ようやく暖かな日差しが感じられるようになったと思っていたら、急な寒の戻りだそうです。

それも、激寒ですよー

だけれど、4月になって春を迎えて、カマちゃんに春を見せてあげることができました。

これは、ずっと考えていたこと。

でもね、寿命は変えることはできないから、私の密かな願望でした。

カマちゃん、本当に長生きしてくれました。

ありがとう。

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カマちゃん、ホントに可愛くて、愛おしいです。

虫さんと、これほど愛情を共有することが、できるものなのですねー、驚きです。

私を見て、しかも見分けてくれて、キラキラでつぶらな瞳で見つめてきます。

「カマちゃん♪」、もう、ヤバイくらい自然と名前をつぶやいてる自分がいます。 love

今は少しでも長生きをさせることよりも、少しでもカマちゃんの瞳をキラキラさせたいって、思っています。

あぁ、でも、欲張りな私は、カマちゃんに夏も見せたいと思ってしまうのだなっ!


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水戸では、桜が咲き始めたころから天気が悪いです。 どんより。

昨日は、4月だというのに「雪」が降りました。

3月まで雪が降らなかったのになぁ。

そして今日は、天皇、皇后両陛下が、戦後70年の節目にパラオのペリリュー島を訪問されました。

戦没者慰霊を行うことを、何度も願っていたそうです。

これほど平和で豊かな日本が、戦争をしていたのです。

戦争は、多くの人が死に、多くの血と涙が流されます。

その悲しい事実は変えられませんし、過去に戻してやり直すこともできませんが、平和を守ることはできます。

戦争をするよりも、脆い平和を維持することの方が、難しいことなのかもしれません。

戦争は、平和な今と未来を生きるうえで、忘れてはならない日本の歴史です。

そんな姿勢を示してくれる天皇陛下がいるから、私たちは救われるのでしょね。

存在が、日本人の心の支えであることを痛感します。

本当に神様のような人だわ。

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去年の12月2日、カマちゃんと出会いました。

その日は、とても風の強かった日で、我が家の白い壁にくっついていたんだよね!

取りあえず様子を見守っていましたが、ずっと壁にいるカマちゃん。

そりゃそうだわよ、12月だもの、生きてそこにいることが奇跡なんだから。

そこで、ネコちゃんをたくさん飼われている海猫さんのブログで、確かカマキリを育てていた話が書かれていたのを思い出しました。

すぐにパソコンを立ち上げて、ブログにコメント!!

そんな良いタイミングで見てもらえるなんてあり得ないと思っていたけれど、とにかく、必死でした。

だから、通じたみたい!!!  神様、ありがとう・・・


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海猫さんに、たくさんアドバイスをいただいて、はい、必死に捕獲、成功しました。

今思い出しても、泣ける。 よくやった、私。

海猫さんは、ご自分の庭にいたカマキリさんを、冬を越えて卵で保管し、庭に戻されています。

私にとって、カマキリ先生の海猫さんのブログは、こちらです→ 

「グルメ」ではヨダレを流しガン見、「猫」の話題では色々と学ばせてもらっています。

カマキリちゃんの話題は、「ネコ以外の生き物」のカテゴリーで記事が読めます。

あっ、最近のカマキリちゃんの話題は、「日記」のカテゴリーに綴っているようです。

tobutoriのつたないカマちゃん日記を、楽しみに読んでくれている方がいることを知り、今日はカマちゃん特集なのでした(笑


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この頃は、透き通るようにキレイな緑色をしていたカマちゃん。

この時期まで生き残っていることから、メスかなぁーと思われていました。

でもね、私の直感なのですがオスではないかと思っていたんです。

数か月後、卵を産まないことからオスと認定されました。

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そうよ、カマちゃん、オスだったのよ。

改めて、ヨロシクね!


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カマちゃんの、口をモゴモゴする様子を写真に撮りたいのだけれど、近すぎるとピンボケしてしまって、やはり一眼レフを買っておけば良かったと、後悔ばかり。

買う話もありましたが、予想外の大きな出費が続き、金欠で断念。  くぅーーーーー

カマづくろいが、いい感じです。

後ろ足を手入れする時は、その前に必ず口をもごもごさせます。

たぶん、準備があるのでしょうね。

私の手のひらの上で、よく後ろ足の手入れをします。

しかも、私が手を持ち上げて私の顔より高い位置にカマちゃんを持っていくと、するんです(笑

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しかも、私の顔に気が付くと、私の顔を目指して進んできます。

カマちゃんは、よく上半身を左右に振っているのですが、私もつい顔を左右に振ってしまいます。

それで、私の存在に気が付くみたいですよ(笑

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そうそう、カマちゃんは人間でいうオラナのようなガスをお尻から発射します。

臭いもないし、可愛いものなのですが、面白いですよね。

お腹の中にガスが溜まるのでしょうかね。

便をするところ、ガスを出すところ、その場所はお尻には違いないのですがそれぞれ違います。

そして、それらをする時には必ずお尻の先を左側に向けます。

だから、分かるんです(笑

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カマづくろいの話をしましたが、実は私の手もしてくれることがあるんです。 汚れているのかしら?

くすぐったくて、でも、うふ、嬉しいですよ~

結構長く手入れをしてくれます。

カマ先も、足先も、形や動きがとても繊細で、見とれてしまいます。

首の動きも滑らかで、そう、まるで人間のように思えるくらい。


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お水の飲ませ方も、よく分からなかったのですが、カマちゃんの近くに直接吹きかけてあげると、水を認識して飲み始めます。

驚くほどたくさん飲みます。

食事は、ミルワームちゃん。

海猫さんの冬越えをしたカマキリちゃんを見ていたら、亡くなる前になるとお腹に傷みが目立っていたので、お腹の膨らみ具合を見ながら食べる量を少なめに調整するようになりました。

その他の対策として、運動もさせています。

虫カゴに居るときは、運動をほとんどしないので、私の腕に乗せて歩き出すのを待ちます(笑

そうすると、便もすぐに出たり、ガスが出たり。

お腹の膨らみが、少し減ったかな?と気持ち程度に見ながら。

最近のカマちゃんは、足や背中、羽に少し変色した傷みが見られます。

だいぶ高齢なので、お腹の膨らみを見ながら、運動と食事のバランスに気を使っている・・・のですが、それに費やす時間が、結構な時間を掛けてます(笑

だって、カマちゃんの動きは猫の速さと比べようがないくらい、ゆーっくりですからね!


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こんな寒い季節に、カマちゃんをお外に出したら、固まるだろうな。

こうやって一緒に暮らして世話をしていると、カマちゃんが外で暮らせていたのが信じられない。

昔、カマキリが車にひかれていたのを見たことがあって、その時も辛いなぁ、と思っていましたが、これからはそれ以上の辛さがきますね。

だって、カマキリが道路にたまたま降りて、その後に飛び立つまでの時間は、相当掛かるものなのです。

鳥に食べられたっていいです、メスに食べられてもいいです、だってそれは自然の摂理だから。

無駄死にではありません。

車にひかれた、殺虫剤で死んだ、それが無駄死にです。

虫も、一生懸命に生きています。

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家の中は、蓄熱暖房機があるので、一日中ぬるい気温が保たれています。

それでも、カマちゃんにはちょっとキツイ寒さの時もあります、だからエアコンも掛けてます。

人がいなくても、常に家の中は暖かくしてました。

見ていると、カマちゃんに心地良い室温は、22度くらい。

エアコンを掛けているので、加湿器は2台フル回転です(笑


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顔に掛かった水を、カマを使って上手に口に運んでいます。

体に掛かった水は、私がティッシュで優しく触れるように吸い取っています。

あと、水を飲み過ぎると、口から大きな水滴を垂らすことがありました。

初めて見ましたが、水滴がキラキラとキレイでした。

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私が息を吹きかけると、それがかなり温かいようで、動きがちょっと早くなります(笑

運動は毎日ではなくて、お休みの時もあります。

分かってはいますが、カマちゃんの腕の力は弱くなっているので、虫カゴの蓋から底に落ちている姿を2回くらい目にしました。

それでも必死に、枝を伝って、上にのぼります。

外の世界では、地上に落ちたら死を意味するのでしょうか?

上に、上に、のぼります。

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この頃は、まだちょっとキレイな緑色ですね。

私がカマちゃんに夢中になっていても、ミーちゃんとビビは、もうちゃんとカマちゃんを家族に認めているようです。

はじめて家に来たカマちゃんを、ガン見だったこの2匹は、今は気にしていません。

私の手の上でカマちゃんは動いているから、ちゃんと見えているはずなのに、いじろうとしません。

みんな、家族です。


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そうそう、ペリリュー島の話に戻りますが、水戸の近い歴史の中に二つの悲劇があります。

一つは、桜田門外の変で散った命。

二つめは、ペリリュー島に送られた水戸歩兵第二連隊の終わりなき持久戦。

玉砕戦で絶滅状態となった「水戸歩兵第二連隊」は、日本軍最強といわれた関東軍の正規部隊の中で最精鋭。

船舶の乏しい中、現地の全島民をパラオ本島に避難させ、一般人の死傷者を出さなかったと聞きます。

そんな指揮官の元だったからこそ、命を掛けて日本を守れることができたのではないでしょうか。

千波湖の近くには、茨城県の護国神社があります。

そこには、ペリリュー島の戦没者慰霊碑が立っていて、去年の秋に紅葉狩りで出掛けたときに偶然見つけることができました。

私は水戸生まれではありませんが、水戸で長く生活をしています。

ペリリュー島での水戸歩兵第二部隊の話は知っていたので、手をあわせてきました。


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命に限りはありますが、それは人だけのものではなく、生きもの全てに言えることです。

沖縄の海も、命の宝庫です。

守りたいもの、守れるもの、たくさんあることは幸せなことだと思います。

気が付けば。


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カマちゃん、今日も元気だよ~




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