2006年07月

じゃじゃ姫様

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レディの道は非常に遠く・・
我が家の姫様は少々お転婆が過ぎます..(汗

こんなに元気でいいの?・・!?
こんなに食べていいの?・・!!?
こんなに動いていいの?・・!!!?

マリのスピードロケットは、見ているこちらの方が冷や汗が出るくらいで、先日まで重傷だったとは思えない様子です。
それに、食べる、食べる! バクバク食べます!!
運動量も部屋中をボール遊びで明け暮れるので、半端ではないし、排泄も1日に2度します。
私の体力が持ちません..(笑

それに比べて、我が家の王子様ミーちゃんは遠目でマリの様子を観察しています。
近くに寄りたいけれど、何度も「シャー・・」の威嚇を受けているため、あるラインから出ないように固まりながら見ています。
とても不憫でなりません・・(泣
そして、食事も余り取っていません。

マリの恐ろしいほどの元気の良さに、うちのミーちゃんの大人しさを改めて感じることが出来ます。
我が家の平穏は、ミーちゃんによって維持されてきたのでしょう・・(笑
マリは、まだまだ子供・・
レディの道は、これからなんですもの?リボン ウルウル..音符

マリの我が家での元気な姿を見せようと、写真も本当にたくさん撮ったのですけれど、全てがブレててお見せできません。
嬉しいような・・、悲しいような・・(汗

マリの我が家

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今日、マリの41日間に及ぶ入院生活に終止符が打たれました。
本当に良く頑張ったマリキラキラ

いざ、我が家へ・・
ケージやトイレのセットも万全、マリが落ち着くまで旦那さんと代わる代わる側にいると、うちのミー様が襖を開けて覗き込もうと必死・・(汗
ミー様よりも、まずはこの環境に慣れなければならないマリのために、ミーちゃんへのご挨拶は後回しにしました。
ケージの中と、膝の上を往復するマリは、暫くすると疲れが出たのか暫く寝ていました。

その間に私達も食事をとって、ミーちゃんも食事を済ませると寝始めました。
ミーちゃんは、忘れるのが早いのかも・・
暫くしてマリの様子を見に行くと、トイレの中で寝ていました(泣
トイレって、思っていないのかしら・・

ボールとひたすら遊ぶマリの様子を撮りました(ブレていますが..)。
やはり、若いマリは疲れも見せず永遠に遊んでいます。
そして、うちの旦那さんもマリに付きっ切りです(汗・汗
そんな中、ミーちゃんがマリの部屋にソロソロと入ってきました。
マリに威嚇されて退散です。

今日、旅行中の父は旅先からマリの様子をメールで聞いてきます。
写真を送ると、安心していました。
今回のマリの費用も全額負担してくれました。
そのマリの費用についても、院長先生に感謝のひと言なんです。
2回に及ぶ手術、血液検査、レントゲン、注射25回、点滴11回、ワクチン接種、41日間の入院費、諸々・・
それが、何と二分の一となって計算されていました。
そうなんです、半額なんです!
それでも結構な値段ですが、院長先生のご好意で保険の利かないはずのマリは、人間以上の保険料負担が利いているのでした。

こうやって、マリは多くの人に支えられて、今ここにいます。
今日よりも明日、明日よりも未来に、マリはきっと立派なレディになることでしょう・・

幸せの一歩

ふぅ?・・ 今日も1日ハードだった(私なりに..)。

マリは抜糸も済んでいて、キレイな傷跡の状態で病室にいました。
細く長かった爪も丁寧に切ってあり、耳の中も綺麗に掃除してありました。
退院は間近だと思っていました。
帰り際に、オペを済ませた院長先生がマリの退院の話をしてくださいました。
今日にも退院できますよ・・
え・・、またそんな急に突然な?^^;(慣れてきたかも・・)

単純に嬉しさと、旦那さんにどう伝えたらいいのかという不安の半々で、急いで帰宅、大掃除?!!
マリの退院のことは父にも母にもそれぞれ連絡して、半分の嬉しさを分かち合う。
もう半分の思いである不安という気持ちは、やはり旦那さんの立場になれば当然なのかも知れない。
今となっては、愛猫のミーちゃんを迎える時もそうだった。
だけれど、迎えた後の愛情の深さには私自身頭が下がる。

今の家族の幸せがあって、私は初めてマリが迎えられるのだから、手放しで喜んでいる訳ではない。
ただ、ここまで本当によく頑張ったマリへの気持ちは別である。
そして今、マリを迎える準備を整えている。
旦那さんに、ただただ感謝である。

私の考える理想の夫婦像は、『夫は妻を幸せにし、妻は夫を幸せにする』であります。
家庭の中で、奥さんが笑顔でいなかったらそれは旦那さんの責任です。
また逆に、旦那さんが笑顔で家庭にいなかったら、それは奥さんのせいです。
結婚して以来そう思っている私は、常に反省と喜びの繰り返しです。
今の私はどうなんだろうと・・そう心の中で考えています。

明日は注文していたマリのケージが届きます。
マリの退院も目の前です。
そして、マリの人生もこれからが本番です!

マリの退院

こんな書き方で、本当に申し訳ないと思うのですが、少しでも早くお知らせしたくて・・
今日の面会でマリの抜糸が済んでいました。
帰り際に他の患者のオペを済ませた院長先生が私に気が付いて、もう退院できますよ。
そう笑顔で仰ってくれました。
それが、今日にでも退院できるというのです 汗・汗・汗
直ぐに帰宅して、部屋の大掃除、ケージの購入・・今に至ります。

それに、これからしごとなんです。
今日は6時から11時までと、今日の更新が危ないので、取りあえずこんな形で報告となりました。
う、もうこんな時間

キレイな傷

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マリの背中を見てください。
こんなに綺麗に縫合されています。
実は、手術後マリの背中を見るのは今日が初めてでした。

いつものようにマリを膝の上に乗せていると、マリの背中が見えることに気付きました。
想像できないほどに痛々しさも感じられない状態を見て、嬉しさが込み上げてきました。
思わず獣医を呼んで、嬉しさを伝えたい気持ちになっていました。
振り返ると、院長先生も他の獣医も助手も大忙しで対応に追われていました。
私の笑顔は固まりましたが、感謝の気持ちでまたマリの背中を見つめました。

今日の写真、実は全てがブレていてこの写真が残りました。
以前にもこんなことがありましたね・・。
ブレていることに、こんなに嬉しい気持ちでカメラを向けられるなんて、ホント幸せなことなんですね。

我が家に帰ると、ミーちゃんが待っていてくれました。
自分をネコだなんて、きっと思ってもいないんですよ・・
それで、いいんですけどね!

悩みは尽きない

今日いただいたコメントを読んで、改めて私の悩みの質が変化していることに喜びを感じます。
そうは言っても、我が家にとっては深刻な大問題であって、今の幸せな生活を変えることに100%賛成できないのも事実なんです。
でも、不思議ですね・・

つい数日前や、数週間前までの胸を引き裂かれるような私の心の震えは、やがて皆さんからいただいた応援や励ましのコメントに支えられることとなりました。
そして、感謝の心で満たされながら勇気を出してマリに会いに行くことができました。
例えどんなに忙しくて大変でも、マリに毎日会いに行けばその愛がマリを救うと信じていました。
人も猫も同じです、子供に一番必要なのは愛されているということを自身で感じられているかどうかだと思うのです。

マリを救ってくれたマリ自身の生きる力と、マリの力の根底である母猫の授けた命の強さと、神様のくれたマリの運命。
そして、マリの生きようとする力をサポートしてくださった院長先生や獣医師、スタッフの存在に深い感謝の念が募ります。

今も、マリについて我が家の問題で悩んでいますが、ここまで辿り着けたのは奇跡に近いことなのかも知れないですね。
大事なものを見失わないように、私の大切な愛する家族と奇跡を起こしたマリを守っていかなければなりません。

本当に大事なものって、そう簡単には見えないのでしょうけれど・・

この先・・

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今日もマリは元気です。
一昨日から、マリの病室に猫砂の入ったトイレが設置されました。

今までマリのトイレは外の大きな世界の中、今はこの狭い病室内でトイレはシーツの上です。
我が家に来れば、暫くはケージの中での生活になります。
勿論、トイレも覚えてもらいます。
マリはまた、見たこともない違う世界に移動する訳ですが、子猫と言うこともあって順応性に富んでいるのが救いです。

マリの病室へ案内してくれたスタッフに聞いてみると、排泄をトイレの中で済ませていたそうです。
さすが?! マリ..拍手

マリのトイレの心配は、悩みの一つに入らないくらい即クリアでした。
それで、一番の大問題はこの社宅に無事住めるかどうか・・です(恐

一昨日の夜に、旦那さんの口からマリの今後について話が出ました。
どうしても、マリを我が家(社宅)に迎い入れることは無理だというのです。

この事故でマリを病院へ連れて行った時から、無理を承知で私は引き取ることにしていました。
(そうでもしないと、マリは状態の悪さからも安楽死の方向だったので・・)
社宅に猫を連れての生活は、さすがの私でも引け目を感じています。
それでも、我が家のミーちゃんは爪で柱を傷付けることもしないし、家の中もネコ臭くはないし、とってもキレイに使わせていただいています。
・・って、こんなの理由になりませんね(汗

それを、さらにもう1匹と言うのですから、旦那さんの動揺する気持ちも分ります。
普段から、ミーちゃんの鳴き声にも気を使っているくらいだから、多少なりとも察するところはありました。

それに、マリはまだまだ子供。
ミーちゃんを拾った時よりも、ケガの具合もはるかに悪い!!(ミーちゃんも拾った時はケガをしていた^^;)
当時働いていた(パートだけれど..)私でしたが、留守中にネコの鳴き声が洩れては大変と仕事も辞めました。
今回も、仕事を辞める必要性があるというのです。
若しくは、社宅を出るか・・(泣

・・で、昨日はマンション購入を考え抜いて物件を見に出掛けていました。
考えれば、考えるほど、社宅って素晴らしい!!
マンションだって魅力はあるのよ、何より新しいし、キレイ?♪(単純)
あと少し、社宅で暮らしながら貯金をして貯まってから家の購入を考えていた私。
借金は、少ないほどいいですからね!

このマンションが建つのは来年の話。
来年まで、社宅で無事マリとの生活ができれば、その先も大丈夫のような気もするけれど・・

今、旦那さんから電話があって仕事帰りにマンション情報誌を買いに行くけれど・・、と私の仕事帰り時間を気にしていた。
ああ、私もそろそろ仕事に出掛けなければ・・

ハードな毎日

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今日もハードな1日でした。
マリちゃんのお見舞いを終えて、私の実家に旦那さんの実家から送られてきたスイカを届けに行きました。

旦那さんの実家から毎年いただくこのスイカは、日本一と言っても過言ではないほど、サイズも大きく、味もバツグン!!
心のこもった美味しい便りがいつも届けられてきます。
私って、ホント幸せ者?..♪

実家の周りでは、マリの大好きな母猫のサビィと姉弟猫の白黒ちゃんが寄り添いながらくつろいでいました。
マリよりキャシャで控えめだった白黒ちゃんは、今ではマリよりも一回り大きく逞しい感じさえします。
やんちゃな白黒ちゃんに母猫サビィも手を余しており、落ち着いていられない様子でした。
本当だったらマリが遊び相手を務めていたであろうに、白黒ちゃんの走り回る姿を見ながら複雑な気持ちでした。

元気に走り回る白黒ちゃんを後に、私はその足で午後の仕事に向かいました。
うちの旦那さんも、マリの面会からずっと一緒だったので、自宅前でサヨナラです..(汗
私の旦那さんは、いつも私に振り回されていてホントにお気の毒・・(汗・汗
でも、大好きな私と結婚できたのだから、彼の中では超幸せなことなのだろうと疑いません(笑

こんな我が家に、もうすぐマリがやって来ます。
マリのために、生活の場を整えなければなりません。
我が家は社宅、愛猫ミーちゃんだけでもヒソヒソと暮らす毎日だというのに、マリがやってきたら、さぁ?どうなるんでしょう..(泣・笑

マリの力

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今日、マリに会うのが怖かった。
マリにどんな風に触れたらいいのか、正直不安でいっぱいだった。
マリに笑顔で話し掛けられるかと・・

いつものようにスタッフに病室まで案内されると、何とマリは立っていた。
その時の私の驚きようは一瞬声を出すことさえ忘れてしまったほど、感動だった。
スタッフが笑顔で、「朝ご飯も既に食べ終えたんですよ」と教えてくれた。
信じられない・・

昨日、院長先生に「明日、マリにご飯を持ってきても食べてくれますかね..?」と聞いた時、「ええ、食べると思いますよ?」と普通に答えていた。
その時は信じられなかったけれど、本当だった。
半信半疑でマリの食事を用意していた私だったけれど、マリに与えるといつものような勢いはなくても食べてくれた。
マリの生きる力は、本当にすごい!!

皆さんからいただいたコメントにも、やはりマリの状態を明るく見通せることはなかったと思っている。
事実、多くの患者を診ている院長先生もそう考えていたのだから。
実際に傷を見た私も、何日もそう思っていた。
だから、苦しんだ。

マリのために仕事をすることで、少し忘れる時間がとれていたのかも知れない。
あの傷を見て、ただ家に閉じこもっていたら、もっと辛かったと思っている。
こうしてマリの状態をブログで記すことがなかったら、更に落ち込んでいたと思っている。
マリの生きる力に教えられたことは、絶対に諦めないと言うこと・・
私は何もしていないのに、無責任なことを言って願っていただけだけど、マリに教えてもら得たことは、何より命の大切さ。
どんな命も、みな同じ!

退院間近なマリの周りには、今日もまた瀕死の状態で酸素室に入れられた命の闘いが始まっていた。
獣医師の顔には、笑顔とそれを支える涙があることをこの病院内で知ることができた。
本当に、心からありがとう・・ 

マリの痛み

マリの手術が、今日無事に終わりました。
不安が募る中、良い知らせだけを信じて時間を過ごしました。

酸素室は他にも重病なワンちゃんと、猫ちゃんが既に入っていました。
そのまた別室に、マリは横たわっていました。
まだ、痛み止めが切れていない状態・・
院長先生の説明も上の空で、弱々しい息をしたマリがそこにいました。
手術は成功と言っても、マリのこの痛みは拭うことはできません。
朦朧とした意識の中で、マリはまた恐怖と痛みとの闘いをしていました。

声を掛けようにも、私自身の声が消え入りそうで、涙が直ぐにでもこぼれ落ちそうになる。
「マリ、エライね! よく頑張ったね・・」
小さな声で繰り返しました。
マリは、薬が効いているので反応しません。
でも、片目が見開いたまま・・

怖いのね・・
何をされるか分らないから、怖いのね。
大丈夫だから、目を瞑って・・ お願い。
優しく目に手を当てて閉じようとさせるけど、また開こうとしている。
こんな状態の時でさえ、マリは野良の強さを体に覚えている。

思っていた以上に、マリの足は断脚されていました。
「神経はありました・・」
そう、院長先生は仰っていました。
「2?3日後の様子を見て直ぐに退院できますよ」と言われたのに、私は目の前の小さなマリを見て喜べないでいました。

だって、今朝のマリはあんなに元気だったから・・
私の膝の上から落ちそうな勢いで、はしゃいでいた・・
マリが、マリが・・

良くなるための第一歩。
そうなんだよね..、そう今朝まで思えていたのに、今はマリの苦痛を思って涙が出てくる。

マリ・・
あの姿が目に焼き付いて、心が壊れそう・・

明日、会いに行く。
マリの大好きなご飯を持って・・!!
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