台風10号の暴風雨は、東北や北海道に深い爪痕を残していきました。
幸い、関東の被害は少なかったようですが、tobutori家では台風10号接近の日にシェルター本部が立ち上がりました。
というのも、台風10号接近の前日は仕事だったのですが、台風に備えるため急いで家に帰ると、いつものようにチャイロが玄関で待っていました。
ご飯の催促です(笑
外ネコたちには、台風が近づいているのでたくさん食べて欲しいと思っていました。
チャイロのご飯を用意して、玄関に用意をしたら!!!

サササササササササッーーーーーーーーーーーーー!!!!!
と、もの凄い勢いでご飯に向かってきたネコがいました。
どこにいたのだろう(汗
必死の様子に、すぐに玄関先に置いてあげると、これまたもの凄い勢いで食べ始めました。
でも、行儀は良いのです。
ただ・・・・

見てください。 ↑ 酷い皮膚のありさまです。
手足は腫れて、むくんでいます。
たぶんこのコも、疥癬に侵されているのでしょう。
それだけではありません、シッポが半分から下が切れて無いのです(泣
傷口は、切れてから間もないので、まだ痛々しい。
実はこのコ、二日前にtobutori家の庭のモッコウバラの木の下で休んでいました。
ひどく疲れた様子で隠れて休んでいたのです。
tobutori家の庭は、どちらかというと開放的な作りなので、外ネコたちが姿を隠せるよう場所は見当たりません。
それでも、このコは居たのです。
だから、初めて見たときは、どうしてこの家にたどり着いたのか不思議でした。
どなたかに言われたような・・・、「シェルター」の言葉が浮かびました。
そして今日、2回目の訪問です。

チャイロも、突然現れた新参者の勢いに驚いていました。 ↑
しかも、疥癬持ちなので近寄れません。
チャイロはしばらくの間、静かに見つめていましたが、いつの間にか姿を消していました。
譲ってくれたようです。
新参者のこのコは、キイロと呼ぶようにしました。

何度もご飯の催促があり、家の中と玄関先に何往復したか分かりません。
実は、キイロにご飯をあげながら、チャイロの分も同時にご飯を持って行くのですが、ご飯の両方をもの凄い勢いでキイロが食べるのです!!
これは、初めて来たときのクロちゃんとまったく同じです。
クロちゃんの痩せ方は酷かったですが、キイロは痩せてはいません。
ただ、疥癬の状態はクロちゃんよりも時間が経っていて酷いように感じました。
初めは虐待を疑ったシッポについても、もしかしたらその激しい痒みから自分で食い千切ってしまったのかもしれません。
なんとなくですが、そう思いました。

パウチタイプのカルカンを、一気に7袋ぐらい平らげました!
カルカンは、やはり人気です。
カリカリや、焼きカツオもたべて、落ち着いてきました。
それでも、フード皿を持ち上げると必死に覗き込むようにご飯を探します。
反射神経になってるのでしょうか?

フード皿と、私の方を行ったり来たり。
私の足元でスリスリをしたいようで、一生懸命に近寄ろうとします。
でも、ヒセンダニを家の中に持ち込んだらうちのニャンたちが大変なことになってしまうので、今はごめんね!
ご飯も、お水も、上手にフード皿から食べて、人懐こい、そして決して爪を立てません。
このコも飼われていたのか、外飼いをされていたのかもしれないですね。
人を見上げるつぶらな瞳で、なんとなくそう感じました。

先日ニャゴニャゴのために買っておいたパウチのカルカンはほとんど無くなりました(汗
それでも、食べたい意思を見せるのであれば上げ続けたい。

そんなことを何度も繰り返していたら、外は真っ暗に・・・(笑
(写真は、食べることが収まってきてから撮っています)

フラッシュを焚いて撮影すると、疥癬で皮膚がボロボロの状態がよく分かります。
空腹が満たされて愛嬌のある素振りを見せるようになったのですが、クロちゃんの当初と同じで強面に見えちゃいますね。

お尻が痛いのか、普通に座ることができなくて、座ってもすぐに立ち直そうとします。
体も傷んでいるようです。

顔の皮膚も状態が酷いですが、耳は潰れたようになってしまっている。
それでも、必死に食べるし、必死に生きている。
明日というか、これから台風の影響で大雨になるというけれど、今すぐレボリューションを投与したいと思いました。

クロちゃんの時もそうでしたが、余裕が出てくると鳴き出します。
でも、クロちゃんと同じダミ声です。
今のクロちゃんは、可愛らしい高い声で鳴けるようになりましたけど。

足の太もも付近に床ずれのような跡が見られます。
2か所くらい、有ったと思います。

そして、暗くなる前の早い段階でレボリューションに踏み切りました。
まだ2~3度目のご飯のときだったと思います。
まだキイロの人間に対しての動きが分からなかったので、ご飯に夢中の今ならと思いました。
ニャゴニャゴと、クロちゃんの分として買っていたものです。
ご飯を上げながら、私も必死でレボリューションの投与を・・・!
全く動じないキイロに対して、焦っていた私がレボリューションの半分以上を玄関タイルへ投与してしまった(泣
あぁぁぁーーーー
散々考えた末、もう二度と現れないとしたら、レボリューションの効果が発揮できないのなら意味がない。
体重に対して適切な量の判断ができず悩んでいましたが、2個目のレボリューションを投与しました。
落ち着いて投与しました。
キイロは、まったく気づきませんでした。
ニャゴニャゴの時と同じで、皮膚の感覚が無くなっていました。

途中ニャゴニャゴもご飯で姿を現したのですが、キイロの様子を見て遠くから見守るように伏せをして暫くジッと見ていました。
チャイロ同じ行動でした。
譲り合い、ネコの世界って温かい。

台風が近づいているので、私は家の中に入りました。
それでも気になって2階のベランダからそっと外を見たり、キイロはかなりの長い時間パティオの中で身動きせず眠り込んでいました。
雨が降らないように、祈りました。
ミケコツーは、台風を察してか姿を現しませんでした。
長い時間が経って、キイロは目を覚ましたのでしょう、姿を消していました。

↑ この写真は、この時から二日前に撮った初めて我が家へ来た時のキイロです。
こんな所にネコが寝ているなんて、初めてでした。

そして、この状態です。
一目見て、大変なネコだと分かりました。
すぐに、ご飯を用意して。

食べるかどうか分からなかったけど、パウチのカルカンをあげるとすぐに寄って来て食べだしました。
ここへどうして来たの?
誰に聞いてきたの?
ずっと私の頭の中でグルグルと考えて、反芻してしまう。
そうか、ここはシェルターなんだね。
しかも本部! シェルターはいっぱいあるけれど、ここは本部になっていると思う。
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幸い、関東の被害は少なかったようですが、tobutori家では台風10号接近の日にシェルター本部が立ち上がりました。
というのも、台風10号接近の前日は仕事だったのですが、台風に備えるため急いで家に帰ると、いつものようにチャイロが玄関で待っていました。
ご飯の催促です(笑
外ネコたちには、台風が近づいているのでたくさん食べて欲しいと思っていました。
チャイロのご飯を用意して、玄関に用意をしたら!!!

サササササササササッーーーーーーーーーーーーー!!!!!
と、もの凄い勢いでご飯に向かってきたネコがいました。
どこにいたのだろう(汗
必死の様子に、すぐに玄関先に置いてあげると、これまたもの凄い勢いで食べ始めました。
でも、行儀は良いのです。
ただ・・・・

見てください。 ↑ 酷い皮膚のありさまです。
手足は腫れて、むくんでいます。
たぶんこのコも、疥癬に侵されているのでしょう。
それだけではありません、シッポが半分から下が切れて無いのです(泣
傷口は、切れてから間もないので、まだ痛々しい。
実はこのコ、二日前にtobutori家の庭のモッコウバラの木の下で休んでいました。
ひどく疲れた様子で隠れて休んでいたのです。
tobutori家の庭は、どちらかというと開放的な作りなので、外ネコたちが姿を隠せるよう場所は見当たりません。
それでも、このコは居たのです。
だから、初めて見たときは、どうしてこの家にたどり着いたのか不思議でした。
どなたかに言われたような・・・、「シェルター」の言葉が浮かびました。
そして今日、2回目の訪問です。

チャイロも、突然現れた新参者の勢いに驚いていました。 ↑
しかも、疥癬持ちなので近寄れません。
チャイロはしばらくの間、静かに見つめていましたが、いつの間にか姿を消していました。
譲ってくれたようです。
新参者のこのコは、キイロと呼ぶようにしました。

何度もご飯の催促があり、家の中と玄関先に何往復したか分かりません。
実は、キイロにご飯をあげながら、チャイロの分も同時にご飯を持って行くのですが、ご飯の両方をもの凄い勢いでキイロが食べるのです!!
これは、初めて来たときのクロちゃんとまったく同じです。
クロちゃんの痩せ方は酷かったですが、キイロは痩せてはいません。
ただ、疥癬の状態はクロちゃんよりも時間が経っていて酷いように感じました。
初めは虐待を疑ったシッポについても、もしかしたらその激しい痒みから自分で食い千切ってしまったのかもしれません。
なんとなくですが、そう思いました。

パウチタイプのカルカンを、一気に7袋ぐらい平らげました!
カルカンは、やはり人気です。
カリカリや、焼きカツオもたべて、落ち着いてきました。
それでも、フード皿を持ち上げると必死に覗き込むようにご飯を探します。
反射神経になってるのでしょうか?

フード皿と、私の方を行ったり来たり。
私の足元でスリスリをしたいようで、一生懸命に近寄ろうとします。
でも、ヒセンダニを家の中に持ち込んだらうちのニャンたちが大変なことになってしまうので、今はごめんね!
ご飯も、お水も、上手にフード皿から食べて、人懐こい、そして決して爪を立てません。
このコも飼われていたのか、外飼いをされていたのかもしれないですね。
人を見上げるつぶらな瞳で、なんとなくそう感じました。

先日ニャゴニャゴのために買っておいたパウチのカルカンはほとんど無くなりました(汗
それでも、食べたい意思を見せるのであれば上げ続けたい。

そんなことを何度も繰り返していたら、外は真っ暗に・・・(笑
(写真は、食べることが収まってきてから撮っています)

フラッシュを焚いて撮影すると、疥癬で皮膚がボロボロの状態がよく分かります。
空腹が満たされて愛嬌のある素振りを見せるようになったのですが、クロちゃんの当初と同じで強面に見えちゃいますね。

お尻が痛いのか、普通に座ることができなくて、座ってもすぐに立ち直そうとします。
体も傷んでいるようです。

顔の皮膚も状態が酷いですが、耳は潰れたようになってしまっている。
それでも、必死に食べるし、必死に生きている。
明日というか、これから台風の影響で大雨になるというけれど、今すぐレボリューションを投与したいと思いました。

クロちゃんの時もそうでしたが、余裕が出てくると鳴き出します。
でも、クロちゃんと同じダミ声です。
今のクロちゃんは、可愛らしい高い声で鳴けるようになりましたけど。

足の太もも付近に床ずれのような跡が見られます。
2か所くらい、有ったと思います。

そして、暗くなる前の早い段階でレボリューションに踏み切りました。
まだ2~3度目のご飯のときだったと思います。
まだキイロの人間に対しての動きが分からなかったので、ご飯に夢中の今ならと思いました。
ニャゴニャゴと、クロちゃんの分として買っていたものです。
ご飯を上げながら、私も必死でレボリューションの投与を・・・!
全く動じないキイロに対して、焦っていた私がレボリューションの半分以上を玄関タイルへ投与してしまった(泣
あぁぁぁーーーー
散々考えた末、もう二度と現れないとしたら、レボリューションの効果が発揮できないのなら意味がない。
体重に対して適切な量の判断ができず悩んでいましたが、2個目のレボリューションを投与しました。
落ち着いて投与しました。
キイロは、まったく気づきませんでした。
ニャゴニャゴの時と同じで、皮膚の感覚が無くなっていました。

途中ニャゴニャゴもご飯で姿を現したのですが、キイロの様子を見て遠くから見守るように伏せをして暫くジッと見ていました。
チャイロ同じ行動でした。
譲り合い、ネコの世界って温かい。

台風が近づいているので、私は家の中に入りました。
それでも気になって2階のベランダからそっと外を見たり、キイロはかなりの長い時間パティオの中で身動きせず眠り込んでいました。
雨が降らないように、祈りました。
ミケコツーは、台風を察してか姿を現しませんでした。
長い時間が経って、キイロは目を覚ましたのでしょう、姿を消していました。

↑ この写真は、この時から二日前に撮った初めて我が家へ来た時のキイロです。
こんな所にネコが寝ているなんて、初めてでした。

そして、この状態です。
一目見て、大変なネコだと分かりました。
すぐに、ご飯を用意して。

食べるかどうか分からなかったけど、パウチのカルカンをあげるとすぐに寄って来て食べだしました。
ここへどうして来たの?
誰に聞いてきたの?
ずっと私の頭の中でグルグルと考えて、反芻してしまう。
そうか、ここはシェルターなんだね。
しかも本部! シェルターはいっぱいあるけれど、ここは本部になっていると思う。

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はじめまして、キイロ君(笑) tobutoriシェルター本部へようこそ。
よく来たね~ tobutoriさん、またまたお疲れさまです。
それにしても、どこから来たのかな?
疥癬の症状ですね。千切れた尻尾はどうしちゃったの?古傷なのでしょうか? とっても痛々しい。
茶トラだから、キイロ君は男の子かな? tobutoriさんちには男の子が大集合しますもんね~(笑)
強持てのお顔に笑っちゃいました。でも、すぐに穏やかな可愛いお顔になりますね、きっと。
チャイロ君、キイロ君と仲良くしてあげてね。
tobutoriさん、どうぞよろしくお願いします。
あ、台風から守ったアゲハ君は無事に昨日、蛹になりました。