ご心配をいただきました保護犬ちゃんは、今週の日曜日(11/11)に、飼い主さんの元へ無事帰ることが出来ました。
ブログにコメントをくださった皆さんの、涙が出るくらい(出てた)あたたかな気遣いと、励ましの言葉に何度も支えられました。
(だのに、返事が遅くなって本当にすみません。)
それに、我が家で今年の夏に保護をしたワンちゃんの、その頃から犬の散歩で我が家を訪れる人たちにも声を掛けていただいたり、忙しいながらもどうにか頑張ることが出来ました。
みなさま、本当に有難うございました。
保護犬ちゃんは、17歳のおばあちゃん犬でした。
今振り返っても、目は見えない、耳は聞こえない、肌の状態もアトピーが酷くて所々ハゲている、そんな目も当てられない状態のワンちゃんでした。
が、彼女は17年間も大事にされていた飼い犬でした。
名前は、ミルクちゃん。
飼い主であるお母さんから、「ミルちゃん」と呼ばれていました。
↑ 保護をした翌日、天気がよくてポカポカ陽気でした。
こうやって見ても、お腹が真っ黒なのがよく分かりますよね。
尻尾も皮膚の状態が悪く、ほとんど毛がありません。
目の周りも黒くて、手と足も毛は残っていますがアトピーがとても酷くて、常に痒がっています。
その状態は耳の中も一緒で、皮膚が腫れあがり塞がっているから聞こえていません。
保護犬ちゃんが起きている時に、目の前を通ったり、大きな声で喋ってみても、気が付かないんです。
それは、病院の検査でも同じ結果でした。
保護犬ちゃんがいた1週間は、朝夕だけは多少寒くもなりましたが、ほぼ毎日が暖かでした。
今週は、激寒ですよね!
飼い主さんが、保護犬ちゃんを庭先で飼っていると言っていたので、今ごろ寒がっていないかと、余計なお世話でしょうがちょっと心配しています。
うーん、大丈夫なのかなぁ~?
それにしても、老犬であることを知った今なら、あれだけたくさん寝ていたことには納得いけます。
我が家に来たて、ぐったりと寝ている姿を見ると、長い放浪生活で余ほど疲れていたからなのだろうと、不憫にさえ思っていたくらいです。
そして、このような状態でどうやって生きてきたのか、いえ、生きてこれたのか、とても不思議でした。
もの凄い苦労をしてきたのだろうと思い込んでしまい、可哀想で、可哀想で、仕方ありませんでした。
この日は、文化の日で祝日だったため、ネモちゃんの通っている病院はお休みでした。
すっかり捨てられた犬と思い込んでいたので、違う動物病院へ朝一で出掛け、フロントラインを取りあえず購入しました。
でも、でも、こんな状態ですもん、病院で診てもらいたい…
少しでも保護犬ちゃんの気休めになればと、不自由な部分をカバーするように頭や体に触れることで、安心させることに努めました。
とても頭の良いコで、始めは家の外壁にぶつかっていましたが、徐々に慣れていきました。
それでも、犬が加わると完全に生活のリズムが狂うので、これからまた大変になるね!と、旦那さんと話していました。
ネモちゃんの病院はお休みでしたが、保護した状態が状態ですから1日でも早く診てもらいたくて、先生に休日出勤をしてもらいました。
年齢もあるからでしょうが、とても大人しいです。
先生は、柴犬です!と言いましたが、私にはどうしても柴犬とは思えませんでした。
だって、柴犬はもっと可愛い・・・・・・・・・・。 ←心の声
目ヤニもびっちりでした。
先生がティッシュを使って綺麗に取ってくれたのですが、過去に違う病院で目ヤニを取る時は角膜?を傷つけることもあるので慎重にしなければなりませんと言われたことがあって、ちょっとコワかったです。
先生の話では、目ヤニは積極的に取ってあげたほうが良いそうです。
柴犬は他の犬に比べ皮膚病になり易いようで、皮膚はさておき、先生は目の方を心配していました。
緑内障とか、眼圧とか、角膜に傷が無いかなど、色々調べてくれたのですが、乾性角膜炎(ドライアイ)であることが分かりました。
↓これが、ドライアイを調べられるものだそうです。
原理は単純で、測定も簡単でした。
でも、検査ですから値段はそれなりにするのだと思います。
ドライアイだと、角膜を保護するものが無い状態なので、細菌?などの感染の心配や、角膜が傷つくこともあるようなのです。
それに、異所性まつげ(たぶん逆さまつ毛のこと)もあったようで、抜いてくれました。
でも、これももちろん費用が掛かっています。
処置をしていただいているので料金が発生することは当然ですが、イヌもネコも本当にお金が掛かります。
ま、それを分かっていてもお願いしたいと思う気持ちは変わらないので、笑うしかないです。 はははははぁ・・・・
↑ 保護犬ちゃんのご飯も病院で買ってきました。
皮膚のケアが必要なワンちゃん向けと書いてあったので、即買いでした。
でも、封を開けてビックリです。
フード袋はこんなに大きいのに、中身は空間が多くて、あれれ、内容量800gだったのね・・・・・・
でも、普通のフードとなんか違うわ、うん、そうよ! そうでないとイケナイワ!
保護犬ちゃんは、ご飯もお水も、ものすごーくたくさん食べるんです。
やはり、今まで食べられなかったんだと、改めて可哀想にと思ったくらいでした。
病院のフードは少なかったので、とりあえず栄養のあるもので体力を付けてもらいたくて、早速ネットで注文しておきました。
インターネットでドックフードの説明を読んでいると、どれもこれも体に良さそうに思えてきます。
これじゃ、全部欲しくなってしまいますね!
取りあえず、眠い目をこすりながら必死で厳選して、2種類、2.5kgと3kgを注文、すぐに家に届けてくれました。
結局、保護犬ちゃんは1週間と1日で飼い主さんの元へ帰って行ったので、封を開けてしまった方はプレゼントしました。
フードは、保護犬ちゃんも気に入ってくれていたので、お渡しすることが出来てホント良かったです。
未開封の残ったドックフードは、ワンちゃんのために頑張っている人を見つけて、またお譲りしたいと考えています。
前回のセンちゃんの時もそうでした。
↑これは、皮膚に直接塗るもので、あのアトピーの面積を考えると、すぐに使い切ってしまうでしょう。
皮膚の状態は、皮膚から独特な異臭を放っていたので、カビの可能性が高いとのことでした。
その特徴的な臭いから、マラセチアという酵母?の一種なんだそうです。
ゴールデンレトリバーちゃんにも、多く見られる皮膚病だそうです。
アトピーだとすると、完全に治すことはできないそうで、痒みや皮膚の状態をコントロールしていくような治療になるとの話でした。
↑これは、免疫抑制剤の軟膏目薬で、オプティミューンというそうです。
因みに、とても高いです!
とっても少量なのですが、これで5千円しちゃいます!!
↑潤いをもたせるヒアレインの点眼。 30本。
他にも、ステロイド点眼、抗生点眼(内服)を勧められましたが、さすがに4種類を1日何回も点すのは、私の方が死んでしまうと訴え、2種類に留めてもらいました。
これだけ病気も多ければ、捨ててしまう人もいるのだろうと思いました。(違っていましたが)
↑旦那さんに、犬小屋を組み立ててもらいました。
せっかくの休日でも、病院や買い物やらで、全く休む暇がありませんでした。
そして、この日から、朝の散歩は旦那さんが担当、夜の散歩は私がすることになりました。
実は私、今月からハローワークの職業訓練なるものに通っているのでした。
色々と書きたかったのですけれど、書く暇がとても無くて、だって、だってねーーーー!!! 遠いの!
場所も遠いのだけれど、バスと電車の繋ぎも悪くて、自宅から1時間40分後に到着するんですよ~
朝から夜まで、自分と保護犬ちゃんの世話と、ネモちゃんの通院で、毎日がボロボロですよ~
私のグチはさておき、保護犬ちゃん、どうやら犬小屋を気に入ってくれたようです。
日中は日向ぼっこ、散歩以外は犬小屋に入って寝ていることが多かったです。
それにこれからもっと寒くなってくるだろうからと、体熱を利用して暖かくなる魔法のぽかぽかマットも購入してみました。
本当に、スヤスヤと眠っています。
保護犬ちゃんは、動物病院で皮膚病用のシャンプーもしてもらっているので、体も清潔になって気持ちいいんだと思います。
少しずつ、特徴的な臭いも改善されているようにも感じられました。
忙しいを除けば、他は色んな意味で良い方向に進んでいました。
保護犬ちゃんも、数日で我が家に馴染んでいるように見えました。
そして、私たちも保護犬ちゃんのご飯、散歩、点眼、塗り薬、それが普通になっていました。
これからの余生、保護犬ちゃんは我が家でずっと暮らすんだろうな~、そんな風に考えていました。
この服は、ボアボアしていて可愛いんですよ。
病気やケガなど理由も無いのに、ペットに洋服を着せる人っていますよね。
可愛いのかもしれないけれど、私から見たら可哀想に思えてしまう。
でも、保護犬ちゃんには着せました。
後ろ足を使って、お腹やわき腹、至るところを掻いているので、皮膚に悪いようなのです。
看護師さんや先生に聞いたら、洋服を着せれば体を直接掻くこともできなくなるので、良さそうな話をしてくれました。
この洋服ですが、ピンク色と黄色があって、どちらにしようかともの凄く悩みました。
こういう気持ちって、もしかしたら私もペットに着せたがる人たちと同じなのぉ~?
最後になりましたが、ワンちゃんとの出会いは、11月2日(金)の夜中の11時頃でした。
その日は、旦那さんが飲み会で帰りが遅かったので、駅まで車で迎えに行ったんです。
その帰り道、我が家まであと少しの所だったんですが、保護犬ちゃんがお尻を地面につけて体を丸くさせてお腹を掻いている状態でした。
でも、道路にはみ出ていて、とてもキケンでした。
保護するしかないね! そう言って、車を止めて犬の側へ駆け寄っていました。
私たちの運転する車のすぐ後ろには、タクシーがいました。
私たちの車とタクシーが前後していたら、この犬はケガをしていたかもしれません。
運の良いコです。
そう言えば、保護した翌日の11月3日夜に、旦那さんが保護犬ちゃんの散歩に出掛けていた時、私も外でその帰りを持っていたんですね。
9時頃でした(休日だったこともあって、朝と夕方、夜も散歩したんです)。
東の空に、流れ星を見ることが出来ました。
20代の頃は、1年に1回は流れ星を見るぞ!を目標にしていた私でした。
今でも、寝る前には夜空の星を見て、寝床に入ります。
見事な流れ星だったので、センちゃんからのメッセージなのかとも思ってしまったくらいでした。
後でインターネットで調べて見たら、この日は「おうし座流星群」の見られる日だったようです。
そしてもうすぐですが、11月17日は「しし座流星群」が見られる日です。
寒いけれど、また見たいなと思っています。
そんな訳で、保護犬ちゃんと過ごした1週間と1日は、とても忙しい毎日でした。
なので、交番に拾得物の届け出が遅れてしまったんです。
そして、心の中では、届け出をしてもきっと無駄だろうと考えていました。
11月11日、日曜日の4時くらいにやっと暇が出来ました。
交番へ拾得物の届けの電話を掛けたら、ちょうど1週間前に老犬の柴犬がいなくなってしまたと、交番へ届け出があったようなのです。
でも、同じ犬であるかどうか分かりません。
(だって、柴犬とは思わなかったから。)
その日のうちに、飼い主さん夫婦が訪ねてきてくれて、ミルクちゃんであることが判明した訳なんです。
飼い主さんのお話では、あの日の昼間、庭で自由に歩けるようにしていたら、いつの間にか姿が見えなくなってしまい、探していたそうなんです。
こんなによくしてくださって、有難うございます。 命の恩人です。
そのひと言が、ミルクちゃんが家族として可愛がられていた証に聞こえました。
でも、飼い主さんが側によっても、ミルクちゃんは犬小屋から出てきません(目が見えないし、耳も聞こえないから)。
飼い主さんも苦笑いでした。
ミルクちゃんは、私たちには敏感なのですけれどね。
あ~、ミルクちゃんは、17歳のおばあちゃんになるまで、こんなに愛されていたんですね。
そして、交番で犬を探しているという届け出があったことを聞いた時、涙が出そうなくらい嬉しかった。
こんなことって、あるんだなぁ~って。
ミルちゃんが去った後、嬉しいようでやっぱり寂しい、そんな複雑な気持ちでいます。
でも、これで良かったんですよね。
病院でも言われたのですが、今年は犬に当たってばかりです。
それも、ちょっと私的には複雑です。
今夜も冷えます、ミルちゃんは寒くしていないかな?
本当に、ミルちゃんもいいコでしたよ♪
← おばあちゃん犬のミルちゃんに、ポチっとお願いします。
にほんブログ村
← 愛の「ポチ」っと、してください。
ブログにコメントをくださった皆さんの、涙が出るくらい(出てた)あたたかな気遣いと、励ましの言葉に何度も支えられました。
(だのに、返事が遅くなって本当にすみません。)
それに、我が家で今年の夏に保護をしたワンちゃんの、その頃から犬の散歩で我が家を訪れる人たちにも声を掛けていただいたり、忙しいながらもどうにか頑張ることが出来ました。
みなさま、本当に有難うございました。
保護犬ちゃんは、17歳のおばあちゃん犬でした。
今振り返っても、目は見えない、耳は聞こえない、肌の状態もアトピーが酷くて所々ハゲている、そんな目も当てられない状態のワンちゃんでした。
が、彼女は17年間も大事にされていた飼い犬でした。
名前は、ミルクちゃん。
飼い主であるお母さんから、「ミルちゃん」と呼ばれていました。
↑ 保護をした翌日、天気がよくてポカポカ陽気でした。
こうやって見ても、お腹が真っ黒なのがよく分かりますよね。
尻尾も皮膚の状態が悪く、ほとんど毛がありません。
目の周りも黒くて、手と足も毛は残っていますがアトピーがとても酷くて、常に痒がっています。
その状態は耳の中も一緒で、皮膚が腫れあがり塞がっているから聞こえていません。
保護犬ちゃんが起きている時に、目の前を通ったり、大きな声で喋ってみても、気が付かないんです。
それは、病院の検査でも同じ結果でした。
保護犬ちゃんがいた1週間は、朝夕だけは多少寒くもなりましたが、ほぼ毎日が暖かでした。
今週は、激寒ですよね!
飼い主さんが、保護犬ちゃんを庭先で飼っていると言っていたので、今ごろ寒がっていないかと、余計なお世話でしょうがちょっと心配しています。
うーん、大丈夫なのかなぁ~?
それにしても、老犬であることを知った今なら、あれだけたくさん寝ていたことには納得いけます。
我が家に来たて、ぐったりと寝ている姿を見ると、長い放浪生活で余ほど疲れていたからなのだろうと、不憫にさえ思っていたくらいです。
そして、このような状態でどうやって生きてきたのか、いえ、生きてこれたのか、とても不思議でした。
もの凄い苦労をしてきたのだろうと思い込んでしまい、可哀想で、可哀想で、仕方ありませんでした。
この日は、文化の日で祝日だったため、ネモちゃんの通っている病院はお休みでした。
すっかり捨てられた犬と思い込んでいたので、違う動物病院へ朝一で出掛け、フロントラインを取りあえず購入しました。
でも、でも、こんな状態ですもん、病院で診てもらいたい…
少しでも保護犬ちゃんの気休めになればと、不自由な部分をカバーするように頭や体に触れることで、安心させることに努めました。
とても頭の良いコで、始めは家の外壁にぶつかっていましたが、徐々に慣れていきました。
それでも、犬が加わると完全に生活のリズムが狂うので、これからまた大変になるね!と、旦那さんと話していました。
ネモちゃんの病院はお休みでしたが、保護した状態が状態ですから1日でも早く診てもらいたくて、先生に休日出勤をしてもらいました。
年齢もあるからでしょうが、とても大人しいです。
先生は、柴犬です!と言いましたが、私にはどうしても柴犬とは思えませんでした。
だって、柴犬はもっと可愛い・・・・・・・・・・。 ←心の声
目ヤニもびっちりでした。
先生がティッシュを使って綺麗に取ってくれたのですが、過去に違う病院で目ヤニを取る時は角膜?を傷つけることもあるので慎重にしなければなりませんと言われたことがあって、ちょっとコワかったです。
先生の話では、目ヤニは積極的に取ってあげたほうが良いそうです。
柴犬は他の犬に比べ皮膚病になり易いようで、皮膚はさておき、先生は目の方を心配していました。
緑内障とか、眼圧とか、角膜に傷が無いかなど、色々調べてくれたのですが、乾性角膜炎(ドライアイ)であることが分かりました。
↓これが、ドライアイを調べられるものだそうです。
原理は単純で、測定も簡単でした。
でも、検査ですから値段はそれなりにするのだと思います。
ドライアイだと、角膜を保護するものが無い状態なので、細菌?などの感染の心配や、角膜が傷つくこともあるようなのです。
それに、異所性まつげ(たぶん逆さまつ毛のこと)もあったようで、抜いてくれました。
でも、これももちろん費用が掛かっています。
処置をしていただいているので料金が発生することは当然ですが、イヌもネコも本当にお金が掛かります。
ま、それを分かっていてもお願いしたいと思う気持ちは変わらないので、笑うしかないです。 はははははぁ・・・・
↑ 保護犬ちゃんのご飯も病院で買ってきました。
皮膚のケアが必要なワンちゃん向けと書いてあったので、即買いでした。
でも、封を開けてビックリです。
フード袋はこんなに大きいのに、中身は空間が多くて、あれれ、内容量800gだったのね・・・・・・
でも、普通のフードとなんか違うわ、うん、そうよ! そうでないとイケナイワ!
保護犬ちゃんは、ご飯もお水も、ものすごーくたくさん食べるんです。
やはり、今まで食べられなかったんだと、改めて可哀想にと思ったくらいでした。
病院のフードは少なかったので、とりあえず栄養のあるもので体力を付けてもらいたくて、早速ネットで注文しておきました。
インターネットでドックフードの説明を読んでいると、どれもこれも体に良さそうに思えてきます。
これじゃ、全部欲しくなってしまいますね!
取りあえず、眠い目をこすりながら必死で厳選して、2種類、2.5kgと3kgを注文、すぐに家に届けてくれました。
結局、保護犬ちゃんは1週間と1日で飼い主さんの元へ帰って行ったので、封を開けてしまった方はプレゼントしました。
フードは、保護犬ちゃんも気に入ってくれていたので、お渡しすることが出来てホント良かったです。
未開封の残ったドックフードは、ワンちゃんのために頑張っている人を見つけて、またお譲りしたいと考えています。
前回のセンちゃんの時もそうでした。
↑これは、皮膚に直接塗るもので、あのアトピーの面積を考えると、すぐに使い切ってしまうでしょう。
皮膚の状態は、皮膚から独特な異臭を放っていたので、カビの可能性が高いとのことでした。
その特徴的な臭いから、マラセチアという酵母?の一種なんだそうです。
ゴールデンレトリバーちゃんにも、多く見られる皮膚病だそうです。
アトピーだとすると、完全に治すことはできないそうで、痒みや皮膚の状態をコントロールしていくような治療になるとの話でした。
↑これは、免疫抑制剤の軟膏目薬で、オプティミューンというそうです。
因みに、とても高いです!
とっても少量なのですが、これで5千円しちゃいます!!
↑潤いをもたせるヒアレインの点眼。 30本。
他にも、ステロイド点眼、抗生点眼(内服)を勧められましたが、さすがに4種類を1日何回も点すのは、私の方が死んでしまうと訴え、2種類に留めてもらいました。
これだけ病気も多ければ、捨ててしまう人もいるのだろうと思いました。(違っていましたが)
↑旦那さんに、犬小屋を組み立ててもらいました。
せっかくの休日でも、病院や買い物やらで、全く休む暇がありませんでした。
そして、この日から、朝の散歩は旦那さんが担当、夜の散歩は私がすることになりました。
実は私、今月からハローワークの職業訓練なるものに通っているのでした。
色々と書きたかったのですけれど、書く暇がとても無くて、だって、だってねーーーー!!! 遠いの!
場所も遠いのだけれど、バスと電車の繋ぎも悪くて、自宅から1時間40分後に到着するんですよ~
朝から夜まで、自分と保護犬ちゃんの世話と、ネモちゃんの通院で、毎日がボロボロですよ~
私のグチはさておき、保護犬ちゃん、どうやら犬小屋を気に入ってくれたようです。
日中は日向ぼっこ、散歩以外は犬小屋に入って寝ていることが多かったです。
それにこれからもっと寒くなってくるだろうからと、体熱を利用して暖かくなる魔法のぽかぽかマットも購入してみました。
本当に、スヤスヤと眠っています。
保護犬ちゃんは、動物病院で皮膚病用のシャンプーもしてもらっているので、体も清潔になって気持ちいいんだと思います。
少しずつ、特徴的な臭いも改善されているようにも感じられました。
忙しいを除けば、他は色んな意味で良い方向に進んでいました。
保護犬ちゃんも、数日で我が家に馴染んでいるように見えました。
そして、私たちも保護犬ちゃんのご飯、散歩、点眼、塗り薬、それが普通になっていました。
これからの余生、保護犬ちゃんは我が家でずっと暮らすんだろうな~、そんな風に考えていました。
この服は、ボアボアしていて可愛いんですよ。
病気やケガなど理由も無いのに、ペットに洋服を着せる人っていますよね。
可愛いのかもしれないけれど、私から見たら可哀想に思えてしまう。
でも、保護犬ちゃんには着せました。
後ろ足を使って、お腹やわき腹、至るところを掻いているので、皮膚に悪いようなのです。
看護師さんや先生に聞いたら、洋服を着せれば体を直接掻くこともできなくなるので、良さそうな話をしてくれました。
この洋服ですが、ピンク色と黄色があって、どちらにしようかともの凄く悩みました。
こういう気持ちって、もしかしたら私もペットに着せたがる人たちと同じなのぉ~?
最後になりましたが、ワンちゃんとの出会いは、11月2日(金)の夜中の11時頃でした。
その日は、旦那さんが飲み会で帰りが遅かったので、駅まで車で迎えに行ったんです。
その帰り道、我が家まであと少しの所だったんですが、保護犬ちゃんがお尻を地面につけて体を丸くさせてお腹を掻いている状態でした。
でも、道路にはみ出ていて、とてもキケンでした。
保護するしかないね! そう言って、車を止めて犬の側へ駆け寄っていました。
私たちの運転する車のすぐ後ろには、タクシーがいました。
私たちの車とタクシーが前後していたら、この犬はケガをしていたかもしれません。
運の良いコです。
そう言えば、保護した翌日の11月3日夜に、旦那さんが保護犬ちゃんの散歩に出掛けていた時、私も外でその帰りを持っていたんですね。
9時頃でした(休日だったこともあって、朝と夕方、夜も散歩したんです)。
東の空に、流れ星を見ることが出来ました。
20代の頃は、1年に1回は流れ星を見るぞ!を目標にしていた私でした。
今でも、寝る前には夜空の星を見て、寝床に入ります。
見事な流れ星だったので、センちゃんからのメッセージなのかとも思ってしまったくらいでした。
後でインターネットで調べて見たら、この日は「おうし座流星群」の見られる日だったようです。
そしてもうすぐですが、11月17日は「しし座流星群」が見られる日です。
寒いけれど、また見たいなと思っています。
そんな訳で、保護犬ちゃんと過ごした1週間と1日は、とても忙しい毎日でした。
なので、交番に拾得物の届け出が遅れてしまったんです。
そして、心の中では、届け出をしてもきっと無駄だろうと考えていました。
11月11日、日曜日の4時くらいにやっと暇が出来ました。
交番へ拾得物の届けの電話を掛けたら、ちょうど1週間前に老犬の柴犬がいなくなってしまたと、交番へ届け出があったようなのです。
でも、同じ犬であるかどうか分かりません。
(だって、柴犬とは思わなかったから。)
その日のうちに、飼い主さん夫婦が訪ねてきてくれて、ミルクちゃんであることが判明した訳なんです。
飼い主さんのお話では、あの日の昼間、庭で自由に歩けるようにしていたら、いつの間にか姿が見えなくなってしまい、探していたそうなんです。
こんなによくしてくださって、有難うございます。 命の恩人です。
そのひと言が、ミルクちゃんが家族として可愛がられていた証に聞こえました。
でも、飼い主さんが側によっても、ミルクちゃんは犬小屋から出てきません(目が見えないし、耳も聞こえないから)。
飼い主さんも苦笑いでした。
ミルクちゃんは、私たちには敏感なのですけれどね。
あ~、ミルクちゃんは、17歳のおばあちゃんになるまで、こんなに愛されていたんですね。
そして、交番で犬を探しているという届け出があったことを聞いた時、涙が出そうなくらい嬉しかった。
こんなことって、あるんだなぁ~って。
ミルちゃんが去った後、嬉しいようでやっぱり寂しい、そんな複雑な気持ちでいます。
でも、これで良かったんですよね。
病院でも言われたのですが、今年は犬に当たってばかりです。
それも、ちょっと私的には複雑です。
今夜も冷えます、ミルちゃんは寒くしていないかな?
本当に、ミルちゃんもいいコでしたよ♪
← おばあちゃん犬のミルちゃんに、ポチっとお願いします。
にほんブログ村
← 愛の「ポチ」っと、してください。
捨てられたワンちゃんじゃなくて本当に良かった。
そして飼い主の元に帰ることが出来て良かった。
朝から朗報を読んで、ホッとしました。
今日一日頑張ろうって思いました。
一週間と一日、お疲れさまでした(*^_^*)