ネコ

里親募集!

友達から、「子猫を拾った~」とメールが届きました。

私の周りで、ネコを保護する人って、決まってきている・・・かな(笑

それに、私が声掛けできる範囲も決まってきているので、こういうとき子どものいる「お母さん」だったら連絡網みたいのが出来上がっているのよね(笑

お付き合いとかも、大変そうだけれど。

きっと、良いことも繋がった輪の分だけたくさんあるのでしょうね。

親猫からはぐれてしまうと・・・

子猫が外の世界で生きていくのは容易ではありません。

成猫でさえ、今の世の中だとご飯にありつけるのだって命懸け。

それを分かっているから、放っておけない。

そういう友達がいるから、私も頑張れる気がしています。

こんなに可愛い三毛猫の女の子、生後3ヵ月くらい。↓



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血液検査、ブロードライン塗布済み。

見れば見るほど、可愛いですね~♪

誰か、里親さんになってくれる方はいませんか。

今回は、メールでお願いした友達からの返事がなかなか来ないので(先日はワンちゃんの里親探しだったり、いつも里親募集のお願いが多いからかしら、笑)、ブログへ載せちゃいました。

どうぞ、宜しくお願いしま~す!!!









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かわいい女帝

今日も、どんよりとした雨模様ですねぇ。

梅雨の季節は仕方ないのでしょうが、洗濯物が干せません。

恵みの雨は、どの季節でも大切だと分かっていますが、この時期はずっと雨だから気持ちが晴れない。

程よく雨、程よい暑さ、そんな夏をお願いしたいなぁ・・・と、無理でしょうけど(笑

先日の、快晴続きだった日のこと。

毎度のことながら、私が仕事の日はお昼休みに帰宅して、ネモちゃんの食事を大急ぎで用意!

そして、その間、私はとーっても忙しいのだけれど、ミーちゃんが律儀にお昼寝から目覚めて起きてきます(汗

泣きたいほど忙しいですが(笑)、そのままミーちゃんに連れられて、ご飯に付き添います。

それからネモちゃんに食事をさせて、あらら、ビビはどこ?と見渡せばソファーでぐっすり(笑

とにかく時間が無いので、自分の食事は職場へ戻る車の中になります。

玄関の鍵を閉めて、パティオの中で花咲くユリの様子を見ていたら・・・!




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うふふ、分かりますか?

ミケコツーが、のんびりお昼寝をしてました(笑





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可愛い寝姿に、汗だくの私もニッコリと微笑み返し♪

あんなに安心しきった姿は、滅多に見せないんですよ。

愛嬌のあるミケコツーは、ずいぶん人慣れをしているように見えますが、実はちゃんと人を見分けています。

先月、我が家のメンテナンス工事中に、長く担当していた塗装の職人さんに一度も触らせなかったそうです。

逆に、クロちゃんはすぐに撫でさせてくれたと、職人さんは喜んで話してました(笑

少しでもキケンと思えば、安心できるまで決して近寄りません。

生粋のノラ猫であり、生き残れる術はしっかり身についています。

特に天候で気が付くのですが、雨の日に濡れて我が家へ来ることはありません。

雨が止むまで、ジッと耐えて待っているのだと思います。

だから、ミケコツーが風邪をひいてクシャミをしている姿なんて、ほとんど見たことがありません。

ミケコツーの母猫を見たことはありませんが、立派な野良猫だと感心しています。




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今のtobutori家の庭に来る外猫は、とうとうミケコツーだけとなりました。

寂しいものです。

すぐ近所には、若い白黒の猫と黒猫の一族が住んでいます。

そのコたちが、うちの近くまで来てしまうと、ミケコツーに追いかけられます(笑

以前は、クロちゃんにも追いかけられていました。

ご飯をもらえているお家があるので、単純に遊びに来ているだけなのですが、譲れないのでしょうね。

特にクロちゃんは、そのコたちだけでなく、ミケコツーからもtobutori家を死守してましたからね(笑

そんなミケコツーですが、*kさんがコメントで言ってたように、紅一点の立場から「女帝」という地位を確立させました。

「女帝ミケコツー」の誕生です。

昨年のニャゴニャゴの旅立ちに続いて、先日のクロちゃんの旅立ち、チャイロは2ヵ月以上姿を見せていません。

オスばかり、いなくなりました。

寂しい想いはいっぱいありますが、女帝の誕生という響きも悪くないですね♪




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だけど、ミケコツーはいったい何歳くらいになるのでしょう。

我が家で避妊手術をしたのが、2014年10月のこと。 → 

その少し前から来ていたでしょうから、5~6歳くらいになるのかしら。

野良猫の平均寿命は、3~4年くらいと聞きます。

切ないほど、短い。

確かに、外の世界は厳しいです。

暑さ、寒さに辛抱しながら、車や人の気まぐれに順応して、住処を奪われても決して負けない逞しさ。

だから、なお更いつまでも、健康で長生きをしてもらいたいと、願わずにはいられません。





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パティオの中で咲くユリの花。

猫にとって危険な毒花のようですが、賢いミケコツーはいじったりしません。

プランターで育てているので、冬場はその上で暖を取ったり、夏はその横で暑さをしのいだり、時には隠れ場所に使ったり、賢く活用しているようです。

さすが、女帝!! 笑。






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 ↑ こちらのピンクのユリの花は、色合いもパステルピンクで優しい色、ふんわりとした印象が、まるで天使のよう。

八重咲きでボリューム感がありますが、サイズがコンパクトなので可愛らしいのです。

ただ、不思議なことに雄しべが見当たりません。




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洋服や手に花粉が付くと、なかなか落ちないので注意してますが、雄しべが無いユリもあるのかしら?

それにしても、なんて可愛らしいの・・・♪




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 ↑ こちらは、深紅の色が美しいユリ。

艶やかですよね~

自然の山の中で咲いていたら、とても目立つでしょうね。





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元気をもらえる、そんなパワーのある色をしています。






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黄色いユリは、香りが良くて、何度も嗅ぎに来ちゃうくらい(笑

そうそう、大事な花後の管理ですが、ユリは花が終わったら花の根元からすぐに摘み取って、次に咲く花の成長を妨げないようにします。

我が家では、ある程度ユリの花が咲いたら切り花にして剣山に刺して、玄関の中に飾っています。

可憐なユリですが、大輪に花を咲かせるので存在感があって楽しめます♪




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で、で、でね!

うふふ・・・

なんとぉーーーーーーー!!





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カマちゃん、発見です。 ↑

ちょっと大きくなってました♪

感激ぃー




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私と同じように、花の香りに誘われたのかしら(笑




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立派に成長した姿が見られて、感動というか、とても嬉しかったです。

あの日から、キンシバイの所を重点的に探していたのですが(笑)、見当たらずショゲテイマシタ。

雨や風の強い日もあったから、苦労もしているでしょうに。

無事に成虫になるのは、10%に満たないと聞いたことがあります。

しかも、いなくなったカマキリのことを調べていたら、子どものカマキリたちは共食いをするみたいです。

と、いうことは・・・泣。

動くものは全て食事になるのだから、そうなのでしょうけど、そこまで気が回りませんでした。

3つの卵が孵化した時に、それぞれ別の場所で放てばよかったと今更ながら後悔しています。

とにかく、「がんばれー」。

子カマキリは、アブラムシとか大好物みたいですよ~









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お別れ

一昨日の、6月2日(土)に「ペットセレモニー」へクロちゃんを連れて行きました。

我が家で最後のお別れに、庭に咲いていたすべての花を1輪ずつ入れました。

ミニバラは、クロちゃんには黄色が似合うと思ったから選んで入れたけど、その後に旦那さんがピンクのミニバラも入れていました。

そうしたら、キンシバイやバイカウツギまで・・・、増えていった。

あ、それと、クロちゃんにとって大切な「アジサイの葉」。

これを忘れてはいけないね!



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生後半年くらいの大きさのときに、我が家へやって来たクロちゃん。

酷い疥癬に侵されていて、全身で残っている毛は少しだけ、だから皮膚の状態は乾燥してシワシワでした。

その容姿に、ミケコツーも驚いていたほど。

身を隠せた場所が、この大きく育ったアジサイの中でした。



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私が初めて姿を見たのが、夜だったけど。

玄関の外にいたら、暗闇に「何かいる!」と目を凝らしました。

当然、私もその姿に驚いたけど、ニャゴニャゴも疥癬を患っていたから、すぐに分かりました。

皮膚の中を食い荒らす、耳ヒセンダニの仕業です。

免疫力の落ちた猫はかかりやすく、夜も眠れねいほどの痒みに襲われて、命を落とすことだってあるそうです。

この恐ろしいヒセンダニには、レボリューションしか効きません。

クロちゃんは、遠慮しながらこちらを覗いていて、大丈夫と分かったのか、差し出した食事をむさぼる様に食べ始めました。

たくさん散らかして・・・(笑

見た目は毛の無いガリガリの棒みたいな黒い生き物、夜だったからより一層恐ろしい姿に見えましたが、食事でお腹が満たされると、遠慮がちにスリスリをしてきました。

初めて会う人に、小さなクロちゃんは何度もスリスリをしてきたんです。

ずっと寂しかったのかな、一生懸命に頭を足に強く押し付けてきて・・・

コワい形相でしたが、このコの今までを思うと可哀想で涙が出ました。

それから、少しずつ夕方に姿を見せるようになりました。

夜まで我慢できなかったのでしょうね。

レボリューションの効果が出ると、全身の毛が揃いだして、眩しい太陽の下で姿を見せるようになりました。

その2年後。

正確に言えば、2年足らずでクロちゃんとお別れをすることになりました(涙

最期のお別れに、クロちゃんに挨拶しようと、私の顔を近づけました。

瞳はキラキラとキレイで、犬歯も真っ白でした。

2歳半。

まだまだやりたいことがあったはずです。

もっともっと生きたかったはずなのに。

悲しいね・・・




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霊園の前は、自然豊かな緑が広がっています。

この景色を気に入っています。

そして、ここにはニャゴニャゴも眠っています。

そう、去年の今頃でしたね。

最後まで孤高を貫いたコです。

撫でることが叶わなくて、撫でるときが別れのときになるとは。

ニャゴニャゴを失ったtobutori家の玄関前は、外猫たちの秩序が乱れはじめ、勢力争いの場となりました。

ここはボクの家!

そうやって、チャイロやミケコツーを追い出してしまったクロちゃん(汗

ミケコツーは最後の最後まで粘りましたが、クロちゃんも執拗に追い立てて。

クロちゃんたら、それで甘えるんだから、もう・・・

そんな日が懐かしい。

思い出すと胸が苦しくて。

クロちゃん、眩しい日々だったね。

寂しいよ・・・

弱ってきたクロちゃんに、今度はミケコツーの逆襲があって、よく猫パンチをされていました(汗

相当な意地悪していたからなぁ。

仕方ないとは思うのだけど、クロちゃんは弱っているから許してあげて欲しい、何度もミケコツーにお願いしたんだけどね。

ただね、強い絆のようなものがあったのだと思う。

クロちゃんが旅立ったその夜は、夜中ずっと泣いていたミケコツー。

私が寝たのは明け方の4時過ぎだったよ。

新聞屋さんも配達終えてるし・・・

ミケコツーが異常な鳴き方で何度も玄関に来るから、4時までは起きて対応をしていたけど、限界。

寝ちゃった。

ミケコツーは、何を言いたかったのかな。

旦那さんと、そんな話を何回かしました。

彼女なりに、悲しい想いや、寂しい想いがあったのでしょうね。

みんな同じに生きているのだもの。



Shi~さんへ
 お久しぶりです。クロちゃんの一生のほとんどは甘えたで、そしてどんなときも眩しかったように思います。カッコイイし、良いコでした。私はちゃんと何かしてあげられたのかな(涙

ゆりさんへ
 何度も会いに来てくれたクロちゃんのSOSに、真摯に尽くしてあげられたか、どうか。弱ってから動いても仕方ないのに・・・と後悔ばかりが残って。皮下点滴に走った毎日に慣れてしまって、今はぽっかり空いてしまった。

*kさんへ
 ホント寂しくなりました。甘えん坊のあの笑顔に会えないなんて。可愛い声を出して甘えていたクロちゃんが懐かしい。きっと、天国では取り合うものはないはずだから、きっとニャゴニャゴとも仲良くしてるでしょうね、うん・・・








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クロちゃん、旅立ちました

クロちゃんは、今日のお昼過ぎから夕方の間に、お空へ旅立ちました。

虹の橋に向かったのでしょうね。

今日も仕事だった私は、お昼休みに戻って来て、クロちゃんを外に出してあげました。

フリースを敷いて、その上に寝かせてあげるんです。

その移動のときに抱きかかえたら、今日はもう何の力も残っていない感じでした。

でも、お外に出たことは分かっていた気がします。

最後にお外を感じさせることができて、ヨカッタと思いました。

実は今日は、旦那さんに仕事を早退してもらって一緒に動物病院へ皮下点滴に連れて行く予定でした。

だから、先に帰宅した旦那さんからクロちゃんの旅立ちの連絡をもらって、帰宅する車の中でクロちゃんの名前を叫びました。

届いたかな・・・




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 ↑ この写真が、最後の写真となりました。

ほとんど写真は撮っていなかったのですが、前の晩におやすみなさいをしたときの写真です。

玄関の中に入れた犬小屋に、自分の力で入ったんですよ。

夜中だということは分かるのでしょうか。

その時間帯になると、必死に身を隠せるような場所を探していたようです。

私が見ていたときは、犬小屋の床の下に入ろうとしていました。

絶対に無理なんですけどね。

だから、簡易的に床下に似させた空間を段ボールで作りました。

その中にも、夜中の間に移動して寝ていたこともありました。





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オシッコもちゃんと出ていたんです。 

開けたばかりのペットシーツ60枚入りが、数枚程度しか残っていませんでした。↑

腎臓の数値は悪かったのですが、オシッコを作り出せていたんですね。

本格的に悪くなると、オシッコが作れなくなって出なくなるそうです。

*kさんのコメントに、皮下点滴でクロちゃんは楽になっていると教えてもらって、心が救われました。

獣医さんに聞いてくれたんですね、ありがとう。

若いから、悔やまれて・・・

急性腎不全は、2~3歳くらいの若い猫ちゃん(特にオス)に多く見られるそうですね。

クロちゃんは2歳半くらいだったから、ちょうど当てはまります。

獣医には、背景に猫エイズなどの病気があると言われていました。

先天的なものであれば、生まれつき腎臓が小さいことも考えられるそうです。




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 ↑ 2016年11月、2年前の写真です。

クロちゃん、毛並みがふさふさで、ケヅヤも良くって、格好いいですね!

稀に見るほどの、おっとりさんな猫でした。

外猫として心配になるくらいのんびり屋さんだったから、車に轢かれないかといつも気になってしまって。

食事も、外猫と思えないほど1粒ずつゆっくり食べるんです。

もしかしたら、このときから腎臓に違和感があったのかな。

甘えた声が特徴的で、初めて会った時からスリスリをしたがっていたコでした。

玄関を開けると、車で帰って来ると、音で分かるのかな、すぐにやって来てましたね。

でも、足取りはノコノコともの凄くのんびりなんですよ(笑

可愛いクロちゃんがいなくなると、寂しくなります。

tobutori家の玄関前は、昨年にニャゴニャゴを失くして、クロちゃんも旅立ってしまって、一気に静かになりました。

家のメンテナンス工事の日から、チャイロも来ていないから、今はミケコツーだけ。

クロちゃんの容態が悪くなると、ミケコツーは遠くからtobutori家を見ていて静かにしていてくれました。

今日は、しっかりtobutori家に張り付いています。

もの凄く甘えてきていました。

分かるのかな・・・








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時間よ止まれ

下の写真2枚は、今年の1月16日に撮影したものです。

クロちゃん、壁に体を擦りつけて、甘えているのでしょうね(笑

整った体つきで、程よい筋肉がしっかりしているんです。

このとき、シッポの付け根に自転車で引かれたような生々しい傷が見られました。

思えば、この頃から徐々に弱々しい様子が見られて気になっていた覚えがあります。

こんなに元気だったのに・・・





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もうクロちゃんとの時間は、残り少なくなっていると思われます。

だからずっとそばに居て、長く話しかけています。

動物病院へ向かう車の中でも、たくさんクロちゃんの名前を呼んで、いろんな話をするのですが、でもね、そんなに長く話すこともなくて、景気づけに私が歌なんか歌ったりして(笑

あの日から、毎日皮下点滴に通院しています。

片道7キロくらい。

脱水が酷いので、昨日から1日に2回通院して皮下点滴をしてもらっています。

今日は仕事だったのですが、お昼休みを1時間延長させてもらって、動物病院へクロちゃんを安全運転で連れて向かいました。

病院の待合室だと涙が流れてしまうので、車の中で順番が来るのを待ちました。

それでも色々考えると泣いてしまうから、午後に職場へ戻った頃は化粧がほとんどとれてしまってます(笑

ネモちゃんの食事も、汗だくなので(笑

クロちゃんをキャリーバッグへ入れると体勢は何とか自分で整えていたけれど、それも段々に出来なくなって今は体を委ねて寝たままの姿勢です。

動物病院までの移動は、体に厳しいのではと何度も考えるのですが、連れて行くことが精一杯の私のできること。

これが最後のドライブかもしれないと、毎回思っています。

車に乗せた最初の頃は、嫌いな車に乗っていることを伝えて、ドライブだよ~って声を掛けました。

でもね、そんな早々に安心はしません。

初日は、車の中で、か細い声でずっと鳴いていました。

次の日は、少しずつ声が出なくなってきて、か細い声がさらに小さくなっていく。

その次の日は、声にならない息が漏れるような音で鳴いていました。

そして、その次の日は、顔も上げられない状態になりました。

皮下点滴は、延命処置だということは分かっているんです。

治療じゃないことも。

楽になっているのか、苦しいのかも、判断できなくて、獣医に聞きたいくらい。

でもね、なんとなくクロちゃんが楽になるような気がして。

それでも、目の前の現実は、刻々と弱っていくクロちゃんの姿を目にしています。

ふわふわの黒い毛を、毎日撫でています。

まだ若いから、毛艶も良くて、毛がフサフサでふわふわなのに、なぜ死ななければならないの。

色いろなことを思い出すと、涙が出ちゃうから、何も考えないようにしているんだけど、やっぱり涙が出ちゃって。

考えてしまうのでしょうね。






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何かあったのか、いつも車の音に敏感で、異常に気にしていたクロちゃん。

車の音が怖かったか、恨みがあるのか、怖い顔をしていつも車をにらんでいました。

今は安全な家の中なのに、やはりお外が恋しいようで、玄関のドアを開けるとフラフラと立ち上がって、すぐにパタンと倒れ込んで少しでもお外へ行こうとする(泣

我が家の玄関前は、いつのもお食事の場所だったね。

駐車場で、たくさんゴロンゴロンして遊んだよね。

お外の風、香り、色んなものを感じているのかな。

また玄関の中に入れてお休みさせます。

今晩も寒いから、温かくしてあげないと・・・






まさぽんさんへ
 いつも優しさをありがとうございます。クロちゃん、喜んでいるのかな。私の声ではなく車の音に反応します(笑

*kさんへ
 ニャゴニャゴの命日、そうなんです。クロちゃんが意地悪していたことをクロちゃんに話し掛けています(笑

ゆりさんへ
 はい、クロちゃんは、今はお家の中です。でも外を恋しがるので玄関を開けたり、風に当れるようにしています♪









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見つけました!

ご心配をおかけしましたクロちゃんは、昨晩から、我が家の玄関の中にいます。

見つけることができたんです。

というか、出会うことができました。

今朝も、動物病院で皮下点滴をしてもらいました。

もう、こんな気休め程度のことしかできないけれど・・・




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先週の24日(木)、いつものように昼休みは職場から自宅に戻ってネモちゃんのお昼を食べさせています。

自宅の駐車場へ車を止めたら、ぐったりしたクロちゃんに遭遇しました。

クロちゃんは、ふらつきながら私の車まで来てくれたんです。

もうダメかもしれないと思いました。

クロちゃんを玄関に迎えられるように急いで段ボールを敷いて、その上にペットシーツを並べて、そして、玄関のスリットから漏れる眩しい光を遮るようによしずを設置しました。

この日は暑かったのですが、エアコンのきいた職場にいた私はもうこの時点で汗だくです。

急いでクロちゃんを玄関の中に寝かせて、そして今度はネモちゃんの食事を作って食べさせます。

完全に、お昼休みの時間をオーバー(汗

戻りが遅くなることを職場に連絡をして、ネモちゃんと、クロちゃんと、甘えるミーちゃんに謝りながら急いで家を出ました。

そして、仕事を終えてからすぐにクロちゃんを動物病院へ連れて行きました。

車の中で、ぐったりしているのに、か細い声で鳴くんです。

不安なのでしょうね。

だけで、それはもう、クロちゃんの声ではありませんでした。

子猫のような、小さな、弱い声でした(涙

私は、いつものようにクロちゃんを呼ぶ感じで、何度も何度も名前を呼んで、大丈夫だよ!って伝えました。

動物病院までの道のりは、信号が多いことや、道路が悪かったりして車内は揺れます。

なるべくクロちゃんの負担が無いように、キャリーバッグが揺れないように、安全運転で病院に到着しました。

ネモちゃんの通院している動物病院です。

ひどい脱水と言われました。

5月に入ってすぐ、クロちゃんを他の動物病院で血液検査をしています。

というのも、ネモちゃんの通院している病院は日曜日がお休みなんです。

そのときの血液検査の結果を獣医に見せると、腎臓の数値がこの時点で酷いので、今はさらに悪化している状態だと言われました。

毎日、点滴をしていくことでしょうね。

そう言われました。

翌日の25日(金)は、旦那さんが仕事を早退をしてくれて、家で待機していました。

ですが、肝心のクロちゃんが、いつも現れる時間になっても姿を見せなくて、近所を探し回ったそうです。

実際は、すぐ近くの車の下にいて、動けなくなっていました。

どうにか引っ張り出して、クロちゃんを連れて急いで動物病院へ向かったのですが、数分遅れで延長料金が掛かりました。

延長料金は皮下点滴1回分に相当します、少しくらいおまけしてくれてもぉ・・・とはいかないようですね。

24日(木)の時点でかなり衰弱していたので、取りあえず1週間ほど毎日皮下点滴をしてその状態を見てから治療の判断をしていきましょう、となっていました。

週末は、二人とも仕事が休みなのでクロちゃんをいつでも動物病院へ連れて行けます。

何を疑うことも無く、単純にそう思っていました。

安心していました。

ですが、実際は違っていました。

土曜日も、日曜日も、クロちゃんは姿を見せませんでした。

焦って、一日中探し回りました。

夜中まで探し回ったのに、見つからなくて。

私は、ニャゴニャゴのときにお世話になったピッコロ(ワンちゃん)の家に向かいました。

ピッコロのお母さんに事情を話すと、やはりここ2、3日ほどクロちゃんを見掛けていないと言いました。

でも、だいぶ弱っていたからどこかで亡くなっているかもしれない。

実は、ピッコロのお母さんは喉風邪で寝て起きたばかりでした。

私も、今週の月曜日に仕事を早退して偶然にも喉風邪で病院へ行ってました。

もあしかしたら、クロちゃんが喉風邪を運んだのかもしれないね!そんな風に一緒に笑って話していました。

クロちゃんがどこかですでに亡くなっていることは、私も、旦那さんも、考えていました。

頭の中で考えていても、探すことはやめられなくて。

せめて、亡骸だけでも引き取ってあげたいと思っていました。

その後も、ピッコロのお母さんといろいろと話をしていたら、以前、10年くらい前にうちの玄関前で行き倒れていた三毛猫をペット霊園に連れて行ったことを聞きました。

たぶん、ミケコのことだと思いました。

我が家に少しだけ来ていた外猫で、三毛猫のミケコです。

ピッコロのお母さんが弔ってくれたんだと、心の中で感謝しました。






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パジャマ姿のピッコロのお母さんと長話をしてしまったのですが、そうしたら、クロちゃんを見掛けたら連絡をくれると言っていただけました。

ネモちゃんのこと、クロちゃんのこと、目まぐるしい毎日が続いていました。

泣かないようにしているのですが、考えずにはいられなくて、また涙。

クロちゃんと出会ったときのことや、人懐こい性格を思い起こしていると、いつの間にか涙がポロポロと流れ落ちてしまいます。

クロちゃんは、まだ2、3歳です。

若過ぎて、切な過ぎます。

腎臓以外は、心臓だって元気に動いているし、毛並みだってふわふわ。

それなのに、死ななければならないなんて酷過ぎる。

そんなことを何度も考えていると、涙しか出てこないものですね。

28日(月)は、仕事でした。

瞼は腫れて、目の下にはクマ、憔悴していた私は、クロちゃんのことはすっかり諦めていました。

仕事が終わる少し前、16時40分頃に私の携帯電話が鳴りました。

知らない番号だと思いましたが、出てみると、なんと、ピッコロのお母さんでした。

クロちゃんが現れたというのです。

仕事を終えて速攻で向かいました。

そうしたら、家の側近くまで来たら、フラフラの状態でゆっくりと歩いている黒猫が、運転しながら目に入りました。

ちょうど、工事現場の入り口に入るところを目にして、クロちゃんに間違いないと思いました。

しかし、私が必死に名前を呼んでも見向きもせず、工事現場に向かっています。

声が聞こえていないようでした。

工事現場は広かったのですが、その中の人に説明をしたら、一緒に探してくれました。

そして、入り口付近のプレハブの床下でぐったりとしていました。

すぐ近くで名前を呼んでも反応しません。

工事現場の人に助けていただきながら、どうにか引っ張り出して、家に連れて帰ることができました。

その姿は、金曜日の夜に見た衰弱より比較にならないほどの衰え方で、今にも息絶えてしまいそうなクロちゃんの変わり果てた姿に泣くことしかできませんでした。

クロちゃんのキレイな瞳は、膿のような酷い目ヤニと目全体が窪んで見えませんでした。

よく、この状態で歩いていたと思いました(泣

週末は、工事現場も休みなのでプレハブの下でじっとしていたのでしょうね。

ガリガリでした。

そして、すぐに動物病院へ。

今は、玄関の中に犬小屋も入れて、寝ています。



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今日、量った体重は、2.34kg。

我が家で、一緒に過ごします。

最初の日は、夜中ずっとか細い声で、精いっぱい鳴いていました。

外に出たい様子でした。

玄関を開けて、玄関の外に出してあげると、落ち着くんです。

でも、タイルの上でぐったり寝ることしかできません。

そうすると、体がすぐに冷えてしまって。

目が見えていないのかもしれません。

声も聞こえていないのかもしれない。

それでも、クロちゃんと呼んで撫でてあげると、鳴き止んでくれます。

今日は、鳴く力もないようです。

ただ、息が漏れる音がします、それが今のクロちゃんの精いっぱいの鳴き声でした。







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どこへ

我が家に来ていた、黒猫のクロちゃん。

一昨日も、昨日も、今朝も、来ていません。

もうこの世にはいないかもしれない。

かなり衰弱していたから。

金曜日、ぐったりしていたクロちゃんを急いで動物病院へ連れて行った。

できることは、もう皮下点滴ぐらい。

何もしてあげられませんでした。

私は、ちゃんと真摯に向き合っていたのかと。

反省して、反省して、反省して。

せめて亡骸だけでも、最後の面倒をみたいと探しているのだけど、見つからなくて。

悲しくて・・・





食べない、クロちゃん

去年の今頃、たぶんニャゴニャゴの病状と向き合っていたと思います。

我が家の大切な外猫、第1号です。

そのときに書いたブログは、まだちょっと苦しくて読み返せないから詳しい日付とか分からなくて。

ジン君のこともそうだけど、失った日付を覚えていたくないというか、まだ受け止められないです。

あの頃のニャゴニャゴは、食事をしても吐いてしまったり、どんどん痩せていってしまった。

念願の捕獲は、私にはどうしてもできなかったから、病気の原因は分からないけれど、せめて看取ることができてよかったと思っています。

ニャゴニャゴが外猫になってからの、頑張った日々をずっと見てきたつもりなので。

家を建ててから数年後に、ニャゴニャゴの出現でご近所の野良猫事情を知ることになりました。

そして、我が家の外猫も増えていったんだよね(笑







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ミケコツーは、ニャゴニャゴに次いで顔を見せるようになった「生粋のノラ猫」です。

とても人懐こいですが、年下の猫には手厳しい(笑

触らせてくれた外猫だったので、すぐに避妊手術を考えたのですが、簡単に捕獲は成功したものの、キャリーバッグの中で大暴れ!

興奮した状態を目にして、私も心穏やかでなかったのですが、4年前になんとか避妊手術ができました。 → 

お迎えに行った帰りの車の中でも、唸り声と大暴れで、あのときは可哀想になってしまいました。

まだその頃の私は、野良猫の扱いに慣れていなくて、知らないことも本当に多かったんです。

運転しながら涙目の私、プラスチック製のキャリーバッグの中で散々暴れたミケコツーは、動物病院の洗濯ネットもビリビリに破いてしまったし、開放するときには流血が・・・。

行動するときは常に最悪のことを考えているつもりだったけど、抜かりなく慎重に対処していたはずだったのに、人慣れしていたとはいえ、やはり野良猫は強いですね。

生きるために必死なのが伝わってきて、捕獲の難しさをミケコツーから学びました。

避妊手術を終えたあとは、元の居場所で立場が変わってしまったのか、ほとんどの時間を我が家の側で過ごすようになりました。

そうそう、「ミケコツー」という名前は、私たちがこの土地に住みだして、初めて目にした野良猫の三毛猫「ミケコ」に由来します。

ミケコは、とても痩せていてご近所で初めて見掛けたときは、道路を這いつくばっていました。

道路に這いつくばって、食べ物を探していたんです。

はじめは、這いつくばるその理由さえも分からなくて。

分かったときは、この土地に住む人たちの冷たさを思ったほど。

その後もミケコと出会う機会は少なかったのですが、会えた時は家に急ぎ帰って何か食べられそうなものを探して戻ってきたりして、でも戻ってきたときにはもうどこにもいないんですけどね。

そういう姿を何度か目にしていましたが、いつしか我が家でご飯を食べてもらうことに成功しました。

やはり、最初のご飯のときはガッツいて食べていましたね。

どれくらい食べていないのだろうと、悲しくなるくらい。

暫くして、痩せていてもお腹が膨らんでいることに気が付きました。

子猫がお腹にいたと思います、この時点で出産は仕方がないと思いました。

出産したら避妊手術をしようと、旦那さんと話していました。

ですが、半年くらい居付いて、突然姿を見せなくなりました。

もしかしたら・・・、辛いことをいろいろと想像してしまいました。

顔は三毛猫なのにとても不細工で(たぶん、色の配置?笑)、いつも一生懸命に甘えて、潤んだつぶらな瞳が可愛い手足の長い痩せた猫でした。

ミケコツーはずんぐりしてますが(笑)、ミケコの親戚か子どもなのかもしれません。



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その次に顔を見せるようになったのは、チャイロです。

ミケコツーに似た、手足の短いずんぐりむっくりの体型(笑

いつもキョトンとして、ジン君みたい♪

クリクリのお目めも似ていました。

ですが、ニャゴニャゴが亡くなってから、残った外猫たちによる抗争が始まって、暫く姿を見せなくなりました。

次に姿を見せてくれたときは、片目が失明していたんです。 ショックでした。 → 

そして、帰ってきたときは、ご飯をむさぼるように食べていました(涙

3月まで毎日通っていましたが、先月の我が家の10年目メンテナンスが始まってから、また姿を見せなくなりました。

心配です。




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そして、最後にクロちゃん。

我が家に来たときは、まだ生後半年くらいの痩せっぽちさんでした。 → 

酷い疥癬で、全身の毛が抜けて見た目が悪魔のよう。 → 

歯の生え方も異常に長い犬歯があったり(すぐ抜けた)、体の弱い奇形だったかもしれません。

当時、美ネコになるか自信はありませんでしたが、美ネコ計画は見事に成功して、躍動感のある筋肉美を手に入れました。

見違えた姿で健康を取り戻した時はとても嬉しかったのですが、強くなったらtobutori家の外猫たちを追い払うようになりました(泣

ニャゴニャゴがいなくなると、それまで不仲に見えなかった外猫の和が崩れ出して、統制が取れなくなってしまったんです。

あの頃は、顔を合わせればケンカが絶えなくて、ホント困り果てました。

最後まで居残ろうとしたミケコツーは、クロちゃんにだいぶイジメられていました。

今は、すっかり逆転しています(汗

というのも、クロちゃんとチャイロは入れ替わりtobutori家でご飯を食べていたのですが、クロちゃんだけ暫く姿を見せなかったときがありました。

4月に入って我が家の10年目メンテナンス工事が始まると、チャイロがいなくなって、クロちゃんが元気のない様子で戻ってきました。

そうなんです、家のメンテナンス工事で一番心配だったのは、外猫たちの食事でした。







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計画書を渡された時点で、工期が3週間弱ありました。

あれれ、2週間弱と思っていたのに・・・

家の周りを色々な職人さんが出入りをするし、大きな音だってします。

家自体がシートで覆われてしまうから、安心して近づくことなんてできなくなると思っていました。



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もちろん、玄関前にあった犬小屋や、鉢物など全部移動させられます。

見渡す限り、外猫の居場所はありませんでした。

暫くは、辛抱してもらうしかない、そう思っていました。



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が、実際は、外猫強し!

私の数週間に及ぶ心配をよそに、工事の合間に平気で踏み入ってきます(笑

ホント、見事に要領が良くて、感心してしまうくらいでした。



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特にクロちゃんは、我が家へ来た時にペンキのようなものが体に付着していたので、人気の無い工事現場に身を寄せていたのではとないかと考えていましたが。

今回のことで、その可能性は一層高まりました。

いい感じで、昼寝をしっかりしてました。




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いつも食事の場所だった玄関前は、こんな感じです。 ↑

私だって、入りづらい。




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そんなのお構いなしというか、何気なく入っていく姿はベテランの風格が。

まぁ、ひとまず、安心。




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スノーボールの木陰も、足場がガッチリ設置されています。

クロちゃん、いつの間に・・・!



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ミケコツーも、クロちゃんに続いて慣れてきた様子です。

工事の間は、他のエサ場で食事をしてもらおうと考えていましたが、これなら3週間持ちそうですね。




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パティオの中は、ブルーシートで覆われた上に足場が設置されていて、工具があったりと足の踏み場もない程なのに、気がついたらクロちゃんが寝てました。

さ、さすが。





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いえ、何も・・・



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そ、そうよね、食事の時間でしたね。

工事の始まった頃は、元気はないものの、まだ少量のフードは口にしてくれていて。

でも、お水の量も増えていたし、トイレの回数も目に見えて増えていました。

私たちは、相当重い腎臓病を疑っていました。



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クロちゃんと違って、ミケコツーは食欲旺盛で、クロちゃんの分までしっかり食べていました。 何人分?





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車や植栽を保護していた養生シートが不要になると、土嚢袋に入れられてゴミとして産業廃棄物として一時保管されます。

その適度な柔らかさが気に入ったのか、土嚢袋の上で寝ていたクロちゃん。

犬小屋に土嚢袋を入れたら、入るようになりました。

工事の間は、荒天が続いていたので気温が低かったりして、ホッカイロも用意しました。

雨風もしのげた様子で、一日の大半を犬小屋で寝て過ごしたこともありました。

相当調子が悪かったのだと思います。




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寒さ対策に、犬小屋の屋根にも土嚢袋を設置してみました。

フリースを土嚢袋の上に置いたのですが、それは気に入らなかったようです(汗



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職人さんには申し訳なかったけれど、犬小屋はクロちゃんの住みやすいように移動してしまいました。

外猫の話は、リフォーム担当者さんから聞いていたようで、工事中は丁寧に扱ってくれました。

長期間、我が家の塗装をしていた職人さんが、クロちゃんは触らせてくれるけど、ミケコツーは最後まで体を触らせなかったと言ってました。

さすが、ミケコツー、生粋のノラです!





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メンテナンス工事が終わって、足場が取れた我が家です。

最初のお客様は、クロちゃんでした。 ↑





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その後も、お刺身や、イナバの焼きカツオなど、食べることはあっても量が少な過ぎて。

刺身は、毎日のように買いに出掛けました。

それも、すぐに食べなくなってしまうんです。

まるで、去年のニャゴニャゴのように。




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疲労感があるのか、鳴く力も弱くなって必要以上に鳴かなくなりました。

どうすることもできないけれど、クロちゃんのことが夜中まで心配で堪りません。




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そんな時に思い出しました。

「黒缶」

食べなかったネコが飛びつくと、去年12月にネモちゃんが再生医療のさ中に獣医が話していのを思い出しました。

ニオイが良い!、何の加工もされていない本物のニオイがしました。




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それと一緒に見つけたのが、「イナバの焼きいわし」。

いつの間に、こんなのが出ていたの!

身がぷっくりして、柔らかで、これならイケると思いました。



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ニオイに反応して食べてくれたときは、どんなに安堵したことか。

でも、家の中で介護中のネモちゃんに比べたら、クロちゃんの食べる量は断然少なくて(泣

旦那さんと話し合って、クロちゃんを動物病院へ連れて行くことにしました。

そうなんです、捕獲ができたんです!

弱っていたのもあるんですけどね、ほとんど抵抗されることなくキャリーバッグの中に。

それでも車の中では、か細く鳴く声に心が痛みました。

ご飯を食べない。

せめて、皮下点滴でもさせたかったんです。




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やはり、信頼のおけるひたちなか市の「動物病院心恵堂」へ来ていました。

GW中も営業していたので、本当に助かりました。

獣医が丁寧に診断してくれて、右側の腎臓が少し腫れていると言ってました。

腎臓は、少しずつ悪くなると大きくなるそうです。

そして、最悪の状態になると小さく萎んでくるそうです。




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驚くことに、血液検査までできました!

やはり、腎臓の数値が高かったです。

ですが、最悪の状態ではなくて、維持していければよいとのことでした。

毎週点滴に来ることはできないし、お水をたくさん飲ませることも本人次第。

悩んでいると、獣医が可能なときに点滴に来られれば良いのでは?と提案してくれました。

食事が進まない原因に、口内炎の可能性もあると判断して、皮下点滴の他にステロイド剤と抗生剤の注射をしてもらいました。

クロちゃん、よく耐えました。




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クロちゃんの年齢は、2歳くらいです。

獣医の説明だと、年齢からみて腎臓の疾患は先天的なものと言ってました。

野良猫の平均寿命が3~4年というのは、ケンカの傷や車に轢かれたりするだけでなくて、生まれたときから自分との戦いが始まっているのだと思いました。

今日も、食べてくれなかったなぁ。










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家猫になったチョコちゃん

生まれてから2年間のお外生活は、8匹の大所帯でした。

見事に8匹が黒猫だったので、もしかしたら兄弟かと思ったのですが、そうではないようです。

同じ毛色で年齢が近いこともあって兄弟に見られがちですが、お世話をされていた人の話では近所で生ゴミを漁っていた子猫が仲間入りして8匹となったそうです。

でも、親戚かもしれませんね(笑




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お嫁入した黒猫のチョコちゃんは、里親さんのお宅で10日が過ぎました。

完全な家ネコとなったチョコちゃん。 ↑

Nさんに、スリスリだそうです(笑

チョコちゃんに関わった人たちの間で、毎日のようにチョコちゃん話題でメールが行き交っています♪

想像が膨らんでしょうがないんです(笑

昨日は、キャットタワーが届くと連絡網で回ってきたので(笑)、チョコちゃん以上にワクワクしていた私たちでした。

タワー完成後の写メが待ち遠しくて・・・笑。

組み立ては結構大変な重労働だった記憶がありますが、すぐ取り掛かって欲しいと思い猫友のBさんに勝手な要望を伝えたら(笑

「大丈夫、注文した本人が一番楽しみにしてたから!」

と返信がきて、写メを楽しみに待っている状況です。

こんな風に、幸せのおすそ分けを毎日いただいています♪





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先月までは、↑ こんな感じでお外で暮らしていたんです。

お庭の広いお宅で、車も少ないし、快適な外生活を送っていましたが、ゲージ生活に移してもすぐに馴染んでくれて、家ネコに向いていました。

あと4匹を、里親募集中です。

私も里親募集のポスターを作って、通院している動物病院へ掲示をお願いしようと考えています。

それには写真の選び方って重要だと思うのですが、黒猫ちゃんたちの写真がうまく撮れないんですよねぇ(泣

犬や猫との出会いは、大げさでなく人生まで変えてくれます。

飼い始めはその個性があるとしても、一緒に生活をし出すと何となく似てくるような気がしませんか。

それは接し方が大きいと、私は思っています。

飼い犬や飼い猫は、飼い主さんをよく見ています。

よく見る理由は、飼い主さんが唯一無二の存在だからです。

里親Nさんが、そういう方だったのだと思います。 本当に感謝!





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黒猫のお見合い

その後の、8匹の黒猫ちゃんはといいますと、2年間のお外生活から一変しております♪

朝から苦情を言いに来ていたお隣さんの畑に、頻繁に出入りしていた2匹は栃木県にある預り施設「犬猫みなしご救援隊」に早々の入居となりました。

「犬猫みなしご救援隊」は預り施設だけでなく、行き場を失った犬猫の保護、そして譲渡活動などをされているようです。

事情のある預りについては少額で引き受けをしているようですが、預けた後の近況照会や面会はできません。

そりゃそうです、犬や猫の毎日の世話は大変な重労働。

可愛いなんて言ってる暇がないほどたくさん動物のお世話をしているのだから、預けた人の要望に応えている時間なんてありません。

それに、支払う費用は生きものの一生の世話に見合うだけの金額ではありません。

預りをしてくれる救援隊があることに、感謝ですね。





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 ( ↑ 唯一のオスちゃんです、笑。 とてもビビりさんで甘えん坊♪)



黒猫ちゃんのお世話をしていたIさんは、朝6時過ぎからの隣人の農家さん(純粋な農家さんではなくて、定年後に農業を始めた人です)による度重なる苦情に切羽詰まってしまって、残った黒猫ちゃんたちも施設に預けようかと迷ったそうです。

そういう気持ちになるくらい、追い詰める人の心理が理解できませんね。

ただでさえ、遠慮しながら黒猫ちゃんたちのお世話をしてきたと思います。

8匹の黒猫ちゃんたちは、飼い猫ではありません。

ただ、放っておけなかっただけです。

痩せた猫と出会ってしまったら、可哀想と思ってご飯をあげてしまうのはごく自然な成り行きだと思います。

私なら、いつでもどこでも速攻であげてます。

そして、ケガはしていないのか、親猫はいないのか、心配する気持ちは膨らむ一方。

今回の黒猫ちゃんたちのお世話をしていた人も、近所で生ゴミを食べていた子猫を不憫と思い、ご飯をあげるようになりました。

地域に暮らしていた猫ちゃんなのです。

小さいながらも必死に生きている生き物を、可愛いとか、可哀想とか、守ってあげたいとか、そういう気持ちはふつうに誰にでもあるものと思っていたけれど、そうでもないんですよね。

どうしてなんだろう、本当に不思議。

それと、今回のように行き場を失った犬や猫を預かって世話をしてくれる施設が茨城県にもありました。

ですが、預ける費用が70万円くらいと高額になります。

高額と言っても、預けた犬や猫に生涯掛かる必要経費です。

こちらは、面会などもできるそうですよ。

今まで生活を共にしてきた愛犬や愛猫と、やむを得ない事情で別れなければならないことは誰にだって起こりえます。

行き詰まって余裕がない状況で、せめて愛犬や愛猫の居場所を確保することができるなら、そういう預りをしてくれる施設とめぐり会えることができたら、どんなに心が落ち着くことでしょうね。

以前、ニュース番組で、そういった活動をされている施設があることは知っていましたが、空前のペットブームといわれる現代に全国でどれくらい存在するのかしら。






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では、では、黒猫ちゃんの話題に戻りまして。

今回の黒猫ちゃんのお見合いに出掛けた先は、お世話をしているIさんと同じ敷地内にあるご実家の土間納戸でした。

土間納戸と言っても、玄関内にあってクッションフロアの床もあります。

きれいに掃除された床なのに、土足だから土間なのだそうです(笑

そして、納戸といっても室内は日当たり良好で寝ちゃいそうなほど温かいし、3段ゲージを3セット設置していても、ソファーが置いてあったりと十分な広さが確保されています。

とても環境の良い空間だったので、私たちはこの場所から黒猫ちゃんを連れて行くことが申し訳なく思うほどでした。

実際、里親になるNさんも、安らいでいる黒猫ちゃんをここから連れて帰るのは可哀想と躊躇してしまいました。

私も、「うん、うん。」と何度も頷いてしまいました。

ですが、私の猫友さんのBさんは違っていました!

「連れて帰るよ~、どのコにする?」

あぁ、この人がいなかったら、私たちは・・・   アブナカッタ(笑

日程を調整しながら3人で行った甲斐がありました。

私と黒猫ちゃんのお世話をしていたIさんはこの日までに何度も、何度も、何十回もメールで黒猫ちゃんの近況など連絡を取り合っていましたが、この日が初対面でした。

里親になってくれるNさんは、私の猫友であるBさんと同じ職場なので私とは面識がなく、しかも人見知りと言っていたのでBさんが同行してくれることになったんです。

人見知りと言っていたNさんは、よく笑う方で、私もよく笑うからと気にしていなかったのですが、今思うともしかしたら緊張していたのかも?

猫友のBさんがいてくれたことで、行きも帰りも私のつたない運転でしたが、移動中は猫話題で盛り上がり楽しかったです。

本当に、Bさんにはいつも感謝!!








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それで、肝心の黒猫ちゃんたちは、8匹のうち、預り施設に2匹が入り、土間納戸のゲージ生活をしているのが5匹。

1匹だけどうしても捕獲ができなくて、ご飯に通ってきているそうです。

ご飯が終わても暫く鳴いているそうで、急に仲間がいなくなって独りぼっちだろうから寂しいのでしょうね。

他のコは簡単に保護できたそうなのですが、このコだけが捕まらないみたいで。

どうしても捕まえることができないコは、います。




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黒猫ちゃんたちは、見事に真っ黒クロスケ状態で、本当にどのコも可愛いくて(笑

首だけ動かしたり、手でチョンチョンしたりして、ずっと外猫だったなんて思えないくらいおっとりしていました。

私はすぐに情が移ってしまうから、あまり触らないように見ているだけにしたのですが、ダメですね、見ているだけでも可愛い様子はバンバン伝わってきます。

このコたちは、特に可愛い・・・♪

黒猫の魅力、恐るべしですね(笑

ただ、写真を撮るのが非常に難しかったです。

ブロ友さんのゆりさんが愛猫のアオちゃんに対して、「黒猫は可愛い」とブログに書かれていましたが、それと同時に写真に撮るのがとても難しいとも書いてあって。

ホントでした(笑

実物を見たら、動きも併せてもの凄く可愛いのに、写真で伝えられないから悔しぃー

写真だと、どうしても「目」だけしか判断できなくて・・・泣。

表情、まったくお伝え出来ませんね。








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ただ、実物を見たら、分かる!

かわいい!!!



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写真だと、残念ですがみんな同じように見えちゃいますね。

ふわふわで、可愛いのに・・・





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里親さんが見つからないときは、Iさん宅で引き取りも考えているそうです。

こちらの黒猫ちゃんが、Iさんとお子さんがお気に入りのようで♪

本猫は、分かっているのかな(笑




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それでね、里親に決定したのが、実はお見合いの時点で一番ビビりだった「チョコちゃん」というメス猫ちゃん。

Iさん家族の間では、チョコちゃんはとても人懐こいので一番に気に入られるのではと予想していたそうなのです。

ですが、実際にふたを開けてみると、知らない人が3人もぞろぞろと入って来て、かなり驚いてしまったのでしょうね。

耳の先までプルプルと怯えだして、見ているだけでも可哀想な様子でした。

なので、チョコちゃんはこのままIママの所が一番だねぇ~と、私たちは言っていたんです。

プルプルは、ずっと止まらなくて・・・

しかも、黒猫ちゃんたちは外猫だったので、避妊手術、去勢手術が済んでいる印として耳の一部がカットがされていたのですが、カットが下手な獣医さんだったようで、耳の先のプルプルする震えがさらに目立つんです。

可哀想に見えるのが、倍増状態!!

Iさんは、チョコちゃんに「どうしたの?、大丈夫だよ」と言いますが、プルプル、止まりません(笑

その間に、他の黒猫ちゃんを抱っこしたり、触ったりしていたら、チョコちゃんも時間を経てプルプルが止まり出し、触れるようになりました。

でも、ぬいぐるみのように固まって大人しい(笑

Nさんの手は、チョコちゃんをずっと撫でていました。



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 ↑ 5匹のうち、短毛種がオス1匹とメス1匹。 そして、長毛のメス3匹。

チョコちゃんは、短毛種のメスちゃんです♪

この日から、Nさんちにお嫁入しました。

その帰り道は、猫の飼い方?のような話で盛り上がりましたが、その後のNさんは大変な日々の始まりとなりました。

なんと、チョコちゃん、キャリーバッグに籠城!

ご飯食べない!!

トイレしない!!!

かろうじて、チュールを少し舐めたとメールが入って、でも、トイレをしない。

私とIさんは、毎日メールでホッとしたり、しなかったり・・・。

チョコちゃんの側で接しているNさんのご苦労を思うと、その心労の大変さを心配をしました。

私も、初めてビビの里親になったとき、ゲージの中で頑なに固まった姿を見て気が気でなかったもの。

ご飯を食べない、トイレをしないは、初めての里親にとってダメージが大きいです。

Nさんは、翌日も仕事が休みだったので、Iさん宅へ行って、チョコちゃんのトイレや匂いの付いたモノ、今まで食べていたご飯などをいただいてきたそうです。

そして、お嫁入した日から4日後、カリカリを食べて、猫用のミルクもたくさん飲んでくれたそうです♪

Nさんと、チョコちゃんの頑張りが報われました。







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