クロちゃんに追いやられ、ミケコツーとチャイロはもう暫くtobutori家に来ていない。

そんな我が家の一番初めの外猫は、ニャゴニャゴでした。

家の中にニャン達はいるけれど、キレイに掃除をしていたので猫臭みたいなものは無かったと思うし、肝心のフードさえ置いていないのに、ニャゴニャゴは玄関の前にある日突然座っていました。

そのとき、家を建てて既に3、4年は建っていたので、本当に驚きでした。

青天の霹靂とはこのことを言うのだと思うくらい、外猫がい付くことを予想だにしていませんでした。

今では、外ネコ世話歴4年くらいになるのかしら・・・笑。

ニャゴニャゴの後に、唯一のメス猫のミケコツーが来て、そしてチャイロが加わりました。

去年、疥癬を患ったガリガリのクロちゃんが現れるまで、この3匹が付かず離れずケンカも無くて、平和に我が家に、ただご飯をだけを食べに通っていました。

チャイロ、いつごろから加わったのかと調べてみたら・・・

2015年10月に書いたブログの後半に、少しだけ写真が載っていました。 → 

まだ小さくて、あどけない表情のチャイロ(笑)、生後半年くらいかなぁ。




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そして、今年の最後にtobutori家に通ってきていたのは、↑ 写真で調べたら半年前。 

ブログでは5月の初旬くらいまでは名前が出ているので、それから間もなくしてクロちゃんに追い出されたのだと思います。

 (チャイロがtobutori家に通っていた今年最後の写真、その時のブログ。 →  )

ミケコツーは、クロちゃんに追われながらも頑張ってtobutori家に何度も通っていたけれど、もう今は全く姿を見せに来ません。

チャイロも全く姿を見せなかったのに、長雨が続いたその合間の今日、tobutori家の駐車場、さらに言うなら私の車の下にいました。

私は、いつものようにクロちゃんに少量ずつご飯をあげるために、玄関の中と外を行ったり来たりしていて。

そうしたら、外でクロちゃんが威嚇のような声を出しているのに気が付きました。

もしかしたら!!

こういう時の勘は、鋭いものですね。

そういう思いで、外に飛び出たけど、誰もいなくて。

クロちゃんが見ていた駐車場にも、誰の姿もありませんでした。

でも・・・!

との思いで、再び車の下を見ると、

「いた!、いました!!、チャイロ。」 (喜)。




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初めは車の下でよく分からなかったんです、本当の姿が。

とにかく、すぐにご飯の用意をしなくちゃと、家の中に戻って、あっ、そう言えば、フード皿が無いよー。

クロちゃんに、カリカリ用とウェット用で2つのフード皿を使ってたのだったぁ・・・(泣

仕舞っていたニャゴニャゴのフード皿を出して、ロイカナの退院サポートを開けました。

と、その前に、今度はクロちゃんをこの場に留めておかないといけません。

クロちゃんにも退院サポートを与えて、そして、クロちゃんコールでなんとか玄関前に引き留めた!

それを何度か繰り返して、車の下から出てきたチャイロを見て、言葉が出なかった。





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目が。

右目がおかしい。

右目がくぼんで、瞳は真っ白。

真っ白の中に、赤い一線が・・・。 泣

たった、半年。

たった半年で、チャイロの片目は失われていました。

あぁ、そうか、大変だったんだね。

痛かったね。

痛みが無くなるまで、隠れていたんだろうね。

辛かっただろうに・・・ 涙。




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外で飢え死にしないように生きていくには、毎日がエサ場の確保と、ご飯の取り合いなのだ。

その中で、猫同士が互いにキケンと分かっていながら今日のご飯のためにケンカをしなければならない。

そして、弱いモノが去る。

tobutori家のご飯は、全員が食事から漏れることは無かったはずだから、無用なケンカもケガも存在しないと思っていました。

けれど、クロちゃんのように、余っているご飯を独り占めをする猫もいる。

そういう世界でした。

人の目からは可愛いように見えても、野良の世界は苛酷そのもの。

特にチャイロの場合は人慣れをしない猫だったので、ご飯にあり付けているか、ずっと心配で気になっていました。

同じ生粋の野良猫のミケコツーは、人に懐くし、世渡り上手というか、上手にご飯をもらえて生きていけると思っていたけど。

心配していたチャイロは、痩せ細ってはいないけれど、大事な片目を失って、お尻の方の毛もケガをしたせいなのかへこんでいるように見えた。

チャイロに餌場をとられた外猫もいるでしょう、それも考え出すと辛いだけで。

野良猫の平均寿命が、3~4年というのは、こういうことなのだと痛切に感じました。







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私のブログは日記代りで、tobutori家の記録になっています。

その記録のために写真を撮らなければと、ご飯を優先で慌てて撮ったので、やはりうまく撮れていなかった。

チャイロは、お皿に汲んだ水を飲みませんでした。

これはミケコツーも同じで。

腎臓病にならないように、5月にロイカナの腎臓サポートというカリカリをチャイロのために買っていましたが。

その直後にいなくなってしまったので、今日はそのカリカリの封を開けることができました。

そのカリカリを食べて、満足になるといつものように去っていきました。

相変わらず、シャーーーーーは、言われました(笑

今日は私がお休みで良かった。

休みと言っても、やることは山ほどあって(笑

今日は、ネモコの通院と、私の病院。

しかも長雨の合間で、大洗濯をしたのに思うように乾かない(汗

この季節の落ち葉拾いは、毎日掃いても落ち葉が止まらない(泣

明日も少しは晴れるようだから、庭に置いた鉢植えの移動。

あぁ、腰が痛い・・・

チャイロのことは、旦那さんに電話をして知らせました。

片目を失明していたこと、私一人で抱えるには重たかったから。

そうしたら、旦那さんの第一声が、「チャイロいたんだぁ~、死んでなくて良かったね。」

死ぬなんて言葉、聞いたときはドキッとしたけれど、確かにそう。

それでなくても数か月前の早朝に、チャイロに似た毛色の猫が車に轢かれていたと旦那さんから電話があって。

でも、違うと思う、と言う。

だったら、電話してこないでよー

やはり気になるから、走って見に行ったけれど、通学路だったからか、既にその姿はもう無くて。

チャイロの姿を見るまでは、そのことがずっと頭の中にあったから。

生きてて、ヨカッタ。

明日も、来るのだろうか・・・ チャイロ。




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クロちゃんが、まるで危険分子を見るみたいに、チャイロのいた駐車場を終始見ていました。

ですが、言わせてください。

tobutori家の外猫たちは、みんな仲良くご飯を食べるという秩序があって、

それを崩したのは、クロちゃん、あたなですよぉ・・・








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クロちゃんを引き留めるのは、少しばかり一苦労いましたが、チャイロとケンカにならずに済みました。

これだけ体格の良いクロちゃんですからね!

ジン君と同じ体形で、ずんぐりむっくりのチャイロでは敵わないと思います。

それでも、またおいで!と言ってしまう。









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