ビビの扁平上皮癌は、とても進行性の強いものです。

ずっと見ていた私は、知っていました。

一番怖いと思っていたので、どの獣医に対しても強く声に出して言ってました。

でも、どの獣医も進行の速さにスルーです。

余りの速さに耐えきれないから、私は1日単位でも遅いと思っているのに、一日でも二日後でも変わりませんからと、がんセンターの担当医にも言われてしまう。

地元で治療していた時に別の獣医から、一週間や二週間でも同じでしょうから、と言われショックを受けたこともありました。

ここにきて、高カルシウム血症の気配が出てきました。

急速に・・・

慌てた担当医が、1週間前の血液検査では数値がやや高めだった程度でしたが、ここまで急に悪化するとは・・・

そんな言葉を昨日電話で耳にしました。

やっと気づいてくれたのかと・・・、何度も言ったのに・・・、そう思いました。

何度もそう言いかけたのに、担当医は早口で自分の言葉を並べてくるから意見が言えない。

獣医の説明を聞きながら考えてしまう、素人の気づきなど医療現場には無意味なことなのかと。

昨日電話をしたら、朝からビビがぐったりしていると聞いて、あまりの辛さに体の力が抜けて床に伏せてしまった。

吐き気がずっと止まらない。

だって、昨日の夜までビビを触っていたのだから。

病室で点滴をしながら寝る姿も確認して、そして夜中に旦那さんと所沢から帰ってきたのだもの。

力が出ないし、息ができない。

なんとか立ち上がると、キッチンの中をしばらく歩き回っていました。



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 所沢から藤沢までの車中で、私の膝の上で爆睡のビビ♪)



11月28日(水)、日本小動物がんセンターへ入院した翌日に、CT検査と胃ろうチューブの設置を行いました。

前回のブログに書きましたが、CT画像診断の結果、小林先生がプランをたててくれた根治治療ができなくなりました。

外科手術が不可能と分かったことで、ホームドクターの元で緩和治療に入ります。

ですが、9月から数種類の抗生物質で治療を繰り返していたので、ビビの体は多くの抗生物質に抗体菌ができてしまいました。

そのために、胃ろうチューブの傷跡から分泌液が止まらない状態だったんです。

細菌検査で1週間後にその結果が出たので(遅い!)、効果のある抗生物質を退院予定の朝から使うことができるようになりました。

そのためお迎えで行った12月2日(水)には、胃ろう傷の説明を受けて退院を諦めることになりました。

私はどうしても連れて帰りたかったのですが・・・

感染症は、無視できません。

もう少し、もうちょっとで、お家に帰れるからね。 ツライ・・・




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 (藤沢までの車中は、ずっとゴロゴロ言いながら眠っているビビ♪)



ビビのCT画像診断の所見、全文を載せます。

これで、扁平上皮癌の怖さを知ることができます。

病気が治る、治らないの話ではなくて、同じような病気と闘うときに何かの参考になればと思います。



2018年11月29日

CT検査

 左目瞼は、7mmと肥厚し不均一に造影増強効果を認める。この病変は浸潤性に境界不明瞭に体表皮膚および皮下に広がる。尾側方向へは耳介起始部、頭側方向へは犬歯レベルの鼻梁部を反対側の右側まで、右方向へは鼻梁をこえて右第3目瞼内に浸潤、腹側方向へ亢進を置換するように認められる。左眼球にも浸潤し眼球癆が認められる。
 骨に沿っても浸潤が認められ、頬骨、側頭骨、前頭骨、上顎骨にそって虫食い状の骨破壊を認める。
 左下顎リンパ節5mmと腫大している。
 気管支壁はびまん性に肥厚し、少量の粘液栓が細気管支に認められる。
 腹部臓器に特記すべき異常所見は認められない。


コメント
 左目瞼を中心に認められる皮膚の粗造な肥厚性病変(扁平上皮癌)
 浸潤性が極めて強く反対側の右第3目瞼、正中を越えた鼻梁部、左側口唇、吻側は犬歯レベルまで正中を越えて、尾側は耳介起始部まで認められます。接する骨を浸潤性に破壊しています。境界は不明瞭で外科手術不可能です。
 左外側下顎リンパ節に転移性病変の形成を認めます。





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こんなに可愛いのに・・・

こんな恐ろしい病気に、かかっているなんて、信じられません。

間違いだったと、癌ではなかったと、誰かに言って欲しい。

病気の正体を知って、これほど怖いと感じたことは今まで無かったと思います。

どうしてこんなに恐ろしい病気があるのでしょうか。







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骨まで達しているということは、相当な痛みがあったということでしょう。

痛みを和らげる緩和放射線治療がありますが、今入院している癌センターで年内は無理と言われました。

そこで勧められたのが、三重県にある南動物病院でした。

三重県・・・

そこならすぐに緩和放射線治療をしてもらえます、と獣医は簡単に言います。

既にビビに関するデータは送られていて、緩和放射線治療で受け入れてくれると説明がありました。

三重県まで、ビビを?

家に帰る途中も、旦那さんとずっと緩和放射線治療について話し合っていました。

何度も話しました。

12月4日(火)は、私の仕事が休みでした。

いろいろな幸運が重なって、日大動物病院で緩和放射線治療をしてもらえることになりました。↑

予約が取れたのが、翌日の12月5日(水)。

ビビの退院の日でした。

所沢にある日本小動物医療センターから、藤沢にある日本大学動物病院まで、車で駆け抜けました。

その車中で、久しぶりに家族の元でゆっくり眠れたのでしょうね、ビビの幸せそうな寝姿が印象的でした。






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放射線治療が終わって、日大動物病院を出たのが22時15分頃。

胃ろうの傷が治りきっていなかったことと、放射線治療後の点滴を行うために所沢まで戻れたのが24時近くでした。

夜間診療の予約はしていたので、そのままビビの引継ぎをしている獣医に状態を説明して、私たちはビビの寝顔を確認して茨城へ。

私の喉風邪は治らないまま悪化して、翌日は仕事を休んで寝込んでしまいました。

藤沢から所沢までの1時間15分は、車中でビビに神経症状が出てしまいました。

クルクルと動き回って、私の声など届いていない感じでした。

私は神経症状のことを知らなかったので、ビビを落ち着かせるために必死でした。

所沢に着く30分前頃になって、やっと眠りについてくれビビ。

このまま連れて帰りたい気持ちになりました。

でもね、たくさんの人に支えられて、お力添えをいただいて、緩和放射線治療までたどり着くことができました。

年内にあと3回、藤沢まで通います。







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