ニャゴニャゴがお空へ旅立ってから、早いもので2週間が経ちました。

いただいたコメントになかなか返事ができず、ごめんなさい。

暫くは放心状態でやる気が起きず、体の負担は軽くなったはずなのに、どうしても身体が重たくて。

時には、天国で笑顔のニャゴニャゴを思い浮かべることもできましたが、もう二度とその姿が見られないことを考えると、涙が止まりません。

後悔はしないと決めていたのに、ニャゴニャゴの写真を見ていたら悔やむことが山ほど出てきます。

都合の良い話かもしれませんが、自分に言い聞かせて涙を拭える瞬間があります。

ニャゴニャゴの「体」は助けることはできませんでしたが、「心」は寄り添うことができたのかなと。

そして、私の言い分は続きます。

どうして私に捕まってくれなかったのか、拒絶し続けたのか、訳を説明してと。




170611_1



何の説明もないまま、逝ってしまって・・・

でもね、いつかきっと、ニャゴニャゴの事情は虹の橋で会えた時に聞かせてもらいます。



170611_2



不思議なもので、ニャゴニャゴはいつも体の調子が悪くなるとtobutori家に姿を現します。

それも、相当悪くなってから来るんです。

その度に毎回必死な私でしたが、本当にヘンですね、今なら笑えます。

やはり、今すぐ説明してくださいな(笑)、ニャゴニャゴ~。

この時も、確か4月下旬。

酷く痩せた状態で、口から流れ落ちそうな涎が症状の深刻さを私に知らせました。

すぐにでも死んでしまいそうに見えたから、ニャゴニャゴの性格も考えてどんな看護ができるか、たくさん悩みました。

でもね、今から見直してみると、まだ治療が間に合ったかもしれないくらいに見えるから、私はまた深く落ち込んだのよ、ニャゴニャゴ~。



170611_3


だって、3年以上付き合っているのにね、未だに「シャーーーー!」ってそれはヒドイわよ、ニャゴニャゴ。

触らせてくれないと、保護ができないと、動物病院での治療はできないんだって。

捕獲して病院へ連れて行っても、触れる状態でないと診察も治療も何もできないと言われたらさ、頼りたい獣医にそんなことを言われたらさ、あとは私にしか治療ができないって思うじゃない、資格なんて無いのにね。

だから、すごく悩んだのよ、だって助けたいから!

病院で治療して、家ネコになる後の生活もいろいろ考えたのよ、それが長い間の私の願いだったからね。

でもさ、ニャゴニャゴはいつだって捕まえようとする素振りを見せるとtobutori家から去って行ったよね。

この状態で、私の前から去られては、二度と会えない気がしたから、だから私は、私の使える全力でニャゴニャゴの最後のお世話をすると決めたのよ。

それで良かったのかなぁ、なんて、今でも泣くんだから、どうしてくれるのよ、ニャゴニャゴ~(泣




170611_4


残されたもの、振り返ればいっぱいあり過ぎて。

ニャゴニャゴを看取る日に、数日前に頼んでおいたご飯が届きました。

食べられないの、この時も知っていたのに、夜中までネットで探し求めて注文をしたご飯。

体はもう限界なのに、製造中止の猫缶を美味しそうに食べた印象が残っていて、色々な種類を探し回って買っちゃったわよ。

だって、必死だった最後のお世話の毎日は、何を食べてもらうかの戦いだったから。

全身が弱っていても、最後の最後まで食べ続けてくれたよね、ありがとう。

それは、苦しめていたのかもしれないけれど。


170611_6


子猫用のミルクと、離乳食、栄養たっぷりだと思うんだけど、ニャゴニャゴの食欲の刺激にはならなくて、私も味見をしたのよ、感想はほとんど無味無臭だった(笑

離乳食の方は、命を繋いだ子猫も多くいるようなので、缶は開けてしまったけど保護をしている方に送れればと思います。

支援金だけでなく、物資を受け入れている個人で保護をされている方が目に留まったので。




170611_12


高齢用のムース状パウチも、たくさん買い込んだものだから、余ってしまって。

ロイカナの腎臓サポートリキッドは、液体状の食事療法食なので期待したのだけれど、全く飲まなかったわ。

確か、1本千円くらいしたような気がする。

食事の内容に悩んだ頃、カロリーエースは飲んでくれて、あの時は嬉しさのあまり声を出したかったけれど、食事中のニャゴニャゴを刺激しないように、ただ黙って見つめました。

嬉しくて、泣いてたけど。

それも翌日には飲まなくなっていて、近所中を回って買い込んだのに、つれないニャゴニャゴです。

あの頃は、クロちゃんの他にミケコツーやチャイロも来ていたので、フード皿をその都度洗って、感染症に気を付けていました。

ニャゴニャゴの食事は、昨日食べていたものを翌日には食べない状態だったので、食事の用意をしては捨てるの繰り返しで、毎日フード皿を何度も洗って、食べさせたい思いと食べない現実の中で戦っているみたいだった。

無意味に思えた時に、これは戦争だと思った。

それでもね、その日の最後には何とか食べられる食事が見つかってホッとできるんです。

それはいつも夜中の12時を越えているので、今日が何曜日とか分からなくなっていた。

寝る時間が削られると、涙腺がゆるみっぱなしになってしまって、眼科に行ったら炎症を起こしていると言われました。

ケガや病気でもないのに、免疫が下がると弱いところに出てくる。

ニャゴニャゴが疥癬に罹った時も、外世界で免疫力が下がっていたからだと思う。 →



170611_7


薬。

私は往生際が悪いようで、穏やかな毎日を送らせることを念頭におきながら、隙を見て抗生物質を水に混ぜたり、ご飯に混ぜたりしたこともありました。

その度に気づかれて、水を飲まなくなったり、薬を入れたフードの種類を食べなくなったり、ニャゴニャゴったら用心深すぎなんだから。

だから薬はもう入れないと決めたのに、警戒心が出て、食べない、飲まない、その様子を見て、私がどれだけ苦しんで、泣いたことか。

見ていたでしょ、ニャゴニャゴ~。

触ってあげたいのに、触らせてくれないから、その恐怖心を私はのみ込んで理解するしかなかった。




170611_10


ニャゴニャゴの捕獲用に、一度も使うことのなかった大網。 

大きな魚を捕まえる網です。↑

つい最近、写真を撮るために土間納戸から出しました。



170611_9

これも、ニャゴニャゴを捕獲するときに使うはずだった牛床革の手袋。

旦那さん用です。

私も実際に手を入れたことがあるのですが、新しいからか手や指が動かしづらい。

これで、必死に逃げるニャゴニャゴを捕獲し続けられるか不安に思いました。

捕獲のこともいろいろ調べたりしていたから、たどり着く先で保護をされている人の勇士に喜んだりして。

ですが、私の現実に戻ると、苦しい想いと切なさがこみ上げてきた。

そんな毎日を送っていたんだよ、知ってたかな?、ニャゴニャゴ~。



170611_11


以前、ミケコツーを避妊のために外ネコ用に購入していたキャリーバッグは、体の大きなニャゴニャゴには収まらなくて、大きめのキャリーバッグを買いました。

使うことはなかったけれど、これは最近だとミーちゃんが使いました。

実はミーちゃん、ニャゴニャゴが旅立ってから様子がおかしくて、私、もう心臓バクバクで冷や汗が止まらず死にそうでした。

今年13歳のミーちゃんは、着実に老いがやってきていて、それを分かっていてもいつもに増して行動がおかしいことに気が付きました。

この時に初めてこのキャリーバッグを使いました。

血液検査、心音、肺の音、リンパなど、最も信頼する「動物病院心恵堂」の院長先生は、異常が見当たらない、精神的なものだと思います、との診断でした。

他の飼い主さんから聞いたのですが、院長先生は先日還暦を迎えたそうです。

電話で予約を取ったのですが、院長先生のお休みが増えていてなかなか予約ができませんでした。

年齢のためかと疑問に思って院長先生に聞いたら、腫瘍外科だったかしら?その勉強のために藤沢市まで通っているそうです。

研修は夜中まで掛かるようで、休日が増えたように見えますが、実際の休みは減っています、と話していました。

頑張ってるー

そして、いつも惚れ惚れするのですが、今回も血液検査の採取、上手でした!

ミーコに与えた精神的な負担の原因は、私です。

先生から「精神的な・・・」と言葉を聞いた瞬間、その意味が分かりました。

私のここ1カ月以上の毎日は、ニャゴニャゴのために使っていました。

ガラス越し、見ているのは分かっていました。

いつもそうです、ミーコだけは常に私を見ています。

ジン君のときもそうだったよね、気が付いていたはずなのに、ダメだよね、ごめんなさい。

病気じゃないと分かったのに、泣きそうになりました。




170611_8


今はミーちゃんが優先です。

人のこと言えないのに、旦那さんに厳しく言ってます(笑

あまり激しく遊ぶことをしないミーちゃんですが、久しぶりに大きめの段ボールが手に入ったので遊べるようにしたのですが、もう遊ぶことをしません。

年齢のせいもあるのでしょうが、反応の無さが寂しいですね。

少し前だったら、ジン君と取り合いしていたのに。 というか、取られていたのに。

最近は、一日の大半がご飯と寝る時間で終わっている気がします。

それはそれで、ミーちゃんの体力の限界もあるだろうから、うまく見極めて付き合っていきたい。

同じように私も年をとっていく、ミーちゃんの速度にはかなわないけれど。

そうだ、ニャゴニャゴが旅立ってから、1週間後に届いたご飯。↑

到着がだいぶ遅いのだけど、ニャゴニャゴが気に入っていたご飯を見ることができて何となく嬉しかった。



170611_5


ニャゴニャゴをやっとの思いで玄関の中に迎えられたのは、5月31日の暑い日でした。

弱っていたから触ることもできたけど、その状態で最後まで逃げていたので、嫌がることはしたくなかった。

だけど、お水を飲ませたくて、外で飲ませたお水は必死に私の手から口元へ、口の中に届いただろうか。

お日様が真上に登り、日が差してきたので、斜め前の旦那さんに頼んで玄関の中にどうにか入ることができた。

玄関の中は、光を遮る工夫をして急いで改良していたので、過ごし易かったと思う。

肺炎とか心配をするときじゃなかったと思う、最後にせめて着実にお水を飲ませてあげたくて、液体の飲み薬に付属していたスポイトを思い出す。

急いで洗浄して、新鮮なお水を含ませた。

このスポイトなら、口の中に入れても傷つくことは無いから安全、横たわるニャゴニャゴの口の中にお水を届ける。

口の反対側から流れ落ちるけど、そんなことは百も承知で、それでもお水は舌に届いたかな、そう願った。

間隔をあけて数回繰り返すと、口を動かせるような状態じゃなかったけれど、嫌がる素振りも見せた。

誰かに口の中に何かを入れられたのが嫌だったのだと思う。

そうだったね、ニャゴニャゴは、そういう猫だもの(泣

家の中では、たくさん撫でた。

嫌がらないように、優しく、風が撫でているかのように、ニャゴニャゴの心が落ち着けますように。



170611_13


主のいなくなった犬小屋。

仕事から帰ると、つい中を覗いてしまう。

お水は、今でも毎日取り換えているよ。

日中の暑い時間帯は、私の車の下で涼んでいたよね。


170611_14


朝夕は気温が下がって寒かったから、夏用の猫ベッドは1、2回しか使わなかったね。

でも、ニャゴニャゴの形跡はクッションに残っている。

きっと、寝ているとき、お口から血が流れ落ちていたのだと思う。



170611_15


この日もなかなか食べてくれなかったのに、すっかりその存在すら忘れていたサイエンスダイエットのネコ缶をダメもとで与えてみたら、食欲が出てたくさん食べてくれた。

美味しさにつられて、お代わりを待ちきれなかったのか、積極的に玄関の中に入ってきたので、私も驚いて笑顔がこぼれた。

寒さ対策のためにホッカイロの投入もしたけれど、暑かったり寒かったりが極端だった5月に、いつでも犬小屋の改良に対応できるよう、段ボールや新聞は玄関内に用意していた。

玄関を閉めようとすると、玄関の外に出るのは分かっていたので、私はニャゴニャゴの目の前で食べる姿をずっと見ていた。

でも、「玄関閉めたい!」って半分以上思ってた。

閉めていいの?って、何度も心の中でニャゴニャゴに聞いていた。


170611_16


日中はだいぶ調子が悪そうだったのに、瞬膜がひいてこちらをしっかり見ている。

ニャゴニャゴは、いつも私を真っ直ぐしっかり見る。

そのしっかりとした強い眼差しに、私は明日も大丈夫だって、元気をもらえた。



170611_17


写真を撮りながら、こちらを見て笑っているような表情が見られて、私はとても嬉しかったんだよ。

今笑ったよね?って聞いたら、またいつもの真面目な顔に戻っていた(笑

奇跡が起こるかもって、そんな風にいつも思わせてくれた。

このときも、真夜中だったね。

涼しくなって暫くした23時頃に、体調が少しよくなる頃を見計らって、ご飯の時間。

23時に食べられなければ、次は25時、26時と、いつだってニャゴニャゴがご飯を食べられる時が、ご飯の時間だった。

寝不足が続いて、視界が黄色くなったこともあったけど、不思議にフラフラになんかならなかった。

ニャゴニャゴを看取る前日に、一瞬姿が見えなくなって、焦って近所中を探しまわったときにピッコロのおばさんに会って、涙目でニャゴニャゴが居なくなったと話したら、私のことを可哀想に思ったのかな、「今日
アジサイ持って行くから」って言われた(笑

元気づけようと、してくれたのだと思う。

その日の夕方前に、旦那様と車でうちまで来てくれて、私の大好きな「カシワバアジサイ」を庭に植えてくれました。

ニャゴニャゴが弱っていたというか、私も弱っていたので、「い、今?!」と思いましたが、ピッコロのおばさんの優しさに救われていたのかもしれない。

でもね、開花期のこのときに植え替えはまずいのでは?と、後で思いました(笑

大切に、育てますね。





170611_18



ニャゴニャゴと出会って私が見てきた数年間の生涯は、お世辞にも幸せだったとは思えないものでした。

苛酷な外の世界は、厳しい自然環境との戦いだけでなくて、心無い人からの行為も数知れないほど受けていたと思います。

そんな毎日の繰り返しを、想像するだけで涙が出る。

必死に居場所を守って、その日のご飯を探し求めて、精いっぱい生きているのに。

自分の土地に入られるのさえ、許せない人がいる。

王様か!、そんなにお前は偉いのか、と聞きたくなるし、私は実際に口にしてしまう。

どんなに着飾っても、野良ちゃんの姿を見る目が卑しく変わる人を見ると、その実態を見て幻滅する。

ニャゴニャゴの壮絶な生きざまを、強いてしまったことを許してほしい。

ごめん。

最期を看取るときに私が掛けていた言葉はたくさんあって、きっとニャゴニャゴが飼われていた頃に可愛がってもらえた言葉をたくさん並べた。

どの言葉を覚えているだろうって、懐かしく思い出してくれたかなって、泣きながら声を掛けていた。

天国に旅立ったときは、私も暫く放心状態だったけれど、その日のお風呂の中で、今頃ニャゴニャゴは飼い主さんの元へ飛んで行って笑顔でいるんだろうって思えて、嬉し泣きした。

我が家の初めての外猫が、ニャゴニャゴだったから、一緒に暮らしていなくても、忘れられないよ。

初めて我が家の玄関に来た理由、あとで絶対に教えてよ。 →

キレイな毛並みで、お髭も立派で、耳の中もキレイだったから、きっと飼い猫だと思って保護しなかった。

その時だったら、まだ間に合ったのかな? そうかな?!っていつも、いつも・・・

ニャゴニャゴの残したもの、私の頭の中にもたくさんあるよ。





ブログランキング・にほんブログ村へ ← 大好きな飼い主さんに、会えたのかな? 虹の橋で、天国で、私のことも待ってておくれ!、ポチっとお願いします。
にほんブログ村



人気ブログランキングへ ← 愛の「ポチ」っと、してください。