ネモコ、無事に動物病院から退院することができました。

長くご心配をお掛けましたが、色々と、たくさんと、本当に、ありがとうございました。

ネモコは、かなり痩せましたが、今は少しずつ体重も増えています。


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退院し立てのネモコです。↑

肺に異常があった時と比べて、表情が違うでしょ!

この日からほんの10日前のネモコは、気胸(胸膜腔に空気が入った状態)となり、肺が膨らまず息をするのが苦しい状態に陥りました。

苦しそうにする様子は、肺の中に出来てしまった膿の塊が原因と思っていましたが、その険しい表情と呼吸の異常に、イヤな予感がしてすぐに病院へ連れ込みました。  →

嫌な予感は的中していて、胸腔から空気と膿のような液体を注射で吸い取りました。

そうすると、肺が膨らみネモコが正気を取り戻すのが分かりました。

しかし、数時間後にはまた同じような状態になって、緊急入院です。

こんなことがあったのに、10日後の退院した日には、目でしっかり物を見て、生気が蘇っています。

驚くと言うか、信じられないくらい、生き生きとしています。


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退院したネモコに、ミーちゃんが一番に挨拶に来ました(笑

ネモコが酸素室に入院すると、ミーコも普段と様子が違っていました、心配していたのだと思います。

ですが、一番の変化は、ジン君でしたね。

入院した直後から、ネモコが家のどこにもいないことに気が付いて、その寂しさをすぐに見せました。

よく鳴くようになって、私の後を離れなくて、もの凄く甘えていました。

そして、普段はジン君が決して入らないネモコの隠れ場所があって、そこに入って寝ている姿がありました。

この姿を見た時は、とても切なくなりました。

入院中も、入院寸前も、もうダメかもしれない、何度もそう覚悟することがありました。

退院の時に話してくれたのですが、院長先生も危ないと思ったことがあったようです。

当然です、私と旦那さんが見てそう思っていたのですから、本当にネモコとはお別れになってしまうと。

でも、無事に帰ってきてくれた!

ネモコは、過去の交通事故からの生還に続いて、またまた奇跡の復活を果たしました。


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あの時、ネモコの容体がかなり厳しくて、開胸となる手術は危険と分かっていました。

でも、他になす術がなくて、そんな綱渡りの現実を前に、奇跡なんて信じることは出来なくなっていて、ただただ目の前で起こる事実しかなかったです。

口内炎も治せなくて、気胸も治せない、私は何も治してあげられないのだと、悲しくなりました。

そして、ネモコは、10日間の入院となりました。

驚くことに、ネモコの入院から3日後、今度はうちの旦那さんが緊急入院・手術となりました。

旦那さんは2週間の入院で、週末に退院したばかりです。

昨日から出勤予定だったのですが、傷口が痛むようで、今日から半日の出勤となりました。

入院、手術と言っても、痔ろうなので重い病気ではないのでご安心ください。

でも、相当痛いみたいで、軽々しく言ってもいけないようなのです(笑

この間、ネモコの病院と、旦那さんの病院を、毎日往復していました。

旦那さんの方は1日1回のお見舞いで、着替えとかってこんなにいるものなのね~と、梅雨時期の洗濯物の多さに驚くばかりでした。

ネモコのお見舞いは、私の仕事が無い日には1日2回通っていました。

ネモコの容体が心配なだけではなくて、私という家族が行くことでネモコの生きる力に期待しました。

そんなもので、毎日、疲れ果ててました(笑

家の中もみんなの甘え方が半端なくて、それにも十分応えていたと思います(笑

お陰で、私の健康状態がぁぁぁ・・・(笑)、歯が痛くて、痛くて、しょうがありませんでした。


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 ↑ ネモコが退院して家の中に入った瞬間、尻尾がピーンと立ちました!

ピーンと尻尾を立てたまま、家中を元気に歩き回ったのです。

思わず、「ネモコ、ヨカッタね~。 おうちに帰れて、ヨカッタね~!」と、何度も声をかけていました。

その度に、ネモコは甲高い声で返事をしていました(笑

上機嫌の時は、いつも高い声なんです。

その姿を旦那さんと、皆さんにお届けしたくて、スリッパを履かずに必死で写真を撮りまくっていました(笑

ジン君も、嬉しそうに後を追ったり、トンネルの場所では、一緒に遊ぼうと懸命に流し目を送っていました。

しかし、悲しいかな、ネモコ、相手にせず。

入院中に使用していた2種類の抗生剤が幸い肺の治療に効果があって、しかもそれが口内炎にも効き目が出ていました。

口の痛みが無いと、これだけ行動に違いが出ます。

でも、体を障ると骨ばっていて、それはまるで老猫のよう(涙

だけど、だけど、その足取りはしっかりとしていて、家に帰れたのがよほど嬉しかったのが見て分かります。


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こんな風に、暫らく家の中を散策していました。

そうそう、性格と言うのか、関わり方というのか、ビビは、ネモコが居なかった時も、帰ってきた時も、何もなかったように変わらずにいました(笑


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退院して、初めての食事、しかもカリカリを食べています。

入院前は、ロイカナの缶詰「退院サポート」だって、イヤイヤしていたのに、恐るべし、抗生物質の効き目!


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お水も、ジン君と一緒に飲んでいます。

と言うか、ジン君がネモコから離れない(笑

こうやって見ると、ネモコの体がこんなに小さくなってしまったのかと、否応無しに気付かされますね。


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喜んでばかりはいられません。

退院してきたネモコは更に痩せていたので、オムツのサイズが緩くなっていました。

そのため、オシッコも、緩いウンチも、オムツの脇から垂れ流しぃーーーーーーーー(泣

しかも、なぜかソファーをトイレと思い込んでいるため、この日からラグを取り替えながら洗うハメに・・・

まぁ、元気になってくれたんだから良しとしなければなりませんが、今回の2人の入院費用はかなり痛かった。

2年前に見直した旦那さんの生命保険、入院保険の分をなぜか見直していたんですね。

しかも手厚い保険は私の方で、旦那さんは死亡保険以外は手薄になっていた(暴・泣

私は勧誘に弱いようで、行く先々で保険に入ってしまっていたようです。

そんな私は健康優良児で、保険を使うことは全くなくて。

みんなが元気になったのは良いのだけれど、出費のことでは、頭痛いことが続いています。

あぁ、もう一度、保険の見直しが必要のようです。

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 ↑ 退院待ちの頃の、ネモコです(笑

入院部屋も、ネモコ仕様にしちゃいました。 

だって、骨ゴツゴツのネモコに、衛生面を優先するからと言っても、このステンレスの素材は痛いよね。
(ホントはもっとやりたくて、しかも他の入院部屋も変えたかった、笑。)

だけどね、自宅より、安静に過ごせたこの空間は、ネモコの恩人でもあります。


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うちの旦那さんよりも、一足お先に退院したネモコ、この時までは家の中が散らからなかったのになぁ~

旦那さんが退院したら、その日から家の中は「・・・・・・・・・・」、うーん、我慢、我慢。

この後、私も疲れがドット出てしまって、腑抜け状態に。

退院のご報告が遅くなってしまいましたこと、お許しください。




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