、こういう相手への思いやりがあることに、負い目を感じている私はちょっと救われます。

深く感謝です。

思いやり、大事ですよね~!!


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↑ 家の中でスヤスヤのジンくんです。

家に迎えてから、ワンちゃんは座ることも寝そべることもしません。

それは夜中ずっと続きました。

立ちながら寝るワンちゃんのことは、またあとで書きます。

今日もワンちゃんのための一日となりました。

旦那さんも付き合ってくれていますが、さすがに寝ないと… おやすみなさい。



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