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泣いてる場合じゃない、子猫は頑張っている!

昨日よりも、また今日元気に見えた。
ご飯もしっかり食べている。
反応も良くなってきた。
嬉しくて、嬉しくて、この場から離れたくなくて・・

今日は仕事ではなかったので、午前中と夕方にも面会に来てしまった。
夕方の時にはうちの両親も来てくれて、代わる代わる子猫を優しく撫でた。
子猫は気持ちよさそうに瞼を閉じた。初めてである・・

この子猫は、撫でて安心させても目をなかなか閉じない。
眠そうにした時でも、目を瞑ることは無かったのだ。
だから、ちゃんと睡眠をとっているのか心配だった。
そんな..寝ているに決まっているだろうけれど、どんなに気持ちよさそうにしても瞼は閉じてくれなかった。
閉じても数秒・・?!

院長先生の話では、背中の部分には血管が無いとのことだった。
そこまで剔れていたのだ。
血管が通っていないのだから、感染症と闘ってくれる白血球も無い。
浄化されないのだ。
そんな状態で、この子猫は頑張っていた。
健気に生きようとする子猫のその姿に「生きる」ための答えを見付けたような気がした。
そうだよ、子猫は生きようと必死に頑張っている。
生きたいと・・
頑張っている子猫に、できるだけのことはしてあげよう。
私が考える以上のツライ思いをさせているかも知れない、痛い思いをさせているかも知れない。
それでも子猫は、生きようと頑張っているんだから・・。

子猫の姿に教えられる。
「生きる」って本当に凄いことなんだと・・