3週間くらい前のことになります。
仕事帰りに車の中から外を眺めていたら、うちのご近所の門前に黒猫が座っていました。
近所でネコを見掛けることは滅多にないので、お腹を空かせていないか心配になりました。
で、一旦家に車を置いて、真空パックの魚フードを片手にその場へ戻ってみると、黒猫は後ろ足を引きずりながら畑の方へ移動していました。
足の具合が相当悪そうに見えたので、必死に黒猫を驚かせないように静かに近付いて行くと、1度はこちらに顔を向けてくれたのですが、何かを恐れるような感じで足を引きずりながら急に逃げるように離れて行ってしまいました。
ケガをしているのだから、人を怖がるのも無理はないと思い、せめて餌だけでも食べて欲しいと、優しく魚を投げたのですが、方向転換して逃げられてしまいました。
既に辺りが暗かったこともあり、黒猫だけに暗さと黒さが判別できず、逃げるその姿が見えなくなるのがもの凄く早かったです。
「どうしよう・・・」
一気に力が抜けました。
このまま探すことが出来なければ、足のケガが元であの黒猫は死んでしまうかもしれない、そう思うと、なおのこと苦しくなりました。
それからずっと気になっていて、どうしても探し出せないもどかしさから、心が悲鳴を上げていました。
その黒ネコのことを、旦那さんに話したり、親に話したり、どうにか自分の心の重荷を取りたいとあの頃は焦っていました。
それから数日後、ジンくんの獣医師と電話で話す機会があり、なぜか関係もないその黒猫の一部始終を話していました。
獣医は忙しいのに、私の話に耳と心を傾けて、聞いてくれました。
うう、なんて優しいの~、この獣医は・・・!!!
それからです、ようやく私の心が軽くなったのは。
それでも、毎日があの日見た黒猫のことで頭がいっぱいでした。
分かってはいるんです、人には限界があり、出来ることと、出来ないことがあるっていうことを・・・
それでも、やはり目にしてしまったら、それを放っておくことはどうしてもできません。
その黒猫と目が合ったことも、忘れられない原因になったのかもしれません。
そして、その1週間後にくらいに、我が家のすぐ近くの電柱に黒猫を探しているという張り紙を見ました。
正確に言うと、旦那さんの方が見つけるのが早かった。
絶対このコだと思いました。
目はちゃんと開いていましたが、目ヤニが多かったのを覚えています。
それに、そんなに痩せている感じではなかったので、飼い猫ではないかとも考えていました。
ヨカッタ、飼い主さんが探しているんだ!と、まだ見つかってもいないのに安心した気になっていました。
実は私も、黒猫のことが気になっていたので、張り紙をしようと考えていました。
「後ろ足をケガした黒猫を探しています。」
安易な考えでしたが、治療でもして治ってもらえれば、私も救われると思っていました。
そんな時の、飼い主さんからの張り紙に、意気揚々と記載されていた携帯電話へ掛けてみると、違う方が出ます。
2度目も掛けても、その方が出ます。
どうやら、その飼い主さんは自分の携帯番号を間違えて書いてしまっているようです。
私も、何度も張り紙を見直して、また掛けましたが、またその人が出ました。 ゴメンナサイ!!!
すぐに、携帯番号が違っていると、その張り紙の下に私の書いた張り紙を更に貼っておきました。
あれから2週間くらい経ちます。
張り紙に書いてある携帯番号は直されていません。
考えてもみれば、そういうのって1度貼ると、見返すことなどしませんものね。ハァー
黒猫は、今日も見つからず・・・
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仕事帰りに車の中から外を眺めていたら、うちのご近所の門前に黒猫が座っていました。
近所でネコを見掛けることは滅多にないので、お腹を空かせていないか心配になりました。
で、一旦家に車を置いて、真空パックの魚フードを片手にその場へ戻ってみると、黒猫は後ろ足を引きずりながら畑の方へ移動していました。
足の具合が相当悪そうに見えたので、必死に黒猫を驚かせないように静かに近付いて行くと、1度はこちらに顔を向けてくれたのですが、何かを恐れるような感じで足を引きずりながら急に逃げるように離れて行ってしまいました。
ケガをしているのだから、人を怖がるのも無理はないと思い、せめて餌だけでも食べて欲しいと、優しく魚を投げたのですが、方向転換して逃げられてしまいました。
既に辺りが暗かったこともあり、黒猫だけに暗さと黒さが判別できず、逃げるその姿が見えなくなるのがもの凄く早かったです。
「どうしよう・・・」
一気に力が抜けました。
このまま探すことが出来なければ、足のケガが元であの黒猫は死んでしまうかもしれない、そう思うと、なおのこと苦しくなりました。
それからずっと気になっていて、どうしても探し出せないもどかしさから、心が悲鳴を上げていました。
その黒ネコのことを、旦那さんに話したり、親に話したり、どうにか自分の心の重荷を取りたいとあの頃は焦っていました。
それから数日後、ジンくんの獣医師と電話で話す機会があり、なぜか関係もないその黒猫の一部始終を話していました。
獣医は忙しいのに、私の話に耳と心を傾けて、聞いてくれました。
うう、なんて優しいの~、この獣医は・・・!!!
それからです、ようやく私の心が軽くなったのは。
それでも、毎日があの日見た黒猫のことで頭がいっぱいでした。
分かってはいるんです、人には限界があり、出来ることと、出来ないことがあるっていうことを・・・
それでも、やはり目にしてしまったら、それを放っておくことはどうしてもできません。
その黒猫と目が合ったことも、忘れられない原因になったのかもしれません。
そして、その1週間後にくらいに、我が家のすぐ近くの電柱に黒猫を探しているという張り紙を見ました。
正確に言うと、旦那さんの方が見つけるのが早かった。
絶対このコだと思いました。
目はちゃんと開いていましたが、目ヤニが多かったのを覚えています。
それに、そんなに痩せている感じではなかったので、飼い猫ではないかとも考えていました。
ヨカッタ、飼い主さんが探しているんだ!と、まだ見つかってもいないのに安心した気になっていました。
実は私も、黒猫のことが気になっていたので、張り紙をしようと考えていました。
「後ろ足をケガした黒猫を探しています。」
安易な考えでしたが、治療でもして治ってもらえれば、私も救われると思っていました。
そんな時の、飼い主さんからの張り紙に、意気揚々と記載されていた携帯電話へ掛けてみると、違う方が出ます。
2度目も掛けても、その方が出ます。
どうやら、その飼い主さんは自分の携帯番号を間違えて書いてしまっているようです。
私も、何度も張り紙を見直して、また掛けましたが、またその人が出ました。 ゴメンナサイ!!!
すぐに、携帯番号が違っていると、その張り紙の下に私の書いた張り紙を更に貼っておきました。
あれから2週間くらい経ちます。
張り紙に書いてある携帯番号は直されていません。
考えてもみれば、そういうのって1度貼ると、見返すことなどしませんものね。ハァー
黒猫は、今日も見つからず・・・
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黒猫、見付からないんですね
「そういうのって1度貼ると、見返すことなどしませんものね」
・・・そうなんですよね
探している時は夢中で貼って歩いて
見付かった後に剥がさない人も居ますから
とうなったんだろう ? って気になりますよね
「見付かりましたぁ〜」の張り紙をしてくれると嬉しいんですけどね
探している人の元へ無事に保護されていれば良いのですが
心配ですね・・・
↑ このコメントの後になんですが・・・
博多の"もつ"だと牛だと思いますが
私は牛でも豚でも鶏でも大好きで、よく食べますよ
お酒によく合いますから〜 ^^