お友達から、知り合いが至急黒猫の里親を探しているとメールがありました。

その数が、8匹と・・・

写真を送ってくれたのですが、とても元気そうな黒猫ちゃんたちでした。

外ネコなのでしょうけれど、とても大事に飼われていることが写真からうかがえます。

2歳くらいの成猫で、去勢や避妊手術は済んでいるそうです。

隣の農家さんから苦情を言われてしまい、その苦情が増大してしまったようなのですが。

外ネコを大事にしたいお友達さんの気持ち、畑を荒らされたくない農家さんの気持ち、どちらも分かります。





171005


お友達とは、震災ボランティアで知り合ったのですが、ツアーを通して何度か被災地東北で一緒に活動をしたり、地元で行われているボランティアに誘っていただいたりしていました。 → 

幾度となく震災ボランティアに参加していると、被災動物の話や支援など、そのお友達から耳に入りました。

そんな中で、我が家のネコ事情を話していたのかもしれません。

その友達のお宅でも、20歳を超える高齢猫がいて、最期の看取りを一生懸命にこなしている話もメールで聞いていました。

超高齢猫になると、人間のような認知症に似た症状が現れたりします。

甲斐甲斐しくお世話をしていたお友達の様子をその頃のメールで感じていたので、今回そのお友達の同級生からの黒猫SOSに、きっと気が気でなかったと思います。

私のところへメールが久しぶりに届いて、私も黒猫ちゃんのために厳選したお友達にメールを送りました。

9人へメールをして、本命の2人から良い兆しのお返事がもらえました。

本当に、このお二人には心から感謝なんです。

頼り頼られの仲ですが、小さな命を本気で助けようと動いてくれる人だから、嬉しい。

あぁ、そして、有り難いぃ。

厳選メールの友達からも、黒猫ちゃんの心配のメールが届き、私は毎日のように黒猫ちゃんに関するメールをやり取りしていました(笑

私の母にもお願いしていたのですが、母も一生懸命に自分の友達に声を掛けてくれて、でもダメでした。

年齢や、家庭の事情、色いろあるのは当然です。

そんなことにめげず、次は私の通っているフィットネスクラブでも里親探しで声掛けをしました。

こんなところに来ている人は、大概自分のことが一番大事で自分のケアで精いっぱいなんです。

ただ、猫飼いをされている人も多く居て、淡い期待を寄せながら声を掛けたのですが、うーーん、ダメでした。

あ、あきらめないぞ!

そして、黒猫ちゃんの飼い主さんである私の友達の同級生さんとも、今は直接メールをしています。

その彼女のお家は庭がとても広いようで、車の通りも少なく、環境の良い敷地内で幸せな暮らしをしている黒猫ちゃんたちの様子が伺えました。

ですが、お隣の人は仕事を定年後に畑仕事をしてJAに野菜を売っているため、猫の侵入に困っていたようなのです。

畑で猫の糞を発見したり、芽を掘られたり、黒猫を恨むようになったのだと思います。

彼女の家に、朝6時過ぎから来て苦情を言うそうです。

しかも、週に何度も来ると聞いたので、そんな大迷惑な行為は警察へ相談できると思ったくらいです。

その農家さんは、既に猫の件で動物愛護センターへ通報もしており、感心するくらい行動力が凄い(笑

実は私の家の隣も、道路を挟んで地主さんの畑があります。

隣の町内会の地主さんなのですが、私が外猫や庭の掃除などで外に出ていることが多く、話をする機会が多かったので仲良くさせてもらっています。

でも、地主さんなので面倒見が良いからなのでしょうね、気になることがあればすぐに動くし、見ないふりはしない人なのでいろんな人に注意しています(笑

そう言えば、ニャゴニャゴのときも、病状が重くなってからは遠くまで行ける体力が無くて、トイレを隣の畑でしていました。

私はそれに気づいていたのですが、どうしようもなくて、でも、隣の地主さんは分かっていたのでしょうね、消毒の薬を撒くだけで苦情を言ってくることはありませんでした。

なんて、私は幸せなのでしょう・・・涙。

重篤なニャゴニャゴの世話をしている時に、苦情なんか言われたら、それは立ち直れなかったでしょうね。

もっと、地主さんに感謝しないといけませんね、私、と思いました。

脱線しましたが、8匹の黒猫ちゃんのその後ですが、時間の制約もあって2匹は栃木県にある動物を預かる施設に連れて行ったと、つい数日前に友達からメールがありました。

辛い気持ちになりましたが、そうせざるを得ない人が世の中にたくさんいることも分かります。

見ない、知らないが出来る人なら、こんな悩みを背負わずに済むのでしょうから。

その2匹は、特に畑に行ってしまう猫だったそうです。

他の6匹の黒猫ちゃん、気になりますよね。

里親を探している彼女は、時間が無いことや気力が落ちてしまっていることをメールに書いていました。

彼女自身の気持ちに負担が残らないように、自分を責めないように返事をしました。

ただ、時間や気力は彼女次第なので、それでも里親を探したい気持ちがあるのならお手伝いしますとメールをしました。

彼女はすぐに動いてくれました。

旦那さまと一緒に、3段ゲージを3セット購入して、6匹の黒猫を2匹ずつ、まずはゲージ生活からスタートさせる覚悟をしてくれました。

そして、先ほど、今度は私の友達からメールが来て、彼女から5匹をゲージに入れることができたと連絡があったそうです。

辛くて苦しかったでしょう、その毎日が少しずつ前へ進みだした気がしました。

あんなに大切にされてきた黒猫ちゃんたちの背中を見たら、今までの彼女の苦しくとも決して黒猫ちゃんたちに優しさを忘れず愛情を注いできた日々が報われて欲しいと願わずにはいられません。






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