今朝8時19分に、動物病院から電話が入りました。
今朝早くにジン君は、旅立ちました。
とても、とても、早過ぎる旅立ちに、私の心が追いつきません。
悲しくて、悲しくて、どうしようもない悲しみに包まれて、息ができないほど辛い。
ジン君を病院で死なせてしまった私の罪が、ジン君に会わないで帰ってしまった昨日のことが、悔やまれて、悔やまれて、立ち上がれないほど辛過ぎて。
大切な、大切なジン君の命を、失ってしまいました。
家中がジン君仕様になっていて、どこを見てもジン君の姿を思い出してしまいます。
看護をしていた時間は、たった1ヶ月半の時間なのに、とても長い時間に思い出されて、ずっと、ずっと、ジン君を見ていたから、ジン君のことが頭から離れなくて、詰まっていた想いが溢れていく。
こんなにも愛おしいジン君を、手放さなければならないなんて、考えられない。
ジン君は、最期まで頑張りました。
頑張らせてしまいました。
それが、悔しくて、悲しくて。
お母さんは、ジン君を守れなかったよ、本当に、本当に、ごめんなさい。
今はまだ悲しくて、辛いので、ジン君のことを冷静に書けませんが、ジン君の復活を信じて応援してくださり、一緒に祈ってくださり、ありがとうございました。
2016年02月
夕方、ジン君の病院へ行きました。
待合室で待つ数分間、答えを知るのに耐えられるか、自分が不安でした。
名前を呼ばれて、獣医に案内されて。
酸素室にいたジン君は、お昼過ぎに聞いた状態の横たわっているのではなく、首をちゃんと上げていました。
視線は動かず、前を向いていました。
よく、耐えてくれました。
よく、頑張りました。
獣医の説明では、麻酔から覚める時間がかなり長かったので、まだ状態が良いと言えないそうです。
でも、ジン君がそこにいる!
弱いお母さんで、本当にごめんなさい。
完全に麻酔から醒め切っていないジン君に、私の姿を見せることはしませんでした。
明日は、ちゃんとジン君に会ってきます。
胃瘻の状態の説明など、獣医はしてくれていたのですが、頭に入りませんでした。
先生、ありがとうございます。
明日の状態を見て、これからが判断されるそうです。
今日は偶然にも「猫の日」、ネコの神様にも祈っていました。
獣医から、麻酔の醒めが悪く難しい状態であると電話を受けた後、ジン君の名前を必死に呼びました。
ジン君の魂に戻って来てと、声を出して呼びました。
楽しいことがいっぱいあるよ、何度もそう言いました。
ジン君に、届いていたのかな。
みなさんからのあたたかなコメントを読んで、何度もくじけそうになる自分に、どれだけ力をいただいたことか、本当に感謝しています。
ありがとうございました。
きっと、大丈夫。
明日も、あさっても。
待合室で待つ数分間、答えを知るのに耐えられるか、自分が不安でした。
名前を呼ばれて、獣医に案内されて。
酸素室にいたジン君は、お昼過ぎに聞いた状態の横たわっているのではなく、首をちゃんと上げていました。
視線は動かず、前を向いていました。
よく、耐えてくれました。
よく、頑張りました。
獣医の説明では、麻酔から覚める時間がかなり長かったので、まだ状態が良いと言えないそうです。
でも、ジン君がそこにいる!
弱いお母さんで、本当にごめんなさい。
完全に麻酔から醒め切っていないジン君に、私の姿を見せることはしませんでした。
明日は、ちゃんとジン君に会ってきます。
胃瘻の状態の説明など、獣医はしてくれていたのですが、頭に入りませんでした。
先生、ありがとうございます。
明日の状態を見て、これからが判断されるそうです。
今日は偶然にも「猫の日」、ネコの神様にも祈っていました。
獣医から、麻酔の醒めが悪く難しい状態であると電話を受けた後、ジン君の名前を必死に呼びました。
ジン君の魂に戻って来てと、声を出して呼びました。
楽しいことがいっぱいあるよ、何度もそう言いました。
ジン君に、届いていたのかな。
みなさんからのあたたかなコメントを読んで、何度もくじけそうになる自分に、どれだけ力をいただいたことか、本当に感謝しています。
ありがとうございました。
きっと、大丈夫。
明日も、あさっても。
今日のジン君です。↓
病院から退院後、私の強制給餌に耐えてくれました。
でも・・・。
逃げるジン君を、時間を掛けて食事を与えました。
食事と言っても、1回の給餌が私の人差し指に1~3g 。
それでも、根気よく食べさせるしかありません。
その毎日が、心が折れることの連続でした。
でも、諦めません。 絶対に。

今日の病院での検査で、まずは肺のレントゲン。
問題の右側の肺は、やや白い部分がありましたが、また更に黒色に近づいた感じでした。
ただ、真っ黒く正常に写らないので、膿胸の濃さから考えてみると、こびりついてしまっているのかもしれません。
コンベニア(抗生物質)が効いているのか、左側の肺は問題なく更に黒く写っていました。

問題は、血液検査です。
入院から治って帰宅するたびに、違う病気に掛かっているように思います。
先日の肺のドレーン設置から、退院をするときには肝リピの初期症状と思われる食欲不振や黄疸が見られました。
入院中も、通いながら強制給餌をしたのですが、許されたわずかな時間内にはそう多く食べさせることはできません。
病院の方では、肝リピ予防のための強制給餌はなかなか進まなかったような印象でした。
退院後、眠れていなかった分を取り戻すかのように深く寝続けていたジン君。
顔を地面に落すぐらい、息を吸うのを忘れるくらい、そんな寝ている姿に涙がこぼれました。
院長先生は、ジン君のストレスを感じて早めに退院となったのですが、本当に正解だったと思います。

肝リピからの脱出を目標に、次の診察日まで強制給餌を頑張って、頑張って、頑張り続けた。
退院後1回目の受診では、血液検査の数値が良くなくて、手応えを感じていただけに私もだいぶ落ち込みました。
ブログを書いている時間が無くて、強制給餌を少しずつ、根気よく、朝から晩まで続けました。
ジン君の反応が悪い時、目が見えていないような素振りを見せるので、辛くて落ち込んで泣きました。
動物病院へ電話で相談をしたり、病院受診を重ねて答えは「胃瘻」と自分でも分かっていました。
しまし、肺の処置をしてくれた病院で、胃瘻の話は今日も出ていません。
とにかく食べさせること、それだけです。

前回、肺のドレーン設置時に麻酔から覚めたジン君の状態が落ちていたそうで、全身麻酔を心配してのことでした。
もう一つの病院では、早い段階で胃瘻をすすめられていました。
必要性を感じていながら、ここまで延ばしてしまっていたのは、麻酔の怖さと入院時のジン君のストレスです。
それと、家に帰ってくるとジン君は自力でカリカリを食べ始めるからでした。
ストレス?、医師を職業とした獣医には何てことはないことなのでしょうが、家族の私には入院中のジン君の生気が無くなっていく様子が忘れられません。
保護犬のセンちゃんの時もそうでした。
センちゃんが病院で手術を受けて、弱っていく姿を見ています。
センちゃんが死んでしまったことが、今でも忘れられないのです。
動物病院でしか救えないのですが、動物病院で死んでしまうこともあるのです。
それを1度でも経験してしまうと、怖いのです。
信用できないのです。
ブログのタイトル「守りたい命がそこにある」の主人公だったマリちゃんは、病院で入院中にご飯をのどに詰まらせてこの世を去りました。
信用なんて、できないのです。
でも、信じようと努めるしかないのです。

退院後、二日間くらいかな、カリカリをこぼしながらですが音を立てて食べていました。↑
それが、どれだけ嬉しかったことか。
カリカリを食べなくなっても、強制給餌でまた再びカリカリを食べてもらえる日が来ると信じていました。
オシッコも、フラフラしながらトイレの場所へ行ってちゃんとしていました。
その度に、褒め抜いていました。 「ジン君、エライね~」
ジン君も、褒めてもらっているのが分かっているようです。

そうそう、カリカリを食べていた頃はミーちゃんの猫草にも興味を示して食べに来ていました。
実際には食べていませんが、何度も口を開けて食べようとしていました。
元気だったころ、歯磨き専用のスナックで「グリニーズ」を与える時は、いつも私が歌を歌っていました。
ジン君は、どこにいても目を真ん丸にさせて喜んで走ってきます。
先日も、その歯磨きご飯の歌を歌ってみると、ジン君の目が輝いているのが分かりました。
そして、フード皿のある場所に近づいてきて、一生懸命に匂いを嗅いでいます。
口に一粒ようやく入れて、カリカリと音を立ててそのままフード皿に落としました。
スナックを落としたけれど、食べようとしてくれたことに喜んでいました。

2回目の血液検査の今日、その結果を受けて、悩んで、考えて、苦しんで、胃瘻の決断をしました。
一刻も争えない、そう思ったからです。
しかし、全身麻酔の不安は拭い切れていません。
胃瘻の手術を依頼した今でも、怖いです、恐ろしいです。

・ALP 基準値 38~165U/l → ジン君の数値 1,579U/l
・T-Bil 基準値 0.1~0.4mg/dl → ジン君の数値 5.6mg/dl
・検査所見 → 低K血症、ALP上昇、T-Bil上昇、ALB低下、BUN低下
・該当病名 → 肝不全
ジン君に、更なる試練を与えなくてはいけません。
獣医の「私の言葉を信じてください」、この言葉を聞いて私は苦しくなりましたが、託すしかありません。
22日(月)、胃瘻の手術です。
病院から退院後、私の強制給餌に耐えてくれました。
でも・・・。
逃げるジン君を、時間を掛けて食事を与えました。
食事と言っても、1回の給餌が私の人差し指に1~3g 。
それでも、根気よく食べさせるしかありません。
その毎日が、心が折れることの連続でした。
でも、諦めません。 絶対に。

今日の病院での検査で、まずは肺のレントゲン。
問題の右側の肺は、やや白い部分がありましたが、また更に黒色に近づいた感じでした。
ただ、真っ黒く正常に写らないので、膿胸の濃さから考えてみると、こびりついてしまっているのかもしれません。
コンベニア(抗生物質)が効いているのか、左側の肺は問題なく更に黒く写っていました。

問題は、血液検査です。
入院から治って帰宅するたびに、違う病気に掛かっているように思います。
先日の肺のドレーン設置から、退院をするときには肝リピの初期症状と思われる食欲不振や黄疸が見られました。
入院中も、通いながら強制給餌をしたのですが、許されたわずかな時間内にはそう多く食べさせることはできません。
病院の方では、肝リピ予防のための強制給餌はなかなか進まなかったような印象でした。
退院後、眠れていなかった分を取り戻すかのように深く寝続けていたジン君。
顔を地面に落すぐらい、息を吸うのを忘れるくらい、そんな寝ている姿に涙がこぼれました。
院長先生は、ジン君のストレスを感じて早めに退院となったのですが、本当に正解だったと思います。

肝リピからの脱出を目標に、次の診察日まで強制給餌を頑張って、頑張って、頑張り続けた。
退院後1回目の受診では、血液検査の数値が良くなくて、手応えを感じていただけに私もだいぶ落ち込みました。
ブログを書いている時間が無くて、強制給餌を少しずつ、根気よく、朝から晩まで続けました。
ジン君の反応が悪い時、目が見えていないような素振りを見せるので、辛くて落ち込んで泣きました。
動物病院へ電話で相談をしたり、病院受診を重ねて答えは「胃瘻」と自分でも分かっていました。
しまし、肺の処置をしてくれた病院で、胃瘻の話は今日も出ていません。
とにかく食べさせること、それだけです。

前回、肺のドレーン設置時に麻酔から覚めたジン君の状態が落ちていたそうで、全身麻酔を心配してのことでした。
もう一つの病院では、早い段階で胃瘻をすすめられていました。
必要性を感じていながら、ここまで延ばしてしまっていたのは、麻酔の怖さと入院時のジン君のストレスです。
それと、家に帰ってくるとジン君は自力でカリカリを食べ始めるからでした。
ストレス?、医師を職業とした獣医には何てことはないことなのでしょうが、家族の私には入院中のジン君の生気が無くなっていく様子が忘れられません。
保護犬のセンちゃんの時もそうでした。
センちゃんが病院で手術を受けて、弱っていく姿を見ています。
センちゃんが死んでしまったことが、今でも忘れられないのです。
動物病院でしか救えないのですが、動物病院で死んでしまうこともあるのです。
それを1度でも経験してしまうと、怖いのです。
信用できないのです。
ブログのタイトル「守りたい命がそこにある」の主人公だったマリちゃんは、病院で入院中にご飯をのどに詰まらせてこの世を去りました。
信用なんて、できないのです。
でも、信じようと努めるしかないのです。

退院後、二日間くらいかな、カリカリをこぼしながらですが音を立てて食べていました。↑
それが、どれだけ嬉しかったことか。
カリカリを食べなくなっても、強制給餌でまた再びカリカリを食べてもらえる日が来ると信じていました。
オシッコも、フラフラしながらトイレの場所へ行ってちゃんとしていました。
その度に、褒め抜いていました。 「ジン君、エライね~」
ジン君も、褒めてもらっているのが分かっているようです。

そうそう、カリカリを食べていた頃はミーちゃんの猫草にも興味を示して食べに来ていました。
実際には食べていませんが、何度も口を開けて食べようとしていました。
元気だったころ、歯磨き専用のスナックで「グリニーズ」を与える時は、いつも私が歌を歌っていました。
ジン君は、どこにいても目を真ん丸にさせて喜んで走ってきます。
先日も、その歯磨きご飯の歌を歌ってみると、ジン君の目が輝いているのが分かりました。
そして、フード皿のある場所に近づいてきて、一生懸命に匂いを嗅いでいます。
口に一粒ようやく入れて、カリカリと音を立ててそのままフード皿に落としました。
スナックを落としたけれど、食べようとしてくれたことに喜んでいました。

2回目の血液検査の今日、その結果を受けて、悩んで、考えて、苦しんで、胃瘻の決断をしました。
一刻も争えない、そう思ったからです。
しかし、全身麻酔の不安は拭い切れていません。
胃瘻の手術を依頼した今でも、怖いです、恐ろしいです。

・ALP 基準値 38~165U/l → ジン君の数値 1,579U/l
・T-Bil 基準値 0.1~0.4mg/dl → ジン君の数値 5.6mg/dl
・検査所見 → 低K血症、ALP上昇、T-Bil上昇、ALB低下、BUN低下
・該当病名 → 肝不全
ジン君に、更なる試練を与えなくてはいけません。
獣医の「私の言葉を信じてください」、この言葉を聞いて私は苦しくなりましたが、託すしかありません。
22日(月)、胃瘻の手術です。
ジン君、自力でカリカリを食べました!
取り急ぎ、ご報告いたします。
みなさんにご心配をお掛けするばかりで、心苦しくもありましたが、ジン君の記録は綴り続けます。
いつか誰かが、私と同じような思いで悩んでいたときに、一つの判断材料になれば、糸口が見つけ出せれば、そして、何かの道筋が開ければ。
気持ちが鮮明になれば、心が少し楽になれる気がします。
今は辛いけれど、この病気を経験することは未来の自分に絶対変化はあります。
苦しい時を一緒に戦うことは、親だもの、逃げてなんていられません。
獣医が繋いでくれた命、今度は私の番です。
退院する時のジン君を見たときに、そう思いました。
だけど、現実を目の前にすると私の覚悟もこんなに弱かったのかと、弱音を吐いて、何度もブログの中で助けていただきました。
本当に、ありがとうございます。

↑ 今日のジン君です。
退院して、今日で3日目になります。
少しずつ、ほんの少しですが、私の中で回復の手ごたえを感じはじめています。
と言っても、大喜びできるようなお知らせはないのですが、ジン君の黄疸症状が少しやわらいで見えたり、動く回数も多くなっているように思います。
血液検査をしたわけではないので確証はないのですが、そんな風に見えるのです。
でも、後でよく見るとそんな変化はなかったり、肩を落とすこともあります。
そして、相変わらずトイレの後や体勢を変えたときなど、掛け足をした後のように呼吸が速くなっているのが気になります。
片肺だからなのか、もしくは既に膿胸が再発し始めているのか、体力が落ちていることは確かなのでそれで呼吸が追いつかないのか、考えると怖くなるので今は考えないようにしています。
でも、胸の動きは常に注意して見るようにしています。
食事と、呼吸の乱れ、それが私が側にいる理由のような気がします。
如何に、ジン君に負担なく一日を過ごしてもらうか、家に帰って来たことが一番の薬になるなら、その薬の効き目を最大限に広げなければ意味がありません。
しかし、私の存在は強制給餌を始めたときから、ジン君の中で何かをされる、怖い、そんな目で見ているのが分かります。
なので、極力私の姿を見せないように、強制給餌(1回が2~3口)の1口毎の間隔に私は姿を隠します。
悲しいけれど、今は仕方ありません。
強制給餌の時に、1口目を終えて私の姿を見ると逃げようとします。
逃げるために移動をすると、ジン君の呼吸は乱れます。
2口目を確実に食べてもらうために、私は一時的にキッチンへ隠れたりして。
だんだんと、そういうリズムをつかんでいきました。
ジン君が私を見る目は、もうお母さんを見る目ではないんですよね。
そのせいかな、体が疲労することはないのに、毎日がとても疲れてしまいます。
悲しくて、辛くて、疲れてしまいます。
でも、ジン君の前では、今日もお母さんは元気だよ~です。

みなさんからのコメントに、大変「気付き」が多く、とても有難く感じています。
先日、*kさんからご指摘があったように、ジン君は体力温存のためか、寝ている時間は一日の大半を占めています。
その様子は、小さな物音でも起きて目で追って確かめる、瞼が落ちてくる、寝る、深く寝る、を繰り返す。
家に帰って来てからも、ジン君にとっては処置をされているような恐怖がまだ続いているみたいです。
そんなストレスを軽減するために、家の中では極力「音」を立てないように気を付けました。
これは、病気が発症した1月に脳神経の疑いがあった時と同じように、ジン君が過敏に反応を示す「音」を中心に気を付けるようにしました。
前回は目が見えない恐怖もあったと思われるので、今回の音を恐れる内容は違っていると思います。
とにかく、ストレスとなる音や強制給餌時の私を含め、室温や湿度の管理、トイレや寝る場所、歩行しやすい足場作りなど、ジン君を見て考えられることは何でも取り込んでいきました。
寝る時間の多いジン君の寝床というか、寝心地が良いベッドは、意外にも座布団でした。
座布団は、スツールの足が硬い材料でできていたのでそれをカバーするために覆ったのですが、その上をとても気に入って寝ていました。
それと、コタツ布団の上ですね。
コタツ布団は、数年前に新調していたので古いものを使ったのですが、座布団とともにクッション性が良かったようです。
ネモちゃんも気に入って、二人で気持ち良さそうに寝ています。
寝る姿勢は常に決まっていて、、膿胸があるので上向きは苦しくてできません。
人間もそうですが、寝具の選び方って重要ですよね。

↑ 3日目の今日は、こんな所まで(ジン君が歩いて10歩以内の場所)移動して、猫ベッドに収まり日向ぼっこをして寝ました。
まだ鳴いてくれませんが、シッポを振ることが増えました。

ジン君の側に、毎日寄り添ってくれるネモちゃん。
ちゃんと自分から進んで行ってくれます。
私が近づくと緊張させてしまうので、ネモちゃんとセットでジン君に近づいています。
ネモコも闘病生活が長いですが、ネモちゃんが側で寝息を立てるとジン君は安心できるようで、感謝の日々です。

ジン君もよく寝ますが、ネモコも心地良いのかいつもジン君以上に爆睡してます。
ジン君の寝る時間は今でも長いですが、少しずつ起きている時間が増えていってます。
そして、歩く足取りもしっかりしてきてます。

黄疸も、薄れてきたように感じています。
ですが、分かっていても口の中が黄色いことに気が付くとかなりショックでした。
白目の部分も黄色くなると聞きましたが、ジン君の目は青い目でいっぱいなので白目が見えません。
オシッコも濃い黄色です。
なんとなく、今朝は濃い黄色が薄れているようにも見えて、でも写真で比較するとそんなに変わっていなかったです。
ご飯は、ロイカナの退院サポートを1日30g。 2時間半から3時間半おきに与えています。
今日は何とか、50gくらいはイケたと思います。
肝リピ(脂肪肝)の治療は、とにかく大量に食べさせることなのですが、吐かないことが大事なので、分かっていても無理はしません。
肝リピだけの病気なら、思いきって胃瘻も出来ると思います。
ジン君は、呼吸系に問題も抱えているので、胃瘻とストレスになる入院は避けたいと考えています。

昨日注文した、洋服が届きました。
手術の傷口部分が裸になっているので、洋服を着せたいと思っていました。
病院で、手術後に着る下着のような服は院長先生の好意で2着ほどいただいていたのですが、お腹周りがきついようで、食事を吐いてしまう可能性があると思い脱がせました。
近くのお店で買った洋服というか、ペット用の腹巻はLサイズにもかかわらず、やはりきつそうに感じたのでそれも脱がせました。
ボアフリースの洋服が早くも届いたので、夜はそれを着せてしっかりと寝てもらいます。
明日は、病院へ血液検査とレントゲン検査で通院となります。
良い数値になっていることを祈って。
いつか誰かが、私と同じような思いで悩んでいたときに、一つの判断材料になれば、糸口が見つけ出せれば、そして、何かの道筋が開ければ。
気持ちが鮮明になれば、心が少し楽になれる気がします。
今は辛いけれど、この病気を経験することは未来の自分に絶対変化はあります。
苦しい時を一緒に戦うことは、親だもの、逃げてなんていられません。
獣医が繋いでくれた命、今度は私の番です。
退院する時のジン君を見たときに、そう思いました。
だけど、現実を目の前にすると私の覚悟もこんなに弱かったのかと、弱音を吐いて、何度もブログの中で助けていただきました。
本当に、ありがとうございます。

↑ 今日のジン君です。
退院して、今日で3日目になります。
少しずつ、ほんの少しですが、私の中で回復の手ごたえを感じはじめています。
と言っても、大喜びできるようなお知らせはないのですが、ジン君の黄疸症状が少しやわらいで見えたり、動く回数も多くなっているように思います。
血液検査をしたわけではないので確証はないのですが、そんな風に見えるのです。
でも、後でよく見るとそんな変化はなかったり、肩を落とすこともあります。
そして、相変わらずトイレの後や体勢を変えたときなど、掛け足をした後のように呼吸が速くなっているのが気になります。
片肺だからなのか、もしくは既に膿胸が再発し始めているのか、体力が落ちていることは確かなのでそれで呼吸が追いつかないのか、考えると怖くなるので今は考えないようにしています。
でも、胸の動きは常に注意して見るようにしています。
食事と、呼吸の乱れ、それが私が側にいる理由のような気がします。
如何に、ジン君に負担なく一日を過ごしてもらうか、家に帰って来たことが一番の薬になるなら、その薬の効き目を最大限に広げなければ意味がありません。
しかし、私の存在は強制給餌を始めたときから、ジン君の中で何かをされる、怖い、そんな目で見ているのが分かります。
なので、極力私の姿を見せないように、強制給餌(1回が2~3口)の1口毎の間隔に私は姿を隠します。
悲しいけれど、今は仕方ありません。
強制給餌の時に、1口目を終えて私の姿を見ると逃げようとします。
逃げるために移動をすると、ジン君の呼吸は乱れます。
2口目を確実に食べてもらうために、私は一時的にキッチンへ隠れたりして。
だんだんと、そういうリズムをつかんでいきました。
ジン君が私を見る目は、もうお母さんを見る目ではないんですよね。
そのせいかな、体が疲労することはないのに、毎日がとても疲れてしまいます。
悲しくて、辛くて、疲れてしまいます。
でも、ジン君の前では、今日もお母さんは元気だよ~です。

みなさんからのコメントに、大変「気付き」が多く、とても有難く感じています。
先日、*kさんからご指摘があったように、ジン君は体力温存のためか、寝ている時間は一日の大半を占めています。
その様子は、小さな物音でも起きて目で追って確かめる、瞼が落ちてくる、寝る、深く寝る、を繰り返す。
家に帰って来てからも、ジン君にとっては処置をされているような恐怖がまだ続いているみたいです。
そんなストレスを軽減するために、家の中では極力「音」を立てないように気を付けました。
これは、病気が発症した1月に脳神経の疑いがあった時と同じように、ジン君が過敏に反応を示す「音」を中心に気を付けるようにしました。
前回は目が見えない恐怖もあったと思われるので、今回の音を恐れる内容は違っていると思います。
とにかく、ストレスとなる音や強制給餌時の私を含め、室温や湿度の管理、トイレや寝る場所、歩行しやすい足場作りなど、ジン君を見て考えられることは何でも取り込んでいきました。
寝る時間の多いジン君の寝床というか、寝心地が良いベッドは、意外にも座布団でした。
座布団は、スツールの足が硬い材料でできていたのでそれをカバーするために覆ったのですが、その上をとても気に入って寝ていました。
それと、コタツ布団の上ですね。
コタツ布団は、数年前に新調していたので古いものを使ったのですが、座布団とともにクッション性が良かったようです。
ネモちゃんも気に入って、二人で気持ち良さそうに寝ています。
寝る姿勢は常に決まっていて、、膿胸があるので上向きは苦しくてできません。
人間もそうですが、寝具の選び方って重要ですよね。

↑ 3日目の今日は、こんな所まで(ジン君が歩いて10歩以内の場所)移動して、猫ベッドに収まり日向ぼっこをして寝ました。
まだ鳴いてくれませんが、シッポを振ることが増えました。

ジン君の側に、毎日寄り添ってくれるネモちゃん。
ちゃんと自分から進んで行ってくれます。
私が近づくと緊張させてしまうので、ネモちゃんとセットでジン君に近づいています。
ネモコも闘病生活が長いですが、ネモちゃんが側で寝息を立てるとジン君は安心できるようで、感謝の日々です。

ジン君もよく寝ますが、ネモコも心地良いのかいつもジン君以上に爆睡してます。
ジン君の寝る時間は今でも長いですが、少しずつ起きている時間が増えていってます。
そして、歩く足取りもしっかりしてきてます。

黄疸も、薄れてきたように感じています。
ですが、分かっていても口の中が黄色いことに気が付くとかなりショックでした。
白目の部分も黄色くなると聞きましたが、ジン君の目は青い目でいっぱいなので白目が見えません。
オシッコも濃い黄色です。
なんとなく、今朝は濃い黄色が薄れているようにも見えて、でも写真で比較するとそんなに変わっていなかったです。
ご飯は、ロイカナの退院サポートを1日30g。 2時間半から3時間半おきに与えています。
今日は何とか、50gくらいはイケたと思います。
肝リピ(脂肪肝)の治療は、とにかく大量に食べさせることなのですが、吐かないことが大事なので、分かっていても無理はしません。
肝リピだけの病気なら、思いきって胃瘻も出来ると思います。
ジン君は、呼吸系に問題も抱えているので、胃瘻とストレスになる入院は避けたいと考えています。

昨日注文した、洋服が届きました。
手術の傷口部分が裸になっているので、洋服を着せたいと思っていました。
病院で、手術後に着る下着のような服は院長先生の好意で2着ほどいただいていたのですが、お腹周りがきついようで、食事を吐いてしまう可能性があると思い脱がせました。
近くのお店で買った洋服というか、ペット用の腹巻はLサイズにもかかわらず、やはりきつそうに感じたのでそれも脱がせました。
ボアフリースの洋服が早くも届いたので、夜はそれを着せてしっかりと寝てもらいます。
明日は、病院へ血液検査とレントゲン検査で通院となります。
良い数値になっていることを祈って。
今日のお昼、ジン君は5日間の肺の洗浄を経て退院となりました。
昨日、面会に行ったときのジン君が、元気に鳴いてくれたので今日も元気に会えると思っていました。
退院の今日は、昨日と打って変わって元気が無くなっていました。
たった1日で、こんなにも変化(悪化)するのかと、つらい気持ちでした。

(↑ 昨日会いに行ったときのジン君、お家に帰りたくて何度も私の洋服の中に潜り込もうとした、涙)
院長先生から、ジン君の肺の洗浄についてキレイな状態であると聞かされました。
ですが、原因が判明していないので今後も膿胸の発生があるであろうと言われました。
ジン君はとても珍しいケースなのだそうです。
続いて説明を受けたのが、血液検査の結果でした。
その時の、先生の表情が曇るのが分かりました。
だから、私も見動きができなくなりました。
なに?
結果から言うと、肝リピの初期状態だということでした。
恐れていた、肝リピドーシス(脂肪肝)です。
何となく、血の気の引いた地肌に黄疸の症状が見て取れていました。
だから、ご飯を食べてもらうために何度も病院へ足を運びました。
少しだけ、ほんの少しを食べさせるだけでも、顔を背けてしまいます。
退院するその日まで、入院室に置かれたフード皿からは一切食べていません。
スタッフは、気にしないのか。 不思議でした。

↑ 帰りの車の中で撮ったジン君の写真です。
見づらいかもしれませんが、耳の中が黄色いのが分かりますか?
黄疸の症状ではないかと思っています。
血液検査の結果は、低カリウム、ALPの異常な上昇(基準値38~165U/lのところ、ジン君の場合445U/l)、ビリルビンの上昇など、肝臓疾患で数値が上昇しているようなのです。
とにかく、食事を胃の入れること。
ですが、ジン君はこれまでの治療で長期にわたって食事が取れておらず、その期間を肝臓がダメージを受けていると思われます。
長期間にわたるダメージは、肝細胞の再生がしきれずに繊維の置き換わってしまうことがあると他の獣医に聞きました。
そうなると、肝リピではなく肝硬変になり、肝臓が機能しなくなる状態(肝機能不全)です。
食事を取らせると言っても、その状態だったら重症だと思うのです。
心の中でそう思いながら、鳴かなくなったジン君を車に乗せて、旦那さんと家に帰りました。
ご飯を食べさせないといけない、それは旦那さんがジン君の命を救うために言いました。
でも、退院したばかりのジン君に少しの時間だけ休ませてあげたいと思うのです。

暗くて分かりづらいかもしれませんが、ジン君の右胸の傷跡です。↑

ジン君は、眠りました。
物音に何度も目を覚ましますが、眠り続けました。

場所を変えて、また寝ます。
1時間おきにご飯を与えることになりました。
それでも、深く眠りについているジン君を見ると起こすことができません。

そして、2時間おきにご飯を与えることにしました。
全く、鳴きません。
ご飯の時に、何度もジン君を褒めて食べさせましたが、返事は1度もありませんでした。
無の表情で、強制給仕に耐えてくれました。
そうしていると、3回目の給仕が19時前にあって、その時にジン君は今まで食べたものを吐いてしまいました。
大量に吐いて。
力が出ません。
ジン君が可哀想で、可哀想で、どうしたらいいのか。
涙しか出ません。
寝ているジン君を見ていると、辛くて、苦しくて、何もできなくなる。

それでも、前を向いて・・・
奮い立たせようと頑張っても、無理。
夜のオシッコは、とても濃い黄色をしていました(泣
肝リピの原因に、ストレスも大きく関わっています。
退院を切り上げてあげればよかったのか、私たちの呼びかけに返事が無くて、強制給仕をする私たちもストレスの対象になってしまっているようです。
退院1日目、計画をしていた回数と量のご飯を与えることができませんでした。
ジン君が、望むなら・・・
どうしたら、どうしてあげたら、よいのだろう。
昨日、面会に行ったときのジン君が、元気に鳴いてくれたので今日も元気に会えると思っていました。
退院の今日は、昨日と打って変わって元気が無くなっていました。
たった1日で、こんなにも変化(悪化)するのかと、つらい気持ちでした。

(↑ 昨日会いに行ったときのジン君、お家に帰りたくて何度も私の洋服の中に潜り込もうとした、涙)
院長先生から、ジン君の肺の洗浄についてキレイな状態であると聞かされました。
ですが、原因が判明していないので今後も膿胸の発生があるであろうと言われました。
ジン君はとても珍しいケースなのだそうです。
続いて説明を受けたのが、血液検査の結果でした。
その時の、先生の表情が曇るのが分かりました。
だから、私も見動きができなくなりました。
なに?
結果から言うと、肝リピの初期状態だということでした。
恐れていた、肝リピドーシス(脂肪肝)です。
何となく、血の気の引いた地肌に黄疸の症状が見て取れていました。
だから、ご飯を食べてもらうために何度も病院へ足を運びました。
少しだけ、ほんの少しを食べさせるだけでも、顔を背けてしまいます。
退院するその日まで、入院室に置かれたフード皿からは一切食べていません。
スタッフは、気にしないのか。 不思議でした。

↑ 帰りの車の中で撮ったジン君の写真です。
見づらいかもしれませんが、耳の中が黄色いのが分かりますか?
黄疸の症状ではないかと思っています。
血液検査の結果は、低カリウム、ALPの異常な上昇(基準値38~165U/lのところ、ジン君の場合445U/l)、ビリルビンの上昇など、肝臓疾患で数値が上昇しているようなのです。
とにかく、食事を胃の入れること。
ですが、ジン君はこれまでの治療で長期にわたって食事が取れておらず、その期間を肝臓がダメージを受けていると思われます。
長期間にわたるダメージは、肝細胞の再生がしきれずに繊維の置き換わってしまうことがあると他の獣医に聞きました。
そうなると、肝リピではなく肝硬変になり、肝臓が機能しなくなる状態(肝機能不全)です。
食事を取らせると言っても、その状態だったら重症だと思うのです。
心の中でそう思いながら、鳴かなくなったジン君を車に乗せて、旦那さんと家に帰りました。
ご飯を食べさせないといけない、それは旦那さんがジン君の命を救うために言いました。
でも、退院したばかりのジン君に少しの時間だけ休ませてあげたいと思うのです。

暗くて分かりづらいかもしれませんが、ジン君の右胸の傷跡です。↑

ジン君は、眠りました。
物音に何度も目を覚ましますが、眠り続けました。

場所を変えて、また寝ます。
1時間おきにご飯を与えることになりました。
それでも、深く眠りについているジン君を見ると起こすことができません。

そして、2時間おきにご飯を与えることにしました。
全く、鳴きません。
ご飯の時に、何度もジン君を褒めて食べさせましたが、返事は1度もありませんでした。
無の表情で、強制給仕に耐えてくれました。
そうしていると、3回目の給仕が19時前にあって、その時にジン君は今まで食べたものを吐いてしまいました。
大量に吐いて。
力が出ません。
ジン君が可哀想で、可哀想で、どうしたらいいのか。
涙しか出ません。
寝ているジン君を見ていると、辛くて、苦しくて、何もできなくなる。

それでも、前を向いて・・・
奮い立たせようと頑張っても、無理。
夜のオシッコは、とても濃い黄色をしていました(泣
肝リピの原因に、ストレスも大きく関わっています。
退院を切り上げてあげればよかったのか、私たちの呼びかけに返事が無くて、強制給仕をする私たちもストレスの対象になってしまっているようです。
退院1日目、計画をしていた回数と量のご飯を与えることができませんでした。
ジン君が、望むなら・・・
どうしたら、どうしてあげたら、よいのだろう。
今日も仕事だったのですが、1時間ほど外出時間をいただいて、ジン君の病院へ向かいました。
その目的は、「弱制給仕!」です。
ジン君、ちょっと元気が無かったです。
名前を呼ぶと、何度も返事をしてくれるけど、元気が無い。
耳の中を見ると、少し黄色くも見えるのだけれど、私が黄疸を気にしているからそう見えるのかもしれない。
ロイカナの退院サポートを少しずつあげたけど、吐いてしまった。
せっかく食べたものも、出てしまった。
悲しい。
手が震えてしまう。
時間の許す限り、何度も、何度も、撫でてあげました。
ゴロゴロと、喉を鳴らす音は病室に入った私の姿を見たときからずっと聞こえていて、どうしてあげたらよいのか、分からなくなる。
ジン君は、どこが苦しいの?

食べて欲しいけど、食べた後の呼吸の乱れを目にすると、これ以上無理に食べさせることができなくなる。
そうしていると、院長先生がやって来て。
午前中に、a/d缶と退院サポートをあげてみましたが(強制給仕)、首を振って口から全部出して食べてくれませんでした。
午後には、「ビオ ベテリナリーキャット」という液状の健康補助食品を与えてみますと、パンフをくれました。
夕方、仕事を終えてジン君に会いに行くと、やはり元気が無い感じがします。
私には、生気が無いように見えるのです。
ジン君の様子、私が感じたそのままの言葉を、院長先生に伝えました。
今日の肺の洗浄は、ドロドロとした液体が出てだいぶキレイになってきていると説明を受けました。
キレイになってきていると言われても、まだドロドロとしたものが出るのだと思いました。
このまま肺がキレイになっても、ご飯を食べずに弱っていったら元も子もないです。
院長先生もジン君のストレスを気にしていて、ジン君もあと2~3日が限界と思うので出来る限り洗浄をしておきます、と言ってくれました。
その2~3日先が、私にはもの凄く遠くに感じます。
今日の夕方、院長先生と強制給仕をしながら、日曜日にジン君の退院を予定することが決まりました。
しかし、院長先生の強制給仕はとても優し過ぎて、相手が嫌がることはしないのは分かるのですが、それでは強制給仕になっていない。
食事を取らないジン君の、一時退院を院長先生に提案してみました。
胃瘻など、胃のチューブが外れることはそんなに危険ではないようなのですが、肺につないだ管が抜けてしまうのは死に直結するので無理でしょう、と言われてしまいました。
ジン君の肺につないでいる管は、相当太い管なのだそうです。
固形に近いドロドロとしたものが、それで取ることができたそうです。
でも、それはまだ全てではないですが。
車での移動中にジン君のことを考えると、吐き気がするようになってきました。
私も、疲れていないように見えて、疲れているようです。
最近は車で移動することが多くて、そうなると運転時間も当然長くなるのですが、意識はあるのにボーっとしてしまうことがあります。
アブナイと分かっていても、その状態を繰り返しています。
そう、そう、まりりさんがジン君の入院部屋に家の匂いの付いたものを入れておくと、ジン君が安心すると言ってくれました。
ありがとうございます!
フリースなのですが、1月の入院の時から何枚も持っていって使っています。
そうですよね、大事ですよね!!
動物病院のスタッフさんや、獣医からは、もしかしたら邪魔と思われちゃうかなぁ~と考えましたが、持って行ってます。
そして、我が家はフリースの数が多いことに今更気が付きました。
ジン君の入院部屋は広さもあり、ネコトイレも設置され、電気ホットマットが敷かれているので温かく、快適のようです。
それでも、早く家に帰ろうね。
その目的は、「弱制給仕!」です。
ジン君、ちょっと元気が無かったです。
名前を呼ぶと、何度も返事をしてくれるけど、元気が無い。
耳の中を見ると、少し黄色くも見えるのだけれど、私が黄疸を気にしているからそう見えるのかもしれない。
ロイカナの退院サポートを少しずつあげたけど、吐いてしまった。
せっかく食べたものも、出てしまった。
悲しい。
手が震えてしまう。
時間の許す限り、何度も、何度も、撫でてあげました。
ゴロゴロと、喉を鳴らす音は病室に入った私の姿を見たときからずっと聞こえていて、どうしてあげたらよいのか、分からなくなる。
ジン君は、どこが苦しいの?

食べて欲しいけど、食べた後の呼吸の乱れを目にすると、これ以上無理に食べさせることができなくなる。
そうしていると、院長先生がやって来て。
午前中に、a/d缶と退院サポートをあげてみましたが(強制給仕)、首を振って口から全部出して食べてくれませんでした。
午後には、「ビオ ベテリナリーキャット」という液状の健康補助食品を与えてみますと、パンフをくれました。
夕方、仕事を終えてジン君に会いに行くと、やはり元気が無い感じがします。
私には、生気が無いように見えるのです。
ジン君の様子、私が感じたそのままの言葉を、院長先生に伝えました。
今日の肺の洗浄は、ドロドロとした液体が出てだいぶキレイになってきていると説明を受けました。
キレイになってきていると言われても、まだドロドロとしたものが出るのだと思いました。
このまま肺がキレイになっても、ご飯を食べずに弱っていったら元も子もないです。
院長先生もジン君のストレスを気にしていて、ジン君もあと2~3日が限界と思うので出来る限り洗浄をしておきます、と言ってくれました。
その2~3日先が、私にはもの凄く遠くに感じます。
今日の夕方、院長先生と強制給仕をしながら、日曜日にジン君の退院を予定することが決まりました。
しかし、院長先生の強制給仕はとても優し過ぎて、相手が嫌がることはしないのは分かるのですが、それでは強制給仕になっていない。
食事を取らないジン君の、一時退院を院長先生に提案してみました。
胃瘻など、胃のチューブが外れることはそんなに危険ではないようなのですが、肺につないだ管が抜けてしまうのは死に直結するので無理でしょう、と言われてしまいました。
ジン君の肺につないでいる管は、相当太い管なのだそうです。
固形に近いドロドロとしたものが、それで取ることができたそうです。
でも、それはまだ全てではないですが。
車での移動中にジン君のことを考えると、吐き気がするようになってきました。
私も、疲れていないように見えて、疲れているようです。
最近は車で移動することが多くて、そうなると運転時間も当然長くなるのですが、意識はあるのにボーっとしてしまうことがあります。
アブナイと分かっていても、その状態を繰り返しています。
そう、そう、まりりさんがジン君の入院部屋に家の匂いの付いたものを入れておくと、ジン君が安心すると言ってくれました。
ありがとうございます!
フリースなのですが、1月の入院の時から何枚も持っていって使っています。
そうですよね、大事ですよね!!
動物病院のスタッフさんや、獣医からは、もしかしたら邪魔と思われちゃうかなぁ~と考えましたが、持って行ってます。
そして、我が家はフリースの数が多いことに今更気が付きました。
ジン君の入院部屋は広さもあり、ネコトイレも設置され、電気ホットマットが敷かれているので温かく、快適のようです。
それでも、早く家に帰ろうね。
昨日は、午前中と午後の面会に行ってきました。
ジン君の入院している動物病院は、隣町にある大きな動物病院です。
いつものことですが、どのルートを選んでも混んでいて、到着までに時間が掛かります。
家の中ではネモちゃんの体調もよくなくて、ご飯の介助やミーちゃんの相手など、あっという間に時間が過ぎていく感じです。
とにかく今は風邪をひいていられないので、ツルハの薬剤師さんにすすめられた「エゾエース」というドリンク剤を1月から毎日飲み続けています。
効能なのでしょうね、風邪をひきそうと感じる時があっても平気でした。
しかし今日は、鼻水が止まらず2本飲んでみました。
頑張らねば!

昨日のジン君です。 ↑
前日の夕方の手術後、膿が取れなかったこともあり、翌朝調べてドレーンの位置が良くなかったようで入れ替えをしたそうです。
ネットで調べると、ネコの膿胸は原因不明で発生することも多いようなのですが、発見しにくい病気なので悪化させてしまいがちな傾向があると書かれていました。
そして、末期には敗血症を起こし、呼吸困難は更に重度となって死に至るようなのです。
ジン君は、どの程度に位置するのか、よく分かりません。
ネットの情報も気になりますが、獣医を信じて委ねるしかありません。
ジン君も闘っていますが、先生も闘っていて、家族みんなも闘っています。
信じるのみです。

ジン君、酸素室に入院していた先月の頃から、少し顔色が悪いような気がしています。
血の気が無い、という感じです。
それでも、帰りたい、と一生懸命に鳴いて立ち上がります。
あまり興奮をさせたくなかったので、扉を開けることはしませんでした。
でも、私の手はどうにか工夫すると格子を通過できるので、ジン君を思いっきりナデナデすることができます。
扉を開いてしまうと、ジン君は体力を使ってしまう。
撫で続けると、ジン君は喉を鳴らし始めました(涙

↑ ジン君の右側の胸腔から取れた膿です。
今日は院長先生はお休みの日だったのですが、午前中に処置をしてくれて、午後は私が帰る時にちょうど会って説明を聞くことができました。
午前中の面会の時に、他の獣医から説明を受けていたので、同じようなことを2回も聞くことになりました(汗
院長先生も、午前中の先生も、ジン君の胸腔内にあった膿の状態を硬いとか、悪い状態のものと言ってました。
片側の胸腔に詰まっていた量にしては、かなり多いことが分かります。
さぞ、呼吸が苦しかったでしょうに。 ごめんね、ジン君。

↑ 今日会ってきたジン君です。
昨日の午後面会に来た時のご飯が、そのまま残っていました。
看護師さんたちは、獣医の指示が無いと強制給仕はしないと思うんです。
でも、ご飯を食べていない様子は獣医に伝えて欲しいと思いました。
扉の前にある、入院時の記録簿は以前違うコで入院をしていた時、トイレの記録やご飯のこと、熱、状態など、びっちりと書かれていたように記憶しています。
今の入院室の環境は、その頃とは違うようです。
記録簿は同じでも、内容はまっさらでした。
鳴き止まないジン君を、今日も思いっきり撫でてあげました。
帰りたいと言っているのかな、鳴き落ち着くまでに時間が相当掛かります。
痩せた体がフラフラとしているのに、それでも必死に私の手に顔を、全身を絡めてきます。
連れて帰ることができません、「お母さんは、ここにいるよ。ちゃんといるよ。」、これしか言えません。
食べているものと思っていたので、フード皿を見たときはかなりショックでした。
脂肪肝のことが気になり、強制給仕をしなければと思いました。
今日は仕事の帰りで、動物病院へ到着した時は6時を過ぎていました。
それでも、院長先生は今日も緊急オペをしていました。
ネコの入院部屋からは、ガラス越しに手術室が見えます。
綺麗なボーダーコリーのワンちゃんでした。
ガンバレ。
手術を終えて、手術着のまま院長先生は来てくれて、また色々と説明をしてくれました。
私がご飯を食べていないので、強制給仕をしたいと話すと、すぐに他の獣医に支持をしてくれました。
流動食に近いものだったので、ロイカナの退院サポートを頼みました。
これだったら、私が出来ます!
手を洗って、さっそく弱制給仕。
ジン君、食べてくれました(泣
でも、呼吸がまだ速いので、休みながら食事を与えます。
5口以上食べてくれました。
そしたら、疲れたのか眠くなったようです。
そうすると、ちょうど院長先生が着替えて来て、強制給仕を私がしますと代わってくれました。
でも、ジン君はネムネムの状態です。
明日やります、ということになりましたが、私も明日は許可をいただいて仕事を抜け出して弱制給仕に来ようと思っています。
時折、頭が小刻みに左右に揺れているのが気になって、先生に聞いても答えは返ってきませんでした。
そうですね、今は目の前のことを、やっていきましょう!!
ジン君の入院している動物病院は、隣町にある大きな動物病院です。
いつものことですが、どのルートを選んでも混んでいて、到着までに時間が掛かります。
家の中ではネモちゃんの体調もよくなくて、ご飯の介助やミーちゃんの相手など、あっという間に時間が過ぎていく感じです。
とにかく今は風邪をひいていられないので、ツルハの薬剤師さんにすすめられた「エゾエース」というドリンク剤を1月から毎日飲み続けています。
効能なのでしょうね、風邪をひきそうと感じる時があっても平気でした。
しかし今日は、鼻水が止まらず2本飲んでみました。
頑張らねば!

昨日のジン君です。 ↑
前日の夕方の手術後、膿が取れなかったこともあり、翌朝調べてドレーンの位置が良くなかったようで入れ替えをしたそうです。
ネットで調べると、ネコの膿胸は原因不明で発生することも多いようなのですが、発見しにくい病気なので悪化させてしまいがちな傾向があると書かれていました。
そして、末期には敗血症を起こし、呼吸困難は更に重度となって死に至るようなのです。
ジン君は、どの程度に位置するのか、よく分かりません。
ネットの情報も気になりますが、獣医を信じて委ねるしかありません。
ジン君も闘っていますが、先生も闘っていて、家族みんなも闘っています。
信じるのみです。

ジン君、酸素室に入院していた先月の頃から、少し顔色が悪いような気がしています。
血の気が無い、という感じです。
それでも、帰りたい、と一生懸命に鳴いて立ち上がります。
あまり興奮をさせたくなかったので、扉を開けることはしませんでした。
でも、私の手はどうにか工夫すると格子を通過できるので、ジン君を思いっきりナデナデすることができます。
扉を開いてしまうと、ジン君は体力を使ってしまう。
撫で続けると、ジン君は喉を鳴らし始めました(涙

↑ ジン君の右側の胸腔から取れた膿です。
今日は院長先生はお休みの日だったのですが、午前中に処置をしてくれて、午後は私が帰る時にちょうど会って説明を聞くことができました。
午前中の面会の時に、他の獣医から説明を受けていたので、同じようなことを2回も聞くことになりました(汗
院長先生も、午前中の先生も、ジン君の胸腔内にあった膿の状態を硬いとか、悪い状態のものと言ってました。
片側の胸腔に詰まっていた量にしては、かなり多いことが分かります。
さぞ、呼吸が苦しかったでしょうに。 ごめんね、ジン君。

↑ 今日会ってきたジン君です。
昨日の午後面会に来た時のご飯が、そのまま残っていました。
看護師さんたちは、獣医の指示が無いと強制給仕はしないと思うんです。
でも、ご飯を食べていない様子は獣医に伝えて欲しいと思いました。
扉の前にある、入院時の記録簿は以前違うコで入院をしていた時、トイレの記録やご飯のこと、熱、状態など、びっちりと書かれていたように記憶しています。
今の入院室の環境は、その頃とは違うようです。
記録簿は同じでも、内容はまっさらでした。
鳴き止まないジン君を、今日も思いっきり撫でてあげました。
帰りたいと言っているのかな、鳴き落ち着くまでに時間が相当掛かります。
痩せた体がフラフラとしているのに、それでも必死に私の手に顔を、全身を絡めてきます。
連れて帰ることができません、「お母さんは、ここにいるよ。ちゃんといるよ。」、これしか言えません。
食べているものと思っていたので、フード皿を見たときはかなりショックでした。
脂肪肝のことが気になり、強制給仕をしなければと思いました。
今日は仕事の帰りで、動物病院へ到着した時は6時を過ぎていました。
それでも、院長先生は今日も緊急オペをしていました。
ネコの入院部屋からは、ガラス越しに手術室が見えます。
綺麗なボーダーコリーのワンちゃんでした。
ガンバレ。
手術を終えて、手術着のまま院長先生は来てくれて、また色々と説明をしてくれました。
私がご飯を食べていないので、強制給仕をしたいと話すと、すぐに他の獣医に支持をしてくれました。
流動食に近いものだったので、ロイカナの退院サポートを頼みました。
これだったら、私が出来ます!
手を洗って、さっそく弱制給仕。
ジン君、食べてくれました(泣
でも、呼吸がまだ速いので、休みながら食事を与えます。
5口以上食べてくれました。
そしたら、疲れたのか眠くなったようです。
そうすると、ちょうど院長先生が着替えて来て、強制給仕を私がしますと代わってくれました。
でも、ジン君はネムネムの状態です。
明日やります、ということになりましたが、私も明日は許可をいただいて仕事を抜け出して弱制給仕に来ようと思っています。
時折、頭が小刻みに左右に揺れているのが気になって、先生に聞いても答えは返ってきませんでした。
そうですね、今は目の前のことを、やっていきましょう!!
今日の午前中に、ジン君を動物病院へお願いしてきました。
昨日の夜も、病院へ到着する寸前まで、葛藤が続いていました。
当のジン君は、車の中でとてもお利口さんにしていて。
このまま病院に行かず、那須の方までドライブしたい気分でした。

病院で再びレントゲンを撮って、院長先生から手術とリスクについての説明を受けました。
手術が終わったら電話をします、院長先生が言いました。
その言葉を聞くと、「あぁ、もう後戻りはできない」、そう思うのと同時に、「お願いします」、の気持ちに切り替えました。
ここ数日は、難しい手術ではない、そう何度も自分に言い聞かせていました。
ですが、麻酔の怖さがどうしても拭いきれなくて。
心臓が、痛い。
自宅に戻ってから、旦那さんと二人で家の中を掃除しました。
ゆっくりすれば良いのに、そう思うのですが、何かをしていないと落ち着かなくて。
3時を過ぎて、4時半を過ぎて、でも、連絡が無い。
遅過ぎるよね、何度も旦那さんに言ってました。
5時を過ぎたら、電話をしよう。
外が暗くなり始めると、より一層不安が増してしまって。
病院へ電話をすると、院長先生は緊急オペのため出られませんでしたが、つい先ほどまで手術をしていたようなのです。
この日は、ジン君以外に院長先生が担当する手術が他にもあったのですが、緊急の手術が入ることは思ってもいませんでした。
引き続き、ジン君の手術をしていただいているようなのですが、このままここで連絡を待っていたら病院が終わってしまいます。
旦那さんと悩んだ末、ジン君には会えないかもしれないけれど、先生の説明は聞くことができるので病院へ向かうことにしました。
なんとか、病院が終わる15分前に到着です。
まだ処置中でしたが、このまま待合室で待ちました。
病院は終わっていましたが、先ほどの緊急手術をした飼い主さんが次から次へと入って来ました。
ご家族、みんなに見守られて。
院長先生の担当ではなかったそうなのですが、院長先生も駆り出されていたようです。
大学病院でも2~3割は亡くなってしまうほどの状態だったそうです。
院長先生は、私たちに「大変遅くなってしまって申し訳ありません」と、何度も言うのですが、まだ先ほどのオペの緊張感が抜けきれていないようでした。
この病院には、確か超音波吸引とか言っていたと思うのですが、肝臓の組織を吸い取って破れた血管を探し出す装置があります。
その超音波手術装置を使って、長時間にわたる緊急手術をされたようなのです。
ジン君の処置の説明をしている院長先生の様子を見ていても、その手術の困難さと苦労が伝わりました。

手術後の、ジン君の様子です。↑
麻酔の影響で、顔が小刻みに左右に震えていました。
そして、先生から「肺の片方は潰れている」と言われました。
私はそのまま「片方の肺は機能していない」と受け取りましたが、旦那さんは「片方の肺は機能していないに近い」と理解していました。
それと、専用のドレーンという器具を胸腔内に設置して、太い管から膿胸を取り出し、膿胸状態を洗浄していくという流れでしたが、膿胸が取れなかったこと、膿胸がチーズのように固まっているような話をされていました。
今朝のレントゲンでも右側の肺は確かに白かった、それなのに膿胸が取れないということは、膿胸が固まった状態で肺を覆っているのか。
分からないことは色々とありましたが、大きな手術直後の先生に多くを聞くのは控えました。
肝心のジン君は目がパッチリと見開いていて、弱々しく鳴いていました。
寝そうにないけど、寝ていて欲しい。
家に帰ってからも、そればかり口にしてました。
明日、また会いに行きます。
昨日の夜も、病院へ到着する寸前まで、葛藤が続いていました。
当のジン君は、車の中でとてもお利口さんにしていて。
このまま病院に行かず、那須の方までドライブしたい気分でした。

病院で再びレントゲンを撮って、院長先生から手術とリスクについての説明を受けました。
手術が終わったら電話をします、院長先生が言いました。
その言葉を聞くと、「あぁ、もう後戻りはできない」、そう思うのと同時に、「お願いします」、の気持ちに切り替えました。
ここ数日は、難しい手術ではない、そう何度も自分に言い聞かせていました。
ですが、麻酔の怖さがどうしても拭いきれなくて。
心臓が、痛い。
自宅に戻ってから、旦那さんと二人で家の中を掃除しました。
ゆっくりすれば良いのに、そう思うのですが、何かをしていないと落ち着かなくて。
3時を過ぎて、4時半を過ぎて、でも、連絡が無い。
遅過ぎるよね、何度も旦那さんに言ってました。
5時を過ぎたら、電話をしよう。
外が暗くなり始めると、より一層不安が増してしまって。
病院へ電話をすると、院長先生は緊急オペのため出られませんでしたが、つい先ほどまで手術をしていたようなのです。
この日は、ジン君以外に院長先生が担当する手術が他にもあったのですが、緊急の手術が入ることは思ってもいませんでした。
引き続き、ジン君の手術をしていただいているようなのですが、このままここで連絡を待っていたら病院が終わってしまいます。
旦那さんと悩んだ末、ジン君には会えないかもしれないけれど、先生の説明は聞くことができるので病院へ向かうことにしました。
なんとか、病院が終わる15分前に到着です。
まだ処置中でしたが、このまま待合室で待ちました。
病院は終わっていましたが、先ほどの緊急手術をした飼い主さんが次から次へと入って来ました。
ご家族、みんなに見守られて。
院長先生の担当ではなかったそうなのですが、院長先生も駆り出されていたようです。
大学病院でも2~3割は亡くなってしまうほどの状態だったそうです。
院長先生は、私たちに「大変遅くなってしまって申し訳ありません」と、何度も言うのですが、まだ先ほどのオペの緊張感が抜けきれていないようでした。
この病院には、確か超音波吸引とか言っていたと思うのですが、肝臓の組織を吸い取って破れた血管を探し出す装置があります。
その超音波手術装置を使って、長時間にわたる緊急手術をされたようなのです。
ジン君の処置の説明をしている院長先生の様子を見ていても、その手術の困難さと苦労が伝わりました。

手術後の、ジン君の様子です。↑
麻酔の影響で、顔が小刻みに左右に震えていました。
そして、先生から「肺の片方は潰れている」と言われました。
私はそのまま「片方の肺は機能していない」と受け取りましたが、旦那さんは「片方の肺は機能していないに近い」と理解していました。
それと、専用のドレーンという器具を胸腔内に設置して、太い管から膿胸を取り出し、膿胸状態を洗浄していくという流れでしたが、膿胸が取れなかったこと、膿胸がチーズのように固まっているような話をされていました。
今朝のレントゲンでも右側の肺は確かに白かった、それなのに膿胸が取れないということは、膿胸が固まった状態で肺を覆っているのか。
分からないことは色々とありましたが、大きな手術直後の先生に多くを聞くのは控えました。
肝心のジン君は目がパッチリと見開いていて、弱々しく鳴いていました。
寝そうにないけど、寝ていて欲しい。
家に帰ってからも、そればかり口にしてました。
明日、また会いに行きます。
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