週末は、千葉県の流山市にある「ファミリー動物病院」へ行って来ました。
久しぶりに再会した知人から、「県内の動物病院だと、どこも同じだよ」と言われ、紹介された病院です。
現在ネモちゃんが通っている動物病院は、若い獣医が積極的に今までの治療法を見直してくれていて、まったく変える気はないのですけどね。
不治の病と言われる口内炎の治療は、決め手となる特効薬がないのですから、多くのセカンドオピニオンに頼るべきだと思っています。
いつもと変わらない治療法では、今までの長い闘病の時間をひたすら繰り返すだけになります。
そんな長い時間を、苦痛を背負わせて過ごさせるなんて辛いですからね。
できることは、してあげたいです。
ファミリー動物病院を紹介をしてくれた知人とは、偶然にも同じスポーツジムに通っていました。
私、動物には目がいくのですが、人間の場合は認識できた人以外は視界に入っていても脳に届いていません。
なので、話しかけられるまで全く気が付かなくて・・・笑
ですが、認識しだすと、私の動物的直感が反応して(笑)、今まで気が付かなかった人なのにいち早く見つけるようになります。
不思議でしょー(笑
ジン君のことがあって以来、健康維持のための運動さえサボり気味になっていましたが、スポーツジムのお友達と久しぶりにランチをしながらお喋りをして、薦められるがままに、またまた通い始めていたところだったんです。
そんなやりとりの中で、再開したスポーツジムで再会できたのも、なんだか運命を感じちゃいますね(笑
その人の猫ちゃんは元気なのですが、妹さんの猫ちゃんに異常行動が見られて、水戸市内の動物病院を駆け巡ったそうです。
結局、脳の病気ではないかということで薬を処方されていたようなのですが、一向に治らなくて、ある動物病院の院長先生から東京の動物病院で診てもらった方が良いと言われていた矢先に、まさに今ネモちゃんが通院している「水戸動物病院」を受診して、脳の病気ではなく、心の病気でしょうと言われたようなのです。
それで行き着いたのが、「ファミリー動物病院」だったそうです。
ここの副院長先生が、行動診療科を担当されていて、問題行動のカウンセリングをはじめ、便の写真や一日の全ての行動に関する記録を作成して、治療のための通院を続けているようです。
話を聞くと、かなり根気のいる治療内容だったので、飼い主さんの強い熱意と愛情が無いと、ちょっと難しそうに思いました。
幸い、妹さんは愛猫ちゃんをとても大切にしていたので、根気よく治療を進められている様子で、少しずつ改善が見られているそうです。
以前はパグ犬を飼っていて、その頃によくワンちゃんの話を聞いていたのを思い出します。
ワンちゃんが亡くなったときに、仕事もままならないほど落ち込んでいる話を聞いて、私がミーちゃんを失ったらと、考えたことがありました。
その後に、猫を姉妹で飼い始めた話を聞いて、少し元気になった様子を聞いていたのですが、またこうやって再会することができるなんて思いもしませんでした。
ちょうど、ネモちゃんの再生医療や強制給餌に差し掛かる頃で、私もだいぶ落ち込んでいたのですが、妹さんと直接メールをしながら、何度も元気づけられていたんです。
とてもお世話になって・・・
動物の「行動診療科」は、人の「心療内科」のようなもので、歴史はまだ浅いみたいです。
勉強された獣医が、ようやく世の中に出始めて2、3年生といった頃なのかもしれませんね。
ペットに関する原因不明の問題行動は、我が家ではあまり思い浮かばないですが、様々あるようです。
ただ、それらに動物側のストレスなどは考えられていないようで、あくまで人にとって都合よく解釈されがち。
そうなんです、粗相とか、噛みついたり、吠えたり、家具を壊したりする問題行動、その原因は動物側にあると思われていました。
凶暴な性格だとか、飼い主を下に見ているだとか、まったく科学的根拠がないそうですよ。
問題行動の原因には、予想もしない病気が隠れている可能性もあるので、その手掛かりとなるサインが出ていたのなら、その心の声を読み取ってあげられると良いですよね。
人間の生活習慣に合わせて暮らしてもらっているのだから、一緒に長く暮らしていくためには、人の側で改善点を探していかなければなりませんよね。
いつまでも健康でいられることは、本当に幸せなことですものね。
ファミリー動物園は県外になるので、水戸から車での移動時間を考えると、寝たきりに痩せてしまっているネモちゃんには、体力的に無理かと思いました。
何より、強制給餌の頃だったので、セカンドオピニオンだとか、何も手に付きませんでした。
そんな中、妹さんが受診でファミリー動物病院へ行ったときに担当医の副院長先生にネモちゃんの話をしてくれたんです。
ファミリー動物園は、副院長先生が奥様で、院長先生が旦那様のようです。
猫を連れてこられない状態であれば、飼い主さんが病歴や今まで使っていた薬、画像や動画などの資料を作成して説明してくれれば、病気についての話が聞けることが分かりました。
実は、私は既にファミリー動物園に電話をしていて、猫を連れて行くことができない説明をしたのですが、電話受付の段階で予約が取れませんでした。
ただでさえ、ネモちゃんの状態が悪くて食事が取れない状況が続いていので、気落ちしているところにまた落とされた感じでした。
それでも、妹さんの後押しがあって、動物病院を訪れることができました。
病歴をまとめるにあたって、ネモちゃんの10年間を振り返ると、ほぼ通院治療の日々だったことが分かりました。
そんなこと、知ってはいましたが、書面に書き出すと本当に色々と闘ってきたことが分かりました。
ネモちゃんを保護したとき、交通事故で顎がずれていたので、顔の固定手術を受けていました。
食事は、首からチューブで流動食を入れていたのですが、そのときも下痢だったことがブログに書かれていました。
今現在も下痢に悩まされていますが、流動食の内容物に原因があるのかもしれませんね。
水分が多すぎるのかも・・・!
そうなんです、ブログに病気のことを書いていたので病歴書を作成するにあたって、もの凄く役立ちました。
ですが、薬やサプリのすべてをブログに書いていたわけではないので、夫婦で記憶をたどりながら相当な時間がかかって病歴書をまとめました。
かなり大変な作業でしたよぉぉぉぉ...(汗
今は、ステロイド剤の注射をしていません。
抗生物質も、少し前から止めました。
口内の炎症や痛み止めに、ステロイドを若干含むケナログを使う程度です。
口臭がしたり、膿のようなヨダレが耐えなかったり、去年から続いているのですが、口の痛みがきつくなるとシッポを毟ってしまいます。
口の中の痛みに、手でいじって出血をしてしまうこともあります。
先日、新しく購入したエリザベスカラーは、以前使っていた柔らかエリザベスカラーよりも軽量タイプになっています。
本猫は、どうしても固まるんですよね・・・
仕方ありません、ネモちゃんのお口を守るためです。
そう言えば、ファミリー動物病院の院長先生のお話の中で、猫が嫌がることは治療であっても、行為自体が副作用にあたる、というようなことを言ってました。
そういう考え方は、水戸市内の病院ではほぼ遭遇することはないです。
唯一、ミーちゃんの掛かりつけの動物病院心恵堂の院長先生だけは、ストレスを副作用のような捉え方をしてくれていました。
そう言えば、私たち人間が感じるようなストレスを猫は感じませんから、と言った若い獣医もいました。
ジン君は、その病院で手術を受けて旅立ってしまいましたが・・・
私自身、犬や猫の看病をしていると、ストレスは闘病に大敵だと感じていたので、ファミリー動物病院の院長先生の話を聞いたときにスッキリできました。
いわゆる、飼い主の勘違いではなかったんです。
獣医ではないので病気は治せませんが、獣医より多くの時間をこのコたちと共に過ごしています。
ある意味、飼い主さんは獣医以上にこのコたちの専門医だったりもするんですよね。
よく獣医に否定されていたので、気が晴れました(笑
食事を終えて、ウトウトとお休み中です。
お外は風が強くて、まだまだ寒さが厳しいですが、家の中は日向ぼっこでいい感じ♪
痛みで膿のようなヨダレ酷いですが、こんな寝姿も見せてくれるようになりました。
少し前までは痛みで眠れなかったので、いつも顔を上げた姿勢でした。
音に過敏に反応をするので、安眠ができていなかったと思います。
ミーちゃんも一緒に、爆睡中・・・
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久しぶりに再会した知人から、「県内の動物病院だと、どこも同じだよ」と言われ、紹介された病院です。
現在ネモちゃんが通っている動物病院は、若い獣医が積極的に今までの治療法を見直してくれていて、まったく変える気はないのですけどね。
不治の病と言われる口内炎の治療は、決め手となる特効薬がないのですから、多くのセカンドオピニオンに頼るべきだと思っています。
いつもと変わらない治療法では、今までの長い闘病の時間をひたすら繰り返すだけになります。
そんな長い時間を、苦痛を背負わせて過ごさせるなんて辛いですからね。
できることは、してあげたいです。
ファミリー動物病院を紹介をしてくれた知人とは、偶然にも同じスポーツジムに通っていました。
私、動物には目がいくのですが、人間の場合は認識できた人以外は視界に入っていても脳に届いていません。
なので、話しかけられるまで全く気が付かなくて・・・笑
ですが、認識しだすと、私の動物的直感が反応して(笑)、今まで気が付かなかった人なのにいち早く見つけるようになります。
不思議でしょー(笑
ジン君のことがあって以来、健康維持のための運動さえサボり気味になっていましたが、スポーツジムのお友達と久しぶりにランチをしながらお喋りをして、薦められるがままに、またまた通い始めていたところだったんです。
そんなやりとりの中で、再開したスポーツジムで再会できたのも、なんだか運命を感じちゃいますね(笑
その人の猫ちゃんは元気なのですが、妹さんの猫ちゃんに異常行動が見られて、水戸市内の動物病院を駆け巡ったそうです。
結局、脳の病気ではないかということで薬を処方されていたようなのですが、一向に治らなくて、ある動物病院の院長先生から東京の動物病院で診てもらった方が良いと言われていた矢先に、まさに今ネモちゃんが通院している「水戸動物病院」を受診して、脳の病気ではなく、心の病気でしょうと言われたようなのです。
それで行き着いたのが、「ファミリー動物病院」だったそうです。
ここの副院長先生が、行動診療科を担当されていて、問題行動のカウンセリングをはじめ、便の写真や一日の全ての行動に関する記録を作成して、治療のための通院を続けているようです。
話を聞くと、かなり根気のいる治療内容だったので、飼い主さんの強い熱意と愛情が無いと、ちょっと難しそうに思いました。
幸い、妹さんは愛猫ちゃんをとても大切にしていたので、根気よく治療を進められている様子で、少しずつ改善が見られているそうです。
以前はパグ犬を飼っていて、その頃によくワンちゃんの話を聞いていたのを思い出します。
ワンちゃんが亡くなったときに、仕事もままならないほど落ち込んでいる話を聞いて、私がミーちゃんを失ったらと、考えたことがありました。
その後に、猫を姉妹で飼い始めた話を聞いて、少し元気になった様子を聞いていたのですが、またこうやって再会することができるなんて思いもしませんでした。
ちょうど、ネモちゃんの再生医療や強制給餌に差し掛かる頃で、私もだいぶ落ち込んでいたのですが、妹さんと直接メールをしながら、何度も元気づけられていたんです。
とてもお世話になって・・・
動物の「行動診療科」は、人の「心療内科」のようなもので、歴史はまだ浅いみたいです。
勉強された獣医が、ようやく世の中に出始めて2、3年生といった頃なのかもしれませんね。
ペットに関する原因不明の問題行動は、我が家ではあまり思い浮かばないですが、様々あるようです。
ただ、それらに動物側のストレスなどは考えられていないようで、あくまで人にとって都合よく解釈されがち。
そうなんです、粗相とか、噛みついたり、吠えたり、家具を壊したりする問題行動、その原因は動物側にあると思われていました。
凶暴な性格だとか、飼い主を下に見ているだとか、まったく科学的根拠がないそうですよ。
問題行動の原因には、予想もしない病気が隠れている可能性もあるので、その手掛かりとなるサインが出ていたのなら、その心の声を読み取ってあげられると良いですよね。
人間の生活習慣に合わせて暮らしてもらっているのだから、一緒に長く暮らしていくためには、人の側で改善点を探していかなければなりませんよね。
いつまでも健康でいられることは、本当に幸せなことですものね。
ファミリー動物園は県外になるので、水戸から車での移動時間を考えると、寝たきりに痩せてしまっているネモちゃんには、体力的に無理かと思いました。
何より、強制給餌の頃だったので、セカンドオピニオンだとか、何も手に付きませんでした。
そんな中、妹さんが受診でファミリー動物病院へ行ったときに担当医の副院長先生にネモちゃんの話をしてくれたんです。
ファミリー動物園は、副院長先生が奥様で、院長先生が旦那様のようです。
猫を連れてこられない状態であれば、飼い主さんが病歴や今まで使っていた薬、画像や動画などの資料を作成して説明してくれれば、病気についての話が聞けることが分かりました。
実は、私は既にファミリー動物園に電話をしていて、猫を連れて行くことができない説明をしたのですが、電話受付の段階で予約が取れませんでした。
ただでさえ、ネモちゃんの状態が悪くて食事が取れない状況が続いていので、気落ちしているところにまた落とされた感じでした。
それでも、妹さんの後押しがあって、動物病院を訪れることができました。
病歴をまとめるにあたって、ネモちゃんの10年間を振り返ると、ほぼ通院治療の日々だったことが分かりました。
そんなこと、知ってはいましたが、書面に書き出すと本当に色々と闘ってきたことが分かりました。
ネモちゃんを保護したとき、交通事故で顎がずれていたので、顔の固定手術を受けていました。
食事は、首からチューブで流動食を入れていたのですが、そのときも下痢だったことがブログに書かれていました。
今現在も下痢に悩まされていますが、流動食の内容物に原因があるのかもしれませんね。
水分が多すぎるのかも・・・!
そうなんです、ブログに病気のことを書いていたので病歴書を作成するにあたって、もの凄く役立ちました。
ですが、薬やサプリのすべてをブログに書いていたわけではないので、夫婦で記憶をたどりながら相当な時間がかかって病歴書をまとめました。
かなり大変な作業でしたよぉぉぉぉ...(汗
今は、ステロイド剤の注射をしていません。
抗生物質も、少し前から止めました。
口内の炎症や痛み止めに、ステロイドを若干含むケナログを使う程度です。
口臭がしたり、膿のようなヨダレが耐えなかったり、去年から続いているのですが、口の痛みがきつくなるとシッポを毟ってしまいます。
口の中の痛みに、手でいじって出血をしてしまうこともあります。
先日、新しく購入したエリザベスカラーは、以前使っていた柔らかエリザベスカラーよりも軽量タイプになっています。
本猫は、どうしても固まるんですよね・・・
仕方ありません、ネモちゃんのお口を守るためです。
そう言えば、ファミリー動物病院の院長先生のお話の中で、猫が嫌がることは治療であっても、行為自体が副作用にあたる、というようなことを言ってました。
そういう考え方は、水戸市内の病院ではほぼ遭遇することはないです。
唯一、ミーちゃんの掛かりつけの動物病院心恵堂の院長先生だけは、ストレスを副作用のような捉え方をしてくれていました。
そう言えば、私たち人間が感じるようなストレスを猫は感じませんから、と言った若い獣医もいました。
ジン君は、その病院で手術を受けて旅立ってしまいましたが・・・
私自身、犬や猫の看病をしていると、ストレスは闘病に大敵だと感じていたので、ファミリー動物病院の院長先生の話を聞いたときにスッキリできました。
いわゆる、飼い主の勘違いではなかったんです。
獣医ではないので病気は治せませんが、獣医より多くの時間をこのコたちと共に過ごしています。
ある意味、飼い主さんは獣医以上にこのコたちの専門医だったりもするんですよね。
よく獣医に否定されていたので、気が晴れました(笑
食事を終えて、ウトウトとお休み中です。
お外は風が強くて、まだまだ寒さが厳しいですが、家の中は日向ぼっこでいい感じ♪
痛みで膿のようなヨダレ酷いですが、こんな寝姿も見せてくれるようになりました。
少し前までは痛みで眠れなかったので、いつも顔を上げた姿勢でした。
音に過敏に反応をするので、安眠ができていなかったと思います。
ミーちゃんも一緒に、爆睡中・・・
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ネモちゃん、よく寝てますね(笑) お腹の調子はまだスッキリしない様子ですね?
エリザベスカラーも進化系の品が増えましたよね、でも、うちの子達も固まりますよ(笑)
獣医さんの考え方も様々で今、お世話になっている病院では術後服もエリザベスカラーもストレスになるからと基本、無し。以前の病院では、お迎えに行ったら当たり前に装着されてましたけど(笑)
ペット達の問題行動も最近、クローズアップされてますが、病気の原因よりも精神的なものが多いんじゃないかと私も思います。元来がツンデレ自由主義のネコちゃんより、飼い主さんに忠実なワンちゃんによく聞きますよね。持て余してセンターに持ち込むまれる子もいると・・・ そんな話は悲しくなります。
空前のペットブームの陰で、無理な交配が原因の異常や、生後間もなく母犬母猫や兄弟から離され甘えながら、遊びながら自然に学んでゆくはずのことがわからない子が増え、仔犬や仔猫の頃が過ぎたら飽きられる たぶん、人間の都合に振り回される物言えぬ犠牲者ですね。病的な原因を除けば、あの子達は必死に何かを訴えていて、言葉で伝えられないからの切ない行動で、でも心の声は届かない。悲しいですね。
うちの娘達にもストレスが原因と思い当たる節の行動や体調がちょこちょことあります。これだけ人間社会に密着した生活なのだから、当然と言えば当然で。限られた居住空間の中で、言葉が喋れない分、何かで憂さ晴らしが出来ない分、人よりストレスは溜まるかも知れません。いつも心の声に耳を傾けてあげたいですね。