肉食のtobutoriは、いつか本格的な大腸検査をしなければと常々考えていました。

親にも言われているし・・・

職場の定期健診は、きとんと毎回受けています。

ただ、血液検査の注射は痛いので嫌いですが、日常とかけ離れた何かをすることは好きなので、健診を面倒なんて思いません(笑

今のところ、再検査を要する項目はないのですが、普段の食生活や年齢的に、ちょっと踏み込んだ検査の必要性を感じていました。

しかし、注射とか、痛いのが大の苦手のtobutoriです。 

今年に入ってジン君のことで私も一緒に苦しんで、ジン君が病院で息を引き取る同時刻くらいに、私は自宅で激しい胃痙攣を起こしていました。

救急車を呼ぶくらい、もの凄く苦しくて、もの凄く痛かったけど、ジン君ときっと同じ思いを味わった気がしました。

夜中の寝ていた私に、ジン君が「今から逝くなん~」って、私の体にそう教えてくれたと思っています。

死んでしまうなんて思ってもみなかったから、あの時夜中でもジン君の入院している動物病院に電話をすればよかった。

今でも、繰り返し色んなことを振り返る。

そして、その後も1度だけ軽い胃痙攣のような症状が起きて、内科を受診することに。

寒い時期だったので、冷えからくる腹痛(胃痙攣)と思っていたのですが、先生の話だと極度のストレスや疲労の蓄積で胃痙攣を起こすことがあると言われたときに納得がいきました。

キューっと胃に差し込むような痛みが、明け方近く1時間ほど続いたと思います。

寒いのに、汗が出る。

旦那さんの話だと、顔が真っ青だったそうです。

下痢が止まらず、便座の上から一歩も動けない、力も出ない。

涙とあくびが止まらない。

ちょっと熱めの白湯を旦那さんに作ってもらい、震える手で少しずつ飲みました。

それでも激しい痛みは続いていて、「救急車(呼んで)!」と、旦那さんに何回か必死で伝えたのですが、旦那さんは救急車を呼んでくれなかった。

こういう時、男の人はご近所のこととか気にしているのでしょうか。

私は、骨まで痛かったので、必死の訴えだったのに。

次第に、白湯の効果があらわれたのか、ずっと続いていた涙とあくびが収まってきて、痛みが落ち着いてきました。

それでも、しばらくは放心状態。

翌朝、ジン君の知らせを受けて、私の胃痙攣の痛みを思い起こし、ジン君も辛かったのだろうねと涙しました。

それが今年の2月のこと。

3月に入って内科を受診して、腹部を超音波検査で診てもらうも、特に異常は見当たりませんでした。

先生の勧めと、年齢的に本格的に検査をしてもよい頃と判断して、大腸検査と胃カメラの予約を取ることになりました。



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それで、さっそく紹介状を書いてもらって総合病院で大腸のCT検査をしてもらうことになりました。

 ↑ これは、検査の前日に指定された食事をとることになっているのですが、このレトルト食品が予想に反して美味しかったです。

Good job ! 、エスビー食品。


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検査中の写真は無いので、取りあえず検食の写真と説明をしますね♪

 ↑ メニューはこんな感じで、箱に写真もあり分かり易い(笑



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検査の前日も私には大変重要で、この検食を無事に食べる使命があるため、仕事の休みの日を利用しました。

病院の説明では、仕事をしながら検食を食べる人も多いような話でしたが、私には精神的に無理と思いました。

正解でした、結構使命を全うするために心の準備とか必要です。

でも、美味しくて良かった。


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ちゃんとした本格的な味の中華がゆ!!

ショウガも効いて味も大変良いですが、食感も違和感ないです。

これなら、お昼ごはんも楽しみ~♪


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お昼は、カレーライス。

しかも、これまた本格的にスパイスが効いていいお味なのです!!

さすが、スパイスに精通したエスビー食品、お見事です。

そして、昼食後と夕食後に「ガストログラフィン」10ml と、水300ml を飲みます。

後で調べましたが、ガストログラフィンは水溶性造影剤のようです。

非常に稀ですが、副作用が起こることが報告されていると、検査同意書に記載がありました。


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見た目も美味しそうですよね?、本当に美味しかったです(笑

本格的過ぎるから、辛さもしっかり利いている。



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夕食は親子丼です、午後7時までに食べます。

お吸い物は見た目シンプルですが、美味しかったと思います。

普段なら夜食までしっかり取る私なので、こんなに早い時間に食べ終えて、夜中眠れるか心配でした。



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これらの検食には、「難消化性デキストリン」が配合されています。

よくよく分からないことばかり出てきすが、食物繊維のことのようです。

できるだけ全部摂取することが望ましい、と書いてありました。

まぁ、全部美味しく食べられたので全くストレスはありませんでした。



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 ↑ そして、これが下剤・・・

「シンラック」と紙コップに半分の水を、夜8時に飲みます。

その後、就寝前の夜12時までに水400mlに「マグコロール」を溶かしたものに、ガストログラフィンを加えて飲んで終わりです。

翌日の検査終了まで、飲んだり食べたりできません。

そう、水も飲めない。 飴もガムもダメ・・・!

ですが、CT検査と違い内視鏡の検査は、ポカリスエットのような水分を数時間かけて2リットル飲まなければならないという話しなので、検査当日の朝に負担があります。

検食も、不味いと聞きました。

CT検査の精度は、6mm以上の隆起型腫瘍はほぼ100%検出可能な最新の検査法です。

エックス線を使って体外からの撮影なので身体への苦痛が少なく、全体的に楽に検査が受けられました。

そう、検査当日は何もすることがありません。

しいて言えば、撮影直前に腸の動きを抑える注射を肩にしました。

これくらい(笑

その後に、細いチューブを肛門から数cm挿入し、炭酸ガスを注入して大腸を拡張します。

ベッドに横たわり、楽な体制の説明を女性技師さんから受けましたが、細いチューブをたった数cm入れるだけなのにもの凄く痛かった!

肩の注射も想定外だったけれど、チューブの挿入で「ムリ!」と思ってしまった。

優しく声をかけてくれる技師さんには悪いけれど、痛い! 動悸が激しくなりジン君のことを思った。

ジン君は、2回も手術の処置を受けた。

怖かったろうに、辛かったろうに、そう思いながら耐えた。

暫くすると、炭酸ガスの注入が始まり、腹部付近が膨れて張ってくるのが分かりました。

うぅ、気持ち悪い・・・

でも、内視鏡だと、もっと大変なのだろうなぁ、絶対無理だぁーと思いました。

CT撮影は、5~10秒程度の息止めの指示があり、うつ伏せと仰向けの2回の撮影を行います。

だいたい10~15分くらい、あっという間でした。

そして、腸内に注入された炭酸ガスは腸管から吸収されるそうで、検査後の腹部膨満感も速やかに消失してきます。

その後、念のため病院のベッドで30分程度休息してから帰宅になるのですが、ベッドの周辺には看護師さんや患者さんの声でうるさかったものの、いつの間にか私は爆睡していました。

帰りも、自分の車を運転して帰ることができました。

昼食は消化の良いものを、夕飯から普通の食事に戻せました。

そうそう、前処置の注意として、水分の摂取量は多く取ることによって腸内がキレイになるようなので必死にに飲んだのを覚えています。

しかも、前日の排便の回数が3回を超えるかどうか心配でしたが、しっかり下剤の服用は効いていました。

そして、4月13日に行った大腸検査の結果、異状は見当たりませんでした。 ヨカッタ!

次は、恐怖の胃カメラです。







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