映画

映画『風立ちぬ』

先日、遅ればせながら、宮崎駿監督の映画「風立ちぬ」を観てきました。

夏休みを終えたので、観客も少なめと思っていたのですが、いえいえ、予想に反して満席でした。

周囲はほとんど大人で、子供が最後まで静かに見るのって、大変なことだと思います。

私は途中から腰が痛くなったり、、劇場も狭かったせいか息苦しくて、映画に集中していない自分にすぐに気が付きました。

うーん、私の集中力、どこへ行ったの~(笑

「風立ちぬ」は、戦争中の話と言っても、戦争色が薄いので、戦争の悲惨さはほとんど感じられません。

ただゼロ戦という戦闘機(飛行機)は、生まれるんですけどね。

飛行機に魅せられた、天才たちのモノづくりの原点が魅力的に描かれています。

アニメもモノ作りですから、生み出すための苦労の時間がたくさんあって、そしてそれが開花した時の喜びを知っているからこそ、主人公の気持ちが分かるし、この作品の完成になるのでしょうね。

だとすると、もしかしたら、宮崎監督は自分のことを重ねて描いたのかしら?


130915_1


そして宮崎監督お得意?の主人公の夢の中というか、空想の世界は、今回も健在で作品の大半を占めていました。

夢の世界は何でもありなので、私からするとそれはモノづくりからの逃げ?のようにも感じます。

まぁ、それは言いたいことと物語を進めやすくするために必要なんだろうけれど。

人も感情も、美しいものばかりで構成されていて、戦争やヒロインの病死など、止められない運命は存在しますが、それらも静かに、そして美しく時を刻みます。

なかなか美しいものの反対側を描かないと、その美しさは妙に作り物っぽくて、私は余り感動はしなかったかなぁ~

あと、耳障りに感じたのがさまざまな効果音。

飛行機のプロペラが回りだす音、人間的で異様に気持ち悪かった。

地震の地響きの音も、映像は迫力があって素晴らしいのだけれど、その音が人間の声だから自然の脅威を感じるどころか、ただ気持ち悪いだけ。

人間が自然を真似るだなんて、ちょっと恐れ多いことですよね。

あと声優さんについても、今回も違和感を感じました。

最後の方のシーンで、飛行機に町中の人が大勢乗ってわんさかいるんだけれど(これも主人公の夢の中)、これも見飽きたかな~(笑

この映画を観終わって、帰りの車の中でふと思ったのですが、それまで全く考えてもしていなかったのに、手塚治虫さんのことが頭の中に浮かびました。

そして、あの人は、限界を知らない本物の天才なのだとつくづく思いました。

「風立ちぬ」、はい、キレイな映画でしたよ~


ブログランキング・にほんブログ村へ ←私はナウシカやラピュタが好き、ポチっとお願いします。
にほんブログ村



人気ブログランキングへ ← 愛の「ポチ」っと、してください。

映画『レ・ミゼラブル』

先日、映画『レ・ミゼラブル』を観てきました。

年末頃からおススメの映画として、実際に観て来た人たちから「絶対見て、感動するから!」と口を揃えて同じようなことを言われていました。

はい、それは本当です、だから私も言ってしまいますよ~ 「絶対観たほうがいい、感動だから!」って。


lesmiserables1

この映画の予告を見た時に、「観てもいいかな~」と思っていた映画だったのですが、実際行くことはしてなくて、観た人から話を聞いても、気にはなりつつそれでも観に行けてなくて、2月の後半にブロ友さんの『感動しました!』と記事に書かれていて、思い出したように行って来ました(笑

はい、これは、行かないと損します!

絶対に映画館で観て~!!!

家で観たら、作品全体の魅力が損なわれてしまいます。

私が実際この映画を観に行くまでに数ヶ月掛かった訳は、ミュージカルが苦手なこと、それに『レ・ミゼラブル』という物語自体が暗過ぎて重過ぎて私にはムリという感じでした。

そんな抵抗感があった私が観ても、158分があっという間でした。

というよりも、もっと観てもいいと思えたくらいでした(笑

TOHOの水曜日はレディースデイになっていて、その昼間に出掛けてきたのですが、私の予想に反して大入りでした。

席に着いてからも、はじめからおわりまで歌だと聞いてたので、これまた期待していませんでした。

でもですね、映画ってやはりスゴイんですね~

大勢の囚人が大きな船を運んでいるシーンから始まるのですが、そのスケールの大きさというか迫力そのものに、はじまった瞬間から物語に引き込まれてしまいました。

昔の罪人の罰は命がけなのだと、生きるのも地獄であると、その映像から悟ることになります。

そして、その囚人たちを見下げるラッセルクロウ演じるジャベール警部の立ち姿、映像の力ですね、とても迫力がありました。

まずは目で心を奪われますが、その後の歌、ホント歌なんです。

独り言も、告白も、怒りや喜び全てが歌で進行されます。

ですが、違和感は感じられません。

というか、歌で映像の迫力が増してます。

『レ・ミゼラブル』という大作が映画とミュージカルの融合で、新しい魅力を生み出しています。

悲しいことや辛いこと、理不尽さが歌で倍増されるため強く伝わってきて、涙もろい私は最初のうちから泣いてしまいました。

「レ・ミゼラブル」の意味は、「みじめな人々」「悲惨な人々」だそうです。

ここへ出てくる人々は、確かにそんな人々でした。

私だって、この時代では生きていけないと思うほど悲惨です。

少し前に、NHKの大河ドラマで松山ケンイチさん主演の『平清盛』が大河ドラマなのに?映像が汚いと酷評されていましたが、その時代を忠実に描いたと言えば私は返ってスゴイな!と受け入れられていました。

映画『レ・ミゼラブル』も、そんな感じです。

ただ、受け入れるとかいう気構えなく楽しめますから、ご安心ください(笑

物語自体の強さに引けを取らない俳優陣の表現力やアフレコ無しの歌声に、魅了された一日となりました。

いや~、映画っていいですよね~♪



ブログランキング・にほんブログ村へ ← 法と正義に支えられ生きてきたジャベール警部は、ジャンバルジャンの「すべてを許す」精神に砕けます、ポチっとお願いします。
にほんブログ村



人気ブログランキングへ ← 愛の「ポチ」っと、してください。

最新コメント
月別アーカイブ
  • ライブドアブログ