2016年12月

ビビ、いつも目が座ってた!

引き続き、特集号です。

今回は、次男のビビ。

この一年を、写真を通して今月から遡ってみると、ビビの目の大半が座っていることに気づかされました(汗

題して、「次男ビビの目を追う!」編です ↓




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知ってるにゃ!


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知ってるにゃ!


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それも、知ってるにゃ!


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分かるにゃ!


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そうにゃ!


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知ってるにゃ!


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いつになったら目が座るにゃ?


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しらんがにゃ!


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おっ、少し目が座ってきたにゃ?


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座るというか、落ちるですにゃ!


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目が座り始めたにゃ!


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それにゃ!


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これも、座っとるにゃ!


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上を向いても、目が座っとるにゃ!


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寝ないでくれにゃ!


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自由すぎるにゃ!


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まぁ、まぁ、かわいいにゃ!


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つぶらな瞳にゃ!


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だまされたにゃ!


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全開にゃ!


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また寝る気にゃ!


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特集中にゃ、ちゃんと仕事しろにゃ!


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こっち向いてくれにゃ!


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完全に寝とるにゃ!


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よし、起きたにゃ!


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いい感じで、座ってるにゃ!


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お迎え、ご苦労にゃ!


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嬉しいのか、嬉しくないのか、どっちにゃ?


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拗ねてる目も、いいにゃ!


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こちらこそ、よろしくにゃ!!







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ミーちゃん、おやすみ特集にゃ!

最近、我が家のニャンたちのことを書いていなかったのに気づき、今さらですが特集号を!

写真で繋ぐ、今年のミーちゃんを遡ってみました。

題して、そのままの「長男ミーちゃん、今日も寝る!」編です。




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ミッキーマウスの木

「ミッキーマウスの木」を知っていますか?

私は、まったく知らなくて。


 ↓ こんな感じで実が黒くなり、見た目が「ミッキーマウス」に似ているので、そう呼ばれているようです。

ミッキーマウスノキ







(「ヤサシイエンゲイ」様より、画像をお借りしました。)



本当に、そっくり!

正式な名称は、「オクナ・セルラタ」と言うそうです。

ネットで検索すると、ミッキーマウスに近い画像が山ほどありました。

南アフリカ原産で、花期間が6月から9月(花は黄色♪)、その後に実の観賞が楽しめるようです。

ですが、なかなかミッキーマウスに似せるには決して容易ではないみたい(笑

10月頃、その苗木をいただきました。 ↓


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が、しかし、ネコ草と勘違いしたのか、ミーちゃんが齧ってしまいました(泣) ヒィーーー

まさに、想定外でしたよぉ。

ご近所の方からいただいたのですが、はじめは木の名前を言われてもピンときませんで。



「ミッキーツリーの苗木、いりませんか?」


私の頭の中では・・・・・

  (ミッキーツリー? ミッキーツリーって言ったよね、聞き違いかな?)



念のため、聞き返すと、今度は「ミッキーマウスの木」の苗木です、いりませんか?」



私の頭の中・・・・・・・・・

  (「ミッキーマウス」とどうしても聞こえる! ミッキーマウスの木なんて初めて聞くけど、今の合っているのかな?)



何度か同じような会話が続くほど、初めて聞きましたよ、ミッキーマウスの木!! (笑)


名前からして、原産国は日本ではないと思ったので、大木に成長したら困ると思い、その場は丁重に遠慮してみました(笑

ネットで調べると、常緑低木とあったので、それなら育てられるかも!と思うも、我が家の観葉植物はちょっと多めと思い直し、水やりと世話に明け暮れたりもするのでまた慎重に考えてみました。

しかも、冬の温度管理が大変そうで、10度以下だと枯れてしまうそうです。

幸い、うちには蓄熱暖房機という冬の強い味方があるので、その問題はクリアできそう。

花はキンシバイに似て可愛いし、実も珍しいというか、面白そうだし(笑)、育ててみようかなぁ~♪

苗木がたくさんあると言っていたので、とりあえず2~3本をいただくことにしました(笑

それなのに、いただいてすぐにこんな悲惨なことに!  あぁ・・・(泣)


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ミーちゃんに齧られた苗木は、そのまま土から抜かれていて、根が乾いた状態でした。

すぐに、応急処置というか、水につけました。

この方法で良いのか分かりませんが、苗木に今欠けているのは「水」です。

酸素もあるし、傷を治すには土から栄養をもらう必要もありませんから、水と思いました。

1週間以上この状態で様子をみましたが、枯れる様子はなかったので(ヨカッタ!)、植え替えをしました。



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ミーちゃんはネコ草が大大大好物なので、再発防止のため場所を変えなければなりません。

温度環境のことがあるので、リビングから遠ざけることはできないし、少し高い位置へ苗木を移動させました。

今はまだ苗木状態ですので、実を拝めるまではもうちょっと時間が掛かりそうです(笑

ご近所の方もミッキーツリーを育てるのは初めてのようで、苗木の数が多いからビニールハウスを購入して育てていると聞きました。

開花が待ち遠しいです(笑



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お天気が良くなると、今は室内に入れてある君子欄を外に出して水を与えます。

冬はとくに水の与え過ぎに注意をしていますが、室内だと風通しが悪くなるので、やはりお外に出したりと・・・

大きな葉っぱなので、ホコリが付き易いため、ティッシュで拭いたりも・・・汗



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ピカピカです☆

植物のことだけでも、結構な時間を費やしたりしています。

でも、誰も褒めてくれません(泣

今は、シャコバサボテンが美しい花を咲かせています。

だいぶ株が古いので、次は思いっきり葉を切り込まないといけないかも。


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2代目カマちゃんは、お散歩が好きで、カマちゃんハウスから隣にある植物の支柱までよく出掛けています。

あまり水を飲まないので心配していたのですが、昨日はたくさん飲んでくれました。

水の飲み方を学習してくれたのかな?

カマちゃんに気持ちが向かうと、時間があっという間に過ぎてしまうので、セーブしながら世話をしています(笑

カマキリは、当然ですが動いているものしか食べません。

生きているミルワームを与えていますが、それも可愛いと思えるので、いつも複雑な気持ちでいました。

今回の保護でも、ご飯の問題があったので、気が引けていたのですが保護をしました。

命をいただくたびに、頭を下げる思いでいます。






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カマちゃんがやって来た!

今日は、ふたご座流星群が東の空に22時ごろ見られるとのことで、先ほど玄関に出てみたら!

真っ暗な中に、いました。 ニャゴニャゴがぁ~

こんな夜中に黙って外にいても、私は気が付かないよぉ。

と言いながら、温かいご飯の用意をしました。


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寒い季節は、とくに水の飲む量が減ります。

病気を防ぐためにも、水分をご飯からでも多少なり摂取してほしい。

こんなとき、スープ仕立てのパウチは、非常に助かると思いました。

気取った風のスープ仕立てのご飯を、はじめは大して腹の足しにならないと考えていたのですが、買っておいてよかったとつくづく思っています。


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結局、今夜の流れ星は月の光が強かったこともあって、一つも見ることはできませんでした。

ですが、今年の流れ星は結構見ているんですよ~(笑


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全国的に寒波が居座っています。

蓄熱暖房の上には、温められたパウチが更に増えました。

ニャゴニャゴの他の3匹は、皆勤賞並みに通ってきていますが(笑)、なかなかニャゴニャゴの姿を見られなくて心配しています。

そんなときに、ふっと姿を現すんですよね~

そして、今日の3時半過ぎでした。

昨夜の雨風がとても強くて、例のごとく落ち葉がもの凄いことになっていました。

今日も落ち葉拾いと思っていたのですが、あまりの寒さに外に出られなくて3時過ぎにようやく。

最近は、職人のように手の方が早くなっていて(笑)、箒で掃かずにグローブをした手で落ち葉をつまんでいきます。

サッサ、サッサと、めちゃめちゃ早いのですが、大量に拾っていた矢先、ハッと手が止まりました。


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カマちゃんが、庭木の大量落ち葉の中にいました。 ↑

当然この寒さです、動けずにいたので、あと少しでつまんでゴミ袋に入れそうになりました(汗

昨夜の暴風で飛ばされてきたのでしょうね、必死に葉っぱにしがみつきながら固まっています。

でも、キレイな緑色。

生きています♪


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12月に入ってから、暖かい日が続いていたけれど、まさか12月の寒空の下、カマキリが生きているなんて。

いったい、食事はどうしていたのでしょうね。

今週末は、氷点下になる予報です。

それでも、こうして力強く生きていたカマキリを見て、このまま保護してよいものか迷いました。

迷っても、この家にたどり着いたんだもの、これも縁なのだと思い、やはり保護をすることにしました。



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昨夜の雨は強く、そして風も強く、寒波という激寒さのなか、よく生き抜いたものです。

そんなことを思いながら、ふとお足元を見ると、ミケコツーがご飯を食べ終えて側にいました。

カマキリが動いていたら、きっと危なかったでしょうね(汗


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落ち葉拾いのときは、大概クロちゃんか、ミケコツーが私の周りで邪魔をしてきます。

本当は、一緒に遊びたいのでしょうけどね(笑

私も、大量落ち葉を前にいつも必死だから、ダメよ~なんて言いながら掃除をしています。

ゴム製のグローブをしたままクロちゃんを撫でると、変だなぁと思いながらも気持ちよさそうにしています(笑

クロちゃんと、ミケコツーは触ってもらうのが、とっても好きなんです。


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チャイロがいないときは、ほとんど我が家に張り付いているクロちゃん(笑

カルカンを食べて、いい感じに脂肪を蓄えています。

冬のお外で生活をするには、脂肪を蓄えて寒さ対策をしなければ風邪をひいてしまいます。

風邪をひくと鼻が利かなくなって、ご飯を探すことや、食べることができなくなります。

食べ物が目の前にあってもニオイで確認できないから食べない、ガリガリに痩せていく外ネコをたくさん見てきました。

そんな思いは、させたくないです。

健やかに、生きてほしい。

そして、我が家に縁あってやってきたカマちゃん2号。

カマキリの寿命は大変短いですが、家の中なら冬の間も運よく生きることができます。

tobutori家に、カマちゃんが仲間入りです。


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2年前の12月2日、一代目のカマちゃんも強風の後にやって来ました。

そして、私にカマキリの可愛さをたくさん教えてくれました。

翌年の5月28日まで、長生きしてくれた先代のカマちゃん。

あぁ、懐かしいなぁ。

カマちゃん2号も、来年の春まで頑張ろうね! 







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マリー・アントワネット展

先月、「マリー・アントワネット展」に出掛けてきました。

場所は、六本木ヒルズの森タワー52階、森アーツセンターギャラリー。

前回のお出掛けは、GW前に東京都美術館へ「若冲展」に行っています。

東京進出は、半年ぶりですね(笑

しかも、この若冲展の待ち時間は3時間近くあったと思います。 ホント激混みでした!

ですが、見応えあって、良かったですよ~

異彩に、異才、放っていました(笑


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そして、今回の「マリーアントワネット展」。

この展覧会は、ヴェルサイユ宮殿が監修した4番目の大規模なマリー・アントワネット展になるそうです。

これまでの3つの展覧会は、すべてフランス国内で開催されていて、今回フランス以外での開催が日本で初めて!

日本でこれほどの人気を持つ理由は、まさに池田理代子さんのあの有名な漫画作品、「ベルサイユのばら」の貢献が大きいでしょう。

私、全巻揃えていましたよ~

悲劇的な運命をたどったフランス王妃マリー・アントワネット、この展覧会から見てとれるマリー・アントワネットの生涯は、まさに「ベルばら」そのものでした。

「ベルばら」が、いかに史実をもとに描いた漫画作品であるかを思い知ります。

その波乱の一生は、絵画と愛用品を目の前にして、想像が膨らみました。

とくに革命前後の手紙を目にすると、その心境を思い、息づかいまで聞こえてくるような鬼気迫るものがあります。

芸術的な絵を鑑賞するというよりも、実像に近づける肖像画を見ながら生涯をたどることのできた展覧会でした。

開催期間は、来年2月16日まで。

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光り輝くフランス王妃、素晴らしい肖像画ですね。

「ベルばら」のイメージが強いので、どの肖像画を見ても可愛らしく見えてしまいます♪

ここでは、ヴェルサイユ宮殿のコレクションから家具調度品、絵画作品など約200点あまり出展されています。

宮殿内にあった王妃のプライベート空間「プチ・アパルトマン」が原寸大で再現されていたり、3Dプロジェクションマッピングによる図書室の再現もなかなか興味深かったです。

入浴の習慣を持ち込んだのもマリー・アントワネットでした。

浴室の再現もあるのですが、小さめの浴槽でしたが、よく見ると麻のシーツで覆われています。

これは、当時の浴槽が銅製だったので、金属が肌に触れることを避けるために使用していたようです。

この入浴習慣によって、「香水」に変化が現れます。

体臭などの臭いを誤魔化す香水の役割が、現在の香りを楽しむ香水として生まれ変わりました。

さすが、ファッションリーダー。

こんなふうに、女優の木村佳乃さんの音声ガイドを聞きながら展示物を見て回ります。

会場は、絵画など展示物に対して説明書きが少ないので、600円の音声ガイド(特製ブックマーカー付き)は必要でした。

その音声ガイドで、木村佳乃さんの案内は違和感なく聞けるのですが、私はアニメ「ベルばら」の声優さんに慣れているので、音声ガイドから流れてくるマリーアントワネット役の宝塚の女優さんや、フェルゼン役の声優さんのガイドは大変上手なのですが、耳に馴染みませんでした(汗


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 ( ↑ 再現された王妃のプライベート空間「プチ・アパルトマン」。こちらは写真撮影OKでした)

唯一、写真撮影の許されていたプチ・アパルトマンでは、自分を入れて撮影している人が多かったです(笑

家具や装飾品、刺繍やその図案などを見ていると、マリー・アントワネットの好きな色・形、そこから受ける彼女の印象が分かるような気がしてきます。

イメージ通り、明るくて愛らしい人だったのでしょう。

そして、マリー・アントワネットの実母マリア・テレジアが日本の漆器をこよなく愛されていて、その影響で数多くの素晴らしい漆器のコレクションが見られました。

伊万里焼や、漆器類に華やかさは感じられませんが、煌びやかという存在感は十分ありました。

遠い異国「日本」は、どんな美しい場所として想像されていたのでしょうね。

数多く展示された肖像画の中で、ひときわ美しく感じられたのは、画家のヴィジェル・ルブラン。

彼女は、マリー・アントワネットの肖像画を数多く手がけました。

そして、ルイ16世の妹「エリザベート・フィリッピーヌ・ド・フランス」の肖像画は、存在そのものが慈愛に満ちています。

調べてみると、天使のような女性だったという証言がいくつも残されているそうです。

自分の領地の村人に自ら出向いて施しをされていたことは、ルイ16世も同じようなことをされていて有名な話のようですが、自分の死刑判決を受けたときも周りへの気遣いは変わらず、同じ場所にいた囚人にさえ続いたそうです。

マリー・アントワネットの華やかな宮廷生活がひとり歩きをし、王室への強い反感を買い時代は革命へと動いていくわけですが、ルイ16世もまた頭脳明晰で意外でしたが軍事面での知識もかなり豊富だったようです。

当時、罪人への拷問は当たり前のように行われていましたが拷問を禁じたり、科学や技術など理科系に優れた頭脳は、ギロチンの設計図を見て問題点を見抜き完成度を高めるほど。

それまでの死刑は、使用された道具が斧だったりして処刑のミスが多くあり、その様があまりに残忍だったため、ギロチンは人道的な方法として採用されます。

「ベルばら」で、フェルゼンがアメリカ独立戦争に参加していたのを覚えていますが、実際のルイ16世はそのあいだフランス海軍にイギリスの漁民に不安を与えないよう命じられ、その寛大さにイギリスから感謝されたそうです。

調べれば調べるほど、「ベルばら」のルイ16世と違っていて、姿かたちだけでなく行動まで格好良いんです(笑

そして、あまりに目立つ王妃マリー・アントワネットの影に隠れてしまって、「ベルばら」ですっかりノーマークだったルイ16世の妹王女エリザベート・フィリッピーヌ・ド・フランスの類い稀なる優しさ。

どうしても処刑されなければならなかったのでしょうかねぇ。

王妃マリー・アントワネットが、果たさなければならない務めに気づいたときは時すでに遅し。


今回の展覧会で目にする処刑台に向かうマリー・アントワネットの絵は、やはり印象に強く残る絵の一つなのですが、彼女はどんなことを思って天を見上げていたのか。

想像は膨らみますが、展示されている多くの絵には伝わってくる真実味があるので、説明書きが少なくても迫力満点でした。

 
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 ↑ お土産売り場を過ぎると、すっかり日が暮れていました(笑

国民の増悪の対象にまで落ちてしまったマリー・アントワネットですが、「ベルサイユのばら」を愛読していた私としては登場人物の大半は憎めないし、結局は池田理代子さんの魔法で全員好きなんですよね~。






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想いが詰まる

もう、12月ですね、ホント早い。

あまりの速さに、心が追いついていかないです。

11月に入ると急に寒い日が多くなったせいか、ジン君を思い出すことが多くなってしまって、心が毎日壊れている感じがします。

どうしてかな、あんなに泣いたのに、まだ涙が止まらない。

辛くて、悲しくて、悔やむ気持ちが収まらない。

最初はね、ジン君を失ってしまったという喪失感が半端なくて、心が何も感じない「無」そのものになっていました。

気付くと、私が見る景色から色が無くなっていて。

こんなに静かだったの?と驚くほど生活から音が無くなってしまい、昼間だっていうのに暖かさえ感じない。

空虚な毎日に涙だけが止まらなくて、感情も何も生まれない。

思考が止まった状態でいたら、すぐに悲しみの波が押し寄せてきて、ただただ悲しくて、会いたくて、一時も涙が止まらないほどで、普通にしていることがものすごく大変でした。

外出する気力はなくて、人に会うことも涙を止める自信がないから、極力控えるしかなくて。

深い悲しみに落ちていると、いつの間にか絶望感が襲ってきました。

みんな死んでしまえばよいと、おもったくらい。

死ぬことはとても簡単なことで、気持ちが安らげることだと思えてしまうんです。

目の前にいるミーちゃんさえも、今死んでしまえば楽になると笑顔で考えるくらい、辛くて辛くておかしくなっていました。

そして、その頃は動物病院からかかってくる携帯電話の音が、鳴ってもいないのに聞こえてきて苦しみました。

ジン君が入院していた時、悪い知らせが来るのではないかと毎日携帯電話の音に怯えていたから、ジン君が亡くなった後しばらくしてから、その幻聴がはじまりました。

どうやって謝ればよいのか、どう償えばよいのか、もうここにはいないジン君に対して床に頭をつけて謝っていました。

なぜ、ひとりで逝かせてしまったのか。

私の喪失感と絶望感は、自殺願望まではいきませんが、なぜか夜中にビルの屋上に立っている自分の姿がよく頭に浮かんできていました。

それが頭の中に浮かぶと、楽になれた気がします。

でも、悲しみは終わらない。

そして、この苦しみの矛先は獣医に向けられました。

一緒に頑張っていたジン君を奪った獣医が、どうしても許せなかった。

最期の手術の日、その手術自体も私にはどうしても踏み込めない何かがあって、当日まで行くのをためらいながら、ジン君もあんなに嫌がっていたのに。

私は、連れて行ってしまった。

私の罪。

私の心の中から消えはしない。

人を恨んで楽になろうとしても、心は疲労するばかり、分かっています。

それでも収まらない心は、「チクショウ!!」と大声を発することで、今の自分まで取り戻すことができました。

この言葉に、こんなに力があったなんて、心底楽になれました。

今でもまだ、チキショーと言って自分を取り戻すことがあります。

心が破壊されることって、あるんですね。

守っても、守られるものではないのが心なのだと知りました。

ここまできてしまった私です、普通に頑張って生活をするにはジン君を忘れるしかありませんでした。

そうしないと、終わってしまう。

なのに、また冬がきて。

ジン君を看護していた季節が寒かったから、どうしてもジン君の頑張っていた毎日が蘇ってしまいます。

未だにジン君との楽しい思い出を封印しているくらい、思い出すのがまだツライ。

本当に、辛いです。

色が消えた世界に、やっと色を見つけることができてきたのに、頑張っていたあの頃のジン君が蘇ってしまって、思い出すジン君は可愛くて健気で、だから涙が止まらない。

カレンダー、たった5枚戻せばジン君はそこにいるのに。 そんなこと、いつも思ってしまう。

自分で乗り越えないとって、つくづく分かってはいるのだけれどね。

これほど愛しているジン君を、思わない毎日は私にはなくて、それなのにジン君の写真を見る勇気はない。

けれど、ネットでね、ジン君によく似た「タルぼん」というコがいるのぉ(泣

毛色は違うのに、表情や仕草がジン君そっくりで。

そのコのブログをね、たまに覗きに行って、笑顔と元気をもらっています。




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