やっと、ブログを書く時間ができました。

なのに、少しの余裕もありません。

何から書き出せばよいか、冷静に考えることができないほど頭の中はグルグルと、そしてボーっとしてしまいます。

考えなければいけないことは山ほどあるのに、頭が動かない。

そんな合間に思っていたことは、今起きている大切な記録を残さなければと、それだけ頭の片隅にいつもありました。

でも、時間が無くて、心の余裕が無くて、分かっているのに手が動かない。



今、ネモちゃんは、再生医療へと、効果が未知数の治療法に託すことになりました。

今まで頼ってきた「ステロイド剤」が使えなくなったんです。

ネモちゃんの口内炎は免疫不全が原因と考えられるので、ステロイド剤で炎症を抑える以外に現状では食事をとれる方法がありません。

以前、「脱ステロイド剤」を目指したことがあって、体重が2kg台に落ち込んだことがありました。

食事をとれない姿を見ているのは、どれだけ辛いことか、私たちは嫌と言うほど味わってきています。

なので、副作用も考慮しながら、それでも食事が取れるようにステロイド剤の間隔をコントロールしながら利用してきました。

ステロイド剤にはいくつか種類があって、使い方次第で副作用が必ず出るような怖い薬だと獣医には説明を受けていましたが、実際は治療の術がない口内炎の対処に、私たちには救世主そのものでした。

それが原因か分かりませんが、ネモちゃんの血糖値が基準範囲を越えました。

糖尿病の発病です。



いつもの、ネモちゃんのトイレ。

終わった後のオムツがズシリと重かったんです。

これはおかしいと思って、旦那さんに血液検査へ連れて行ってもらいました。

先月の後半は風邪で寝込んでいたので、私は身動きが取れず。

定期的に、半年くらいの間隔で血液検査を控えていた矢先でした。

血糖が基準値を超えて300に迫る高値。

通院していた近所の動物病院で、糖尿病の疑いがあると言われました。

それからは、毎日が病院通い。

多い時は1日に2回通院しました。

多飲多尿、普通なら見逃してしまうそうです。

すぐに血液検査で基準値が超えたことに早めに気付くことができたので、食事療法を取り入れて調整することが可能かもしれないと、セカンドオピニオンを依頼した獣医に言われました。

そして後日、改めて詳細な血液検査をして治療法を考えていくことになりました。

数日後にセカンドオピニオンを依頼した病院で血液検査をすると、血糖値が600を振り切っていました。

測定器で測ることができない、600以上。

考えている暇なんてありません、その日の夜からインスリン療法が始まりました。



インスリン療法は、食事の管理ができてこそ成立するものです。

ステロイド剤が使えない今、口の中の炎症は日に日に酷くなるだけなので、ご飯は食べられない状況になっています。

ご飯が食べられないと、インスリンの投与が大変難しいと言われました。

焦りました。

そして、少しの沈黙の後、獣医の口から再生医療の話が出ました。

その病院は、細胞治療の取り組みをされていて、猫の口内炎と再生医療の話をしてくれました。

万能な先進医療の面もありますが、個体差もあったり、肝心な口内炎に有効かどうかは未知数です。

それでも、試すしか今は道がありません。

毎日、泣いてばかりでした。



そして今はもう、ドナーから脂肪の提供を受けて、獣医が脂肪幹細胞療法に取り掛かっています。

先週に手術で採取した脂肪から幹細胞だけを取り出して、培養しながら増えた幹細胞を1週間後に点滴で体内に投与します。

今のネモコは、完全にステロイド剤無しで、口の中が切り裂かれるような激痛と戦いながら、食事をさせています。

インシュリン投与のために、ロイヤルカナンの退院サポートを誤魔化しながら食べさせて。 泣。

数グラムの食事をとるたびに記録にとりながら、寝る間も惜しんで食べさせています。

毎日通院して、血液検査で血糖値の安定するインシュリンの量が2単位に定まりました。

これで栄養の吸収がやっとできるんです。

食べても痩せてしまう糖尿病というのは、インシュリンの量が大きく関わってきます。

ただ、本当に怖いのは高血糖よりもすぐに死に至る低血糖の状態です。

低血糖にならないように、インシュリンの量を見定めることが最も重要になります。

戦うネモコは、一時も目が離せません。






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