夕方、ジン君の病院へ行きました。

待合室で待つ数分間、答えを知るのに耐えられるか、自分が不安でした。

名前を呼ばれて、獣医に案内されて。

酸素室にいたジン君は、お昼過ぎに聞いた状態の横たわっているのではなく、首をちゃんと上げていました。

視線は動かず、前を向いていました。

よく、耐えてくれました。

よく、頑張りました。

獣医の説明では、麻酔から覚める時間がかなり長かったので、まだ状態が良いと言えないそうです。

でも、ジン君がそこにいる!

弱いお母さんで、本当にごめんなさい。

完全に麻酔から醒め切っていないジン君に、私の姿を見せることはしませんでした。

明日は、ちゃんとジン君に会ってきます。

胃瘻の状態の説明など、獣医はしてくれていたのですが、頭に入りませんでした。

先生、ありがとうございます。

明日の状態を見て、これからが判断されるそうです。

今日は偶然にも「猫の日」、ネコの神様にも祈っていました。

獣医から、麻酔の醒めが悪く難しい状態であると電話を受けた後、ジン君の名前を必死に呼びました。

ジン君の魂に戻って来てと、声を出して呼びました。

楽しいことがいっぱいあるよ、何度もそう言いました。

ジン君に、届いていたのかな。

みなさんからのあたたかなコメントを読んで、何度もくじけそうになる自分に、どれだけ力をいただいたことか、本当に感謝しています。

ありがとうございました。

きっと、大丈夫。 

明日も、あさっても。