どんなに泣いても..、どんなに悲しんでも..、どんなに悔しがっても..、マリはいない・・・ということが、ようやく分ってきたような気がします。
まるで、マリがいなかったように、マリという存在が無かったかのように、遠い遠い日々だったような感じがします。
そうであったらどんなに楽だろう・・・
マリを知らなかったら・・・ どんなにこの気持ちが救われるだろう。
マリはとても、とても短い一生の中で、私たちの記憶に鮮明に生きました。
本当にいい子でした。

お母さんは何もしてあげられなかったよ・・・、マリ..。
お母さんは、マリに何も伝えられなかった。
こんなにも大事なマリのこと、こんなにも愛おしいマリのこと、何にも何にも伝えていなかった。

明るくて、いつも元気なマリ。
大事故のケガにも、大手術にも負けなかったマリ。
食欲旺盛のマリ。
甘えん坊で、お転婆なマリ。
お母さんの膝の上が大好きだったマリ。
大きな声で私を呼んでいたマリ。
つぶらな瞳がいつもキラキラして、真っ直ぐに見つめてくれていた。
そんな、そんなマリ・・・。

お母さんは、お母さん失格。
マリを独りぼっちで逝かせてしまった。
マリの最期を思うと、一人病院で逝かせてしまったことを思うと、私は、私は涙でいっぱいになる。
待っていたの? マリ?!
待っていてくれたかな? マリ!!
マリ。

マリがいなくなってから、精神的につらくて、風邪をひいてしまった。
一人になると涙が止まらなくて、なるべく一人にならないようにした。
ようやくマリのことを書き込めるようになりました・・・。
ブログを開いて、マリのことをずっと見守ってくれていた方々のお名前を久しぶりに見ることができて、私はまた泣きました。
涙が止まらなかった。
皆さんが応援して見守ってくれたマリの命を、ごめんなさい・・と。
こんなにもマリは愛されていたんだよ・・そう、マリに伝えました。

マリは1歳と半年。
まだ、子ども・・・。

妹が言ってくれました。
あんな大事故をして、マリちゃんは長生きしたよ・・・と。
決して長い猫生ではなかったけれど、長生きできたと思うよ、そう言ってくれました。

振返っても、マリはいい子・・・それしか言葉が見つかりません。
本当にこんなにいい子はいません。
マリは自慢のいい子..です。