玄関前にある、我が家のシンボルツリーです。
アオハダは、洋風のお庭のシンボルツリーとして人気が高いそうで、その秘密は涼しげな樹形と爽やかな葉とありました。
確か私の記憶では、アオハダは剪定がほとんど不要で、自然と樹形が整うものだったような気がするのですが、我が家のアオハダさんは茂っております。
やはり剪定は、必要なのかも…
アオハダの名前の由来ですが、木の皮をむくと青い内皮(肌)が出てくるところからついたそうです。
そしてアオハダは、銀杏と同じように雄雌があります。
その雄雌をそろえて植えると、真っ赤な実がつくのですが、うちは雌一本で実がついています。
それも、たんまりと…♪
ザック、ザックと、アオハダを剪定する庭師さん。
こちらが頼んだのだから、その仕事をするまでなのですが、あぁ、なんだか見てると切なくなります。
風は比較的通る場所なのですが、庭木は風通しが悪くなると病気になると聞きますよね。
うちのアオハダさんには、最近害虫除けをしていないんです。
定期的にオルトランを根元に撒いていたのですが、虫さんとかが死んでしまうのと、それを食べに来る鳥さんの食事が無くなってしまうなどを考えるうちに、しなくなりました。
オルトランを撒かないと、庭木が害虫にヤラレテしまうでしょうにぃ…(←それは、分かっているのですがぁぁ~)
庭師さんが見えないほど茂っていたようです。
さて、この庭師さんも驚いていたのがこのアオハダの実の付き方。
尋常じゃないようです。
庭師さん、来てすぐに、「これは何という木ですか?」というので、私はちょっと不安になりました。
こ、この人、ホントに庭師さんなの?!! 汗。
私 : 「ア、アオハダです。」と答えると、
庭師さん:「アオハダねぇ、これは凄い。 こんなに実が付くなんて。
実の付くのもあるんだが、いや~、これは~立派だぁ~~~!」
庭師さん:「これは~、肥料をやっているんかね?」
私 : 「えっ?、いいえ、やってません。泣」(肥料って、あげるのぉー)
庭師さん:「いや~、すごい。」
私じゃなく木が褒められたのに、えへへ、とっても嬉しかったりするtobutoriです。
思わず、高級梨を差し上げちゃったわよ~♪
この後も暫く眺めて、樹形も立派だと褒めていただいたのですが、この根元にある枝はせっかくの綺麗な樹形を隠してしまうので、ここを見せないと、などと教えていただきました。
うーん、そういうものなんだ。
確かに、剪定が終わった後、アオハダの足元からとても綺麗な樹形が現れて、ハッとしました。
実は、玄関前のシンボルツリーを決めるにあたって、パティオの前の植栽などは業者さんに任せっきりだったのですが、シンボルツリーだけはどうしても自分の目で見て決めたいと思っていたので、紹介してくれた庭木屋さんなど、方々の庭木屋さんを訪ねたりしました。
その甲斐あって、このアオハダとの出会いがありました。
一目で、この樹形の素晴らしさに目を奪われました。
それに、希少な雌であること(庭に実をつける木が1本欲しかった)に、即買いでした。
このアオハダに会う前は、色々と候補があったんですよ! ヒメシャラ、シャラの木、ヤマボウシなど。
今回庭師さんの剪定によって、私が気に入った樹形の素晴らしさを思い出させてくれました。
ありがとう~♪ 庭師さん。
もの凄い数の赤い実を付けたアオハダです。
購入した時は、赤い実が少し付いていたくらいで、今年は本当に多くて私たちも驚いていたくらいです。
毎日、大きな鳥さんが来て赤い実を突いています。
そのため、毎日大量の赤い実が落ちているので、毎日掃除です。
赤い実はコロコロと転がるので、掃除は地味に見えますが、とてもハードなんです。
そうそう、庭師さんが剪定をしていたら、散歩をしていた老夫婦が「この木は、ウメモドキですか?」と聞いてこられました。
それほど、赤い実が多くて驚かれていたのでしょうね。
ウメモドキは低木なので、余りの大きさにその老夫婦は驚いていたようです。
ゴメンナサイ、これはアオハダです。
緑色の中に赤い実の色は、鮮やかで映えますよね!
実の色に赤や黒い色が多いのは、葉の緑色をバックにした時に赤と黒が最も目立つ色だからだそうです。
赤い実の色は、鳥さんを引き寄せるためにとても重要な表示になっていわたけですね。
その実を鳥さんに発見してもらうことが、子孫繁栄に繋がるのですからね。 うーん、素晴らしいっ♪
↓ それでは、我が家のシンボルツリー「アオハダ」の、剪定ビフォーアフターをご覧ください。
↑ 剪定前です。
↑ 剪定後です。
↑ 横から見た、剪定前。
↑ 横から見た、剪定後。
この日は、台風接近ということもあって、ちょっと風が強かったです。
天候も曇っていたので迫力に欠けますが(撮り方ではなく、天気のせいにする)、実際見ていただけると、とても素敵なんです~
樹形があまり上手く撮れなくて、必死に下から覗きこむtobutoriです。
かなり、すっきりしました。
すっかり暗くなって帰宅した旦那さんも、剪定後のアオハダに気が付いたようです。
↑ 赤い実も、まだまだ健在です。
そう言えば、ワンちゃんはこの木の下に毎回お散歩の後オシッコをしていました。
もしかしたら、それが栄養になっていたのかしら? 謎ですが。
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