先日、映画『レ・ミゼラブル』を観てきました。

年末頃からおススメの映画として、実際に観て来た人たちから「絶対見て、感動するから!」と口を揃えて同じようなことを言われていました。

はい、それは本当です、だから私も言ってしまいますよ~ 「絶対観たほうがいい、感動だから!」って。


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この映画の予告を見た時に、「観てもいいかな~」と思っていた映画だったのですが、実際行くことはしてなくて、観た人から話を聞いても、気にはなりつつそれでも観に行けてなくて、2月の後半にブロ友さんの『感動しました!』と記事に書かれていて、思い出したように行って来ました(笑

はい、これは、行かないと損します!

絶対に映画館で観て~!!!

家で観たら、作品全体の魅力が損なわれてしまいます。

私が実際この映画を観に行くまでに数ヶ月掛かった訳は、ミュージカルが苦手なこと、それに『レ・ミゼラブル』という物語自体が暗過ぎて重過ぎて私にはムリという感じでした。

そんな抵抗感があった私が観ても、158分があっという間でした。

というよりも、もっと観てもいいと思えたくらいでした(笑

TOHOの水曜日はレディースデイになっていて、その昼間に出掛けてきたのですが、私の予想に反して大入りでした。

席に着いてからも、はじめからおわりまで歌だと聞いてたので、これまた期待していませんでした。

でもですね、映画ってやはりスゴイんですね~

大勢の囚人が大きな船を運んでいるシーンから始まるのですが、そのスケールの大きさというか迫力そのものに、はじまった瞬間から物語に引き込まれてしまいました。

昔の罪人の罰は命がけなのだと、生きるのも地獄であると、その映像から悟ることになります。

そして、その囚人たちを見下げるラッセルクロウ演じるジャベール警部の立ち姿、映像の力ですね、とても迫力がありました。

まずは目で心を奪われますが、その後の歌、ホント歌なんです。

独り言も、告白も、怒りや喜び全てが歌で進行されます。

ですが、違和感は感じられません。

というか、歌で映像の迫力が増してます。

『レ・ミゼラブル』という大作が映画とミュージカルの融合で、新しい魅力を生み出しています。

悲しいことや辛いこと、理不尽さが歌で倍増されるため強く伝わってきて、涙もろい私は最初のうちから泣いてしまいました。

「レ・ミゼラブル」の意味は、「みじめな人々」「悲惨な人々」だそうです。

ここへ出てくる人々は、確かにそんな人々でした。

私だって、この時代では生きていけないと思うほど悲惨です。

少し前に、NHKの大河ドラマで松山ケンイチさん主演の『平清盛』が大河ドラマなのに?映像が汚いと酷評されていましたが、その時代を忠実に描いたと言えば私は返ってスゴイな!と受け入れられていました。

映画『レ・ミゼラブル』も、そんな感じです。

ただ、受け入れるとかいう気構えなく楽しめますから、ご安心ください(笑

物語自体の強さに引けを取らない俳優陣の表現力やアフレコ無しの歌声に、魅了された一日となりました。

いや~、映画っていいですよね~♪



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