ネモコのことで、ご心配をおかけしました。

そして、応援メッセージを、本当にありがとうございました。

その応援メッセージが、涙で読めないくらい、あの頃はネモコのことを考えるだけで涙が出てしまって、すぐにでも死んでしまうのではないかと、悲しくなるばかり。

実際、危険な状態であるのは今も変わりありません。

ただ、危険な状態ではあるものの、早い段階で酸素室に入れ絶対安静にしたこと、高濃度の点滴で体に濃い栄養を入れたことで、状態が少しだけ落ち着いています。

ただ見守ることしかできなくて、興奮させてはいけない状態なので、面会時間も長くは取れません。


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心配を掛けるだけではいけませんね、ネモコの状態を少し書きますね。

先日の6月7日(土)頃、いつにも増して呼吸が少し荒く苦しそうに感じたので、翌日の8日(日)に動物病院で診てもらうことに。

その日は病院がお休みで、スタッフがおらず院長先生が1人で対応してくれました。

水戸市の「動物病院ハートランド」では、このように365日の24時間(と言っても過言でない)、院長先生が県外に出かけていない限りの緊急事態の治療に対処をしてくれます。

今回も、私なりの緊急性を感じて診てもらうことにしました。

そして、後日、ハートランドの結果をもとに、ひたちなか市の「動物病院心恵堂」で更に診てもらいました。

この二つの動物病院で、レントゲン検査とエコー検査、細菌の採取を経て、肺に膿の塊が見つかり、ネモコの呼吸が少し荒くなっていた原因が判明しました。

肺にできた膿の塊の根源である可能性が高い誤嚥、口内炎が絡んでいるようだと獣医の説明を受けながら納得できました。

そこで、11日の午前中に別の動物病院で口内炎の治療を改めてお願いすることにしました。

その病院は、口内ケアに力を入れていて、レーザー治療ができる設備を持っています。

普段お世話になっている動物病院と並行して、口内炎の治療法を見直すことにしたんです。

その病院で、肺にある塊の説明をすると、有無を言わさずといった感じでレントゲンを撮られることになりました。

口内炎の治療だけをお願いしたかったのですが、その病院の獣医とはコミュニケーションがうまく取れませんでした。
(なんか、みょうに口調が怖いし、私の質問が悪かったのかな?)

この日は、旦那さんも偶然仕事を休んでいて、別の動物病院へも一緒に行ってもらっています。

一方的な口調が、私にはどうも受け入れ難かった。

旦那さんも同じように感じていたようです。

口内炎の治療法についての説明と、レントゲン撮影で影の確認、皮下点滴をしてお昼前に自宅へ帰ってきました。

気付いた時、午後2時くらいにはネモコの様子がおかしくなっていて、呼吸は荒いし、ヨダレがポタポタと口内炎が原因の垂れ方とは全く違っていました。

余りの急変に、泣きながら、すぐにネモコの掛かり付けの動物病院へ電話して、院長先生に診てもらいました。

レントゲンを撮った結果、肺と胸腔間に1.2cmほどの空間ができていて、そのため肺が最大まで膨らむことができない状態でした。

その空間には空気が入っていると考えられ、すぐに注射器でその空気を抜き取る処置をしていただきました。

75ccの空気と一緒に、35ccの肺にあったはずの膿が取れました。

肺に穴が開いて、胸腔内に漏れていると考えられます。

10日前に、肺に針を刺して肺の中にある塊の検査をしました。

呼吸が少し荒かった原因が分かった10日前とその間、呼吸の荒さにさほど変化は無かったと思います。

今日の午前中に、別の動物病院でレントゲンを撮って画像を見ています。

その時には、胸腔に変化はありませんでしたし、そこの獣医もそんな指摘はしていませんでした。

数時間後、ネモコが呼吸困難に近い状態になったことで、私はその別の動物病院でレントゲンを撮影した際に、胸を強く圧迫されたのではないかと考えました。

でないと、肺の中にあった膿が肺の外(胸腔内)へ出るなんて考えられません。

クリンダマイシンと言う抗生物質で症状を抑えていく矢先だったのに、肺に穴が開いて肺が膨らまない状態になるなんて、こんな最悪な事態になるなんて、想像もできなかったし、悔しい。

このときは、胸腔内に漏れた空気と膿の液体を抜き取って、ネモコの呼吸は落ち着きました。

ホッとしたのも束の間、夕方にはまた息が荒くなって、すぐに病院へ。

そして、そのまま酸素室へ入院。

帰宅時間は、夜の10時を過ぎていました。

内科的処置と、外科手術、どちらもリスクがあると言われています。

そして、このままでも危険な状態であること。

奇跡を信じるなんてことはできない、現実を直視して決断をしなければならない。

でも、どうしてもそれができない。

手術が怖い、手術をしたらきっと死んでしまう。

そう言えるくらい、ネモコには余計な体力はもう残っていません。

体がどんどん痩せていく、ホントにガリガリで、その痩せた体を触ると悲しくて。

震えが止まらない。