2017年03月

カマちゃんのイタミ

3月18日ころから、カマちゃんの左後ろ足が使えなくなりました。

人間でいえば膝下にあたる部分、関節から下は色が変色して褐色みを帯び、やや細くなっています。


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 ↑ 体の方へ折れ曲がったまま動きません。

私には突然のことだったので、「どうして?、なぜ?」とカマちゃんの足を見て心臓バクバクで驚いていたのですが、時間の進み方が違うカマちゃんにとってはそうではないのかもしれません。

そう分かっていても、ショックは大きいです。


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初代のカマちゃんと違って、2代目カマちゃんは体の傷みが激しくて、足先が変色して短くなってしまう姿を見るのが辛かったです。

大きな役割を果たす足先が既に無いので、バランスを保つのに一苦労しています。



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羽にも傷みが見られるようになっていたカマちゃん↑、関節から下という長さはかなりの衝撃でした。

それでも、今日もカマちゃんは頑張っていますけどね♪



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 ↑ こちらは、3月11日のカマちゃん。

左の後ろ足が写っていますが、このときはまだ膝下まで動かせていました。

ただ、節の部分が黒っぽい色になってきていますね。




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そして、昨日のカマちゃん。 ↑

食欲はいつも通り、二日おきにミルワームを2匹~3匹食べています。

お水は、ミネラルウォーターを私の指に付けてカマちゃんの口元へ近づけると、水の匂いが分かるようで飲んでくれます。

そうそう、今の季節、加湿器3台がフル回転しているのですが、家の中は乾燥していますよね。

虫かごの中に、濡れたティッシュを毎日交換して入れていたのですが、一日経つとカラカラに干乾びているので、ペットボトルのキャップに水を入れて置くようにしました。

先代のカマちゃんは、飼育に分からないことや気が付かないこともあって、湿温は気にしていたけれど、ここまで湿度の管理や飲み水を気にしていなかったと思います。

もうすぐ4月、春が目の前です。







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ビビの下痢

昨日、仕事から帰ってすぐに外ネコたちのご飯を用意しながらリビングを走り回っていたら、ビビが毛玉を吐いていることに気づきました。

踏んだら大変と思い急いで拭きとったのですが、私の足元にもありまして、すでに踏んでいました(泣

こういうときは、脱力(笑



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  ( ↑ 1月の写真、おめめがまだキレイだった頃♪)


3月に入った頃から、ビビの目の調子が良くありません。

黒い目ヤニが常に目の周りを覆っています。

もともと目ヤニと戦っていたビビですが、数年前からだいぶ改善されていました。

そして最近は、下痢をするようになりました(泣

もともと、ドライフードよりウエットフードの方が好きで、ネモちゃんの「退院サポート ウエット缶」(ロイカナ)を少量だけおやつ代わりに与えていました。

それはもう大喜びで、シッポフリフリダンスをしてくれるのですが(笑)、これが毎日となると結構な金額になるので猫に大人気の「ちゅーる」(いなば)を与えてみました。

ちゅーるは、食の細いニャゴニャゴ用に買っていたものです。

食いつきがよくて驚きました、ちゅーる恐るべしです(笑

あれだけ好んでおねだりをしていた「退院サポート」より気に入っている様子でした。

調子がよくないからと、わざわざ退院サポートをあげるのですが、見向きもしないこともあるんです。

ちゅーるは、食べるんですけどね。


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なので、自然とちゅーるをおやつに与えるようになりました。

と言っても、1日1本だけ。

どんなにおねだりされても、どんなに見つめられても、ベッドまで朝早くからお迎えに来ても、1本だけよ~と言いながら・・・

あぁ、違います、あの必死なおねだり作戦に屈しています、私。

そ、そうですね、1日に2本、3本のときもたまにあるかなぁぁぁ(汗



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そして、思い起こせば、ビビが下痢気味になったのは「ちゅーる」を食べ始めた頃でした。

下痢といっても、軟便です。

正常な便と繰り返していたので、はじめは冷えだったのかと思っていました。

ですが、昨日も下痢っぽかったので、これは病院へ連れて行かねばと覚悟しました。

心に大きな傷を持っているビビ、人慣れや病院慣れをしていません。

数年前まではワクチン接種さえ、自宅に獣医を呼んでいました。

ですが、高齢猫になった今、可能な限りの健康診断はさせたいと考えています。

まずは、血液検査。

と考えながら、もしやと思いました。

下痢気味のビビと、ちゅーるの関係に注目してみたのです。

ネットで調べると、ちゅーるを猫に与えると下痢をすることが多いことに気が付きました。

これだ!

病気ではなく、ちゅーるに原因がありました。

ビビには、合わないようです。

というか、継続的に与えることに不安を覚えました。

やはり、健康を考えて作られたドライフードとは違います。

日本産のペットフードは、食品ではなく雑貨扱いになるそうです。

それは、なんとなく分かっていましたが、ペット先進国の海外を見ると、日本産のペットフードは規制が緩い分、安全性に不安が残ります。

粗悪と思いませんが、健康に悪影響が出るようでは考えものです。

どうやら、価格や見た目で誤魔化されていました(汗

うぅ、ごめんね、ビビーー



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遊ぶことが、大好きなビビ。

原因が判明したので、私もひと安心です。











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美味しいパン屋さん、ラパン

近所に美味しいパン屋さんができました。

「ラパン」です。

就労移行を目的とした支援事業所のようです。

モットーは、子どもたちに安心して食べられるものを提供したい、そんな気持ちを込めてパンを作っています。

具材の手作りはもちろんなのですが、小麦粉をはじめとする材料を国産にこだわって、地元の食材が多く使われているそうです。

近所に、美味しいパン屋さんができるのは、うふふ、嬉しいですよね~♪


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確か10時オープンだったと思います。

就労支援型の事業所なので、基本的にお休みは土、日曜日になります。

それでも、月に2回くらい土曜日の営業日を設けてくれました。

入口に、営業カレンダーがあるのでチェックしてみてくださいね♪



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さぁ、では、入ってみましょう!!

入口も、手作り感があって可愛いですね。 ↑



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建物全体が木にこだわっているようで、パンのトレーも木製です。

力が無いのではじめはちょっと重かったけれど(汗)、今はすっかり慣れました。

そう、実は毎週のようにお気に入りのパンを買いに出掛けています(笑




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食パンや、ロールパンは、くどくないお味なので優しい感じがしました。

コーヒーブレッドは、ふわふわで甘みがあるのでお子様にも人気があるのでは!

神戸屋のようなショコラブレッドがあっても、いいかも♪



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日替わりパンもいくつか食べていますが、ハンバーガーがお肉の感じや薄味なところが美味しかったです。

お肉の仕入れも、こだわっていると話していましたよ~

話を聞かなければ伝わらないようなアピールポイントがたくさんあって(笑)、パンの名前だけの表示なので、シンプルと言えばシンプルの良さがあるのかも。

この日の日替わりサンドは、ナポリタンサンドだったのですが、パンの量がめちゃめちゃ多くてナポリタンの味がとても薄くて、うちの旦那さんも食べるのに苦労していました(笑

これも、手作りの良さなのでしょうね~

で、私のイチオシ ↓





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うさちゃんの「クリームパン」です。

他にもクリームパンはあるのですが、これは特別というか格別なんです♪

お店の方が、確かオバタ養鶏場の卵を使っていると言ってました。

手作りでこねるので、日によってクリームの硬さが違うときもあるそうです(笑

プロの仕事としては失格なのかもしれませんが、なかなか味があっていいと思いますよ(笑

何といっても、美味しいですもん。

しかも、自慢のクリームがたっぷり詰まっているので驚きます。

甘ったるくなくて、いくらでも食べられちゃう(笑



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ほ~らね、黄金色のクリームがたっぷりでしょ♪

パン生地のギリギリまで詰まっているんです。

私のおススメは、レンジで少し温めてから食べてください。



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見てください ↑ 美味しいクリームが落ちそうーーー



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モチモチあんパンも、美味しいです。

餡に特徴はないですが、見ていて可愛いの!



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モチモチというだけあって、パン生地が柔らかでとてもよく伸びます。

場所は、水戸市千波町の食彩館セイブのすぐ近く。

車でお越しの方は、建物の外観が街並みと同化しているので、よく見ていないと通り過ぎちゃうかも。

私は近所なので、徒歩ですが。




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週末に撮影したカマちゃんです。

どうにか後ろ足を手繰り寄せられました。










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みんな元気!

暫くブログの更新をしていなかったので、うちのコたちの近況を報告しますね。

うふふ、カマちゃんは頑張ってくれていま~す♪

冬を越えて、暖かい春を楽しみに目指しています。

写真は先月までに撮ったものなので、だいぶ元気でしたね。

今は、羽の傷みが目立ってきています。

足先も、少しずつ黒くなって傷んで短くなってしまいました。



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眠っているのか、固まっていのるか、そういう時間は長くなりましたが、私の顔を発見すると(たぶん誰でもよいのだと思います、笑)、カマちゃんの表情が明るくなるのが分かります。←ホントなんです!

動くものが大好きなんです、きっと。

もしかしたら、仲間と思われているのかな(笑

そして、ご飯タイムで獲物を見つけると、顔つきが変わります。

真剣そのもの!

本当に、仕草の一つ一つが可愛いです♪

足先が短くなってしまって、思うようにバランスが取れなかったり、切なく感じるところもありますが、頑張って今を生きています。

このころ見ていたカマちゃんは、動きが危なっかしいところもありましたが、今のカマちゃんと比べるとかなりしっかりしていますねぇ。




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先月の写真ですが、長男のミーちゃんが珍しくキャットタワーに登っていました(笑

最近は、誰もキャットタワーに登ることがなくて、こんな姿を見なくなりました。

それでも、何かの拍子で登ることがあって(どんなタイミングなのでしょうねぇ、笑)、私たちがすっかり忘れていた
キャットタワーの存在を、このコたちは忘れていないんだなぁ、とキャットタワーをしみじみと見つめてしまいました。

今年13歳になるミーちゃんは、食欲も旺盛、ウンチも快調、ここ最近は急に甘えん坊になりましたが、元気に私たちの後を追って家中を移動しています。

寝る時間は、今年に入って目に見えて増えています。

私たちも当然同じように年を取っているのですが、いつの間にか私たちの年齢をはるかに越えてしまったミーちゃんは、それでも変わらずの私たちのお子様です。

寝ているミーちゃんの手を取って、いつまでも一緒だよ~!と訴える私の独り言を、ちゃんと聞いてくれています。

うふふ、どっちが子供なのでしょうねぇ(笑

さらに、寝ているミーちゃんの顔やお腹に、私の顔を擦り付けています(笑

薄目で私を見ながら顔を背けていくミーちゃんに、薄笑いの私がまた顔を擦り付けて、そして顔中は毛だらけに・・・あぁ、幸せ。



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次男のビビは、一番タフで元気かと思っていましたが、3月に入ってから体調が落ちています。

はじめは今年になってから口の臭いが気になりだして、口の両脇に大量ではないのですがたまにヨダレ焼けが残るようになりました。

そして3月になると、目の調子が良くなくて、我が家でビビを引き取った以前から酷かった涙目は、目の周り全体に黒い塊が覆ってしまうほどでした。

里親になってから数年してだいぶ改善されたのですが、復活した感じです。

免疫力の低下が原因で、口の中は荒れてきます。

歯周病は猫にとって、とても怖い病気です。

ビビはこれまで、いつも身軽に動き回って若々しさを比較的保っていると私たちは見ていましたが、ここ最近はミーちゃんのように寝る時間が増えて、急に年を感じるようになりました。

ビビも、推定ですがミーちゃんと同じ年齢くらいになります。

このコたちに合った今までとは違ったケアを見つけて、一緒に幸せな時間を過ごせればと考えています。

ジン君のことを経験しているので、できれば動物病院は、なるべく使いたくないです。



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と言いながら、ネモちゃんは保護をしたときからずっと動物病院に通っています。

ごめんね。

ごめんねしか、見つからない。

三男のネモちゃんは、犬や猫にとって不治の病と言われている「口内炎」と戦っています。

西洋医学、東洋医学、サプリメント、本当に様々な治療法で口内炎と戦ってきました。

未だに勝てていません。

それでも、薬で痛みをごまかしている間はご飯を食べることができます。

眠りながら伸びーーーー!をして、幸せそうな表情を浮かべてくれます。

ジン君と同じで、兄である長毛種軍団には厳しいですが、人間には甘えん坊さんです(笑

この掛け合いが、結構面白くて私たち夫婦はいつも楽しませてもらっています。

長期で使っている強いステロイド剤の注射がまた効かなくなってきたので、メタカムに切り替えてステロイド剤を止めました。

今の治療内容は、抗生剤の注射と、消炎鎮痛剤のメタカムと、インターフェロンと、免疫力を高めるマイタケMD-フラクションで対応をしています。

口内炎の傷みを抑える薬が無いと、食事がとれないため餓死してしまいます。

それくらい、食べてくれない日が続いて体重がどんどん落ちていった時を経験しています。

あの時は、本当につらかったです。

東京の動物病院を訪ねて、当時日本では手に入らなかった液体のクリンダマイシンを譲っていただいて、何とか危機を脱することができました。

動物病院に大変お世話になっているネモちゃんですが、それでもやっぱり病院は嫌いのようです。




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お外で、頑張っているニャゴニャゴです。

こちらも先月の2月に撮った写真です。

ニャゴニャゴは、夕方過ぎになると我が家の玄関前に置いてある犬小屋に入って寝ています。

まだまだ朝夕は冷えるので、ホッカイロ投入は欠かせません。

ただ、うちの食事は食べてくれません。

お水は飲んでくれているようなのですが、カルカンなどの食事は見ているだけで食べてくれません。

種類を変えたり、スープタイプのものなど色々と試したのですが全てダメでした。

嗅覚の問題か、内蔵系の病気なのかもしれません。

ニャゴニャゴの保護は、今は諦めています。

長い時間を掛けて向き合ってきましたが、その道を選びました。

保護ができるなら、いつでもしたいと強く願っています。

ですが、ニャゴニャゴには無理に捕獲をする方法は、考えに考え抜いた末にしない方向で決めました。




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クロちゃんは、今年に入ってからすっかり顔を見せなくなりました。

1月はずっと心配をしていて、交通事故に遭ってしまったのではないかと落ち込んでいました。

いつもうちの周りに張り付いていたので、とても寂しかったです。

ですが先日、近くのアパートで久しぶりにクロちゃんらしき姿を見つけて、思わず「クロちゃん!」と声を掛けました。

名前を呼び続けましたが、クロちゃんはこちらの顔を見て、そしてゆっくりと遠くへ行ってしまいました。

遠かったですけど、間違いなくクロちゃんでした。

クロちゃんは大人の雄になってしまったようで、クロちゃんの春が来て、場所を移動してしまったようです。

そして最近また、高い甘えるような声を出してうちに来るようになりました。

クロちゃんの春が、終わったのでしょうか。

数週間前から、ミケコツーのあとを執拗に追いかけているクロちゃんの姿を見掛けています。

ミケコツーは、避妊手術をしているのですが、それでも追いかけるクロちゃん。

去年は酷い疥癬でガリガリだったクロちゃんも、今年は1歳になる頃なので去勢手術を考えています。

最近撮った写真の中に、ミケコツーとチャイロが写っていませんでした。

安心してください、この2匹は毎日通ってきて、毎日ご飯を食べています(笑

寒い冬もあと少し、頑張ろうね。 が、いつもの決まった合言葉になっています。

ケガや病気をしないように、元気に春を、そして夏を待ちましょう。



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そうそう、最近水泳を始めたんです。

クロールの初級クラスに入ったのですが、水の中を出た後はどっと疲れが出るのでその日の夕飯は作れません(汗

今年に入ってから気分が乗らないからと、フラダンスを休んでいて、たまにフィットネスクラブに行くと筋肉痛が酷くて苦しんでいる私です。

私はどちらかというと、健康のためだからと疲れるようなことはしたくないので、楽しめるものを探しながら運動を取り入れています。

適度な運動、大事です(笑




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運動をして体力を付けたいと考えている私ですが、なかなか思うようにはいきません(汗

同じフィットネスクラブに通う人を見ていると、年齢に関係なく皆さんお元気でハツラツしています。

私も、大好きなお肉を食べて頑張らないといけません。

運動して疲れて帰ってきますが、クラブに通う人やスタッフの方から元気をもらって帰ってきているような気がします♪








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可愛い訪問者

すっかりご無沙汰してしまって、あっという間に3月なんですねぇ。

2月はジン君が旅立ってから1年が経ち、気持ち的に不安定な毎日と闘っていました。

短いはずの2月が、とても長く感じました。

そして、2月26日(日)にまたしても犬を保護することに・・・(汗


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こんなに可愛いワンちゃんを捨てるなんて、許せません!!

そう思っていました。

とても賢いワンちゃんで、寂しい想いをいっぱいしているはずなのに無駄吠えをほとんどしません。

ご飯のときも、お腹がもの凄く空いてるのでがっついて食べることはありましたが、鳴き叫ぶことはしません。

人恋しくて鳴くだけで、側にいて触ったり話しかけたり見つめていれば、大人しくしています。

可哀そうなくらい、お利口さんなのです。

でも、はじめの風貌はこんなに可愛いものではなくて、毛がボサボサで、臭いもきつくて、よくよく観察をしていると放浪時間が長かったように見えました。

どれだけ、寂しい想いをしたのでしょうねぇ、想像するだけで泣けてきます。

見てわかる通りトイプードルのワンちゃんなので、驚くくらい小さいです(笑



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小型犬を保護するのは初めてのことだったので、はじめは子犬と分かりませんでした。

雑種ではなかったこと、老犬でもなさそうだし、ケガもしていない、なので飼い主さんが探していると思いすぐに警察へ連絡しました。

犬を保護するのは慣れているので、私の動きも速いです(笑

今回は、病気やケガもしていない様子なので動物病院の受診より警察への届け出を優先させました。

保護をした時間帯は、夕方の4時過ぎでした。

うちの目の前で保護をしたのですが、今までどうしていたんだろう?と疑問が。

警察の方も、今日は3匹目ということで到着までにすっかり辺りは暗くなってしまって。

この時はまだ子犬と分からなかったので、犬ウケの良いイナバの焼きカツオ(猫用ですが)をちぎって与えたり、成犬用のカリカリフードをあげました。

イナバの焼きカツオは、がっついて食べました。

やはりお腹を空かせていたようです。

ここへたどり着くまで、誰からも食事をもらえなかったのかな?

犬用の新しいカリカリフードがあったので開封して与えると、はじめは勢いよく食いついたのですがあまり食べませんでした。

お腹がそんなに空いていない?とも思ったのですが、半年未満の子犬だったから食べられなかったのです。

可哀そうなことをしました。

そのまま食事は旦那さんに任せて、私は警察へ連絡をしたりしていたので、食べられなかった理由の観察ができていなかったんです。



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取りあえず、ワンちゃんをおうちへ帰すために、迷い犬のポスターを作らなければなりません。

少しでも可愛く撮ってあげたかったのですが、じっとしてくれないのでうまく撮れず(泣

しかも、ちょこちょこと歩き回ってしまうので、車に轢かれては大変と思いキャリーバッグへ。

ですが、吠えることは全くしません、お利口さんなのです。

とにかく、寂しくて触って欲しいという感じで、時おりキュンキュン鳴いていました。

後で事情を知るまで考え付きませんでしたが、人に会えたことが嬉しかったのかもしれません。

経緯を聞かされた今は、この時のワンちゃんの気持ちを思い出すと、あぁ、もう泣けてきちゃいます。



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毛の状態からすると、飼い主さんが現れないこともあり得ると思い、その日の夜に友達や知人へワンちゃんの里親募集のメールを一斉送信したら、できれば写真が見たいというご意見が。

ごもっともです。

しかし、私の携帯電話はスマホではなく、ガラ携なんです(泣

そのため、写真はデジカメで撮っていたので、この日は画像送信は諦めました。

そして、なるべく可愛い写真をと思い、翌日、警察署へ向かいました。

やはり、飼い主さんはまだ現れていませんでした。

同日に3匹の保護犬が拾得物として水戸署へ預けられましたが、柴犬は既に飼い主さんの届けがあったので無事にお家に戻れたようです。

我が家で保護したトイプードルちゃんと、ラブラドールレトリバー(雄)が取り残されていました。

ちょっと、ラブちゃんの方も気になります。

が、まずはトイプードルのワンちゃんです。

水戸署の会計課が拾得物の担当のようで、受付で「迷い犬のポスターと、里親募集をするために写真を撮りに来ました」と事情を話すと、すぐにワンちゃんの元へ案内してくれました。

ですが、ワンちゃんは室内にいると言っても地下室に続く階段の踊り場のようなところに、キャリーバッグを大きくしたようなゲージに入れられて、めちゃくちゃ寒そうな環境でした。

ですが、寒さを防ごうという努力の跡が見られて、ゲージの側面に段ボールが掛けられていました。

えっ、これだけ?

しかも中を見ると、手ぬぐいのような白い薄いタオルが1枚あるだけ。

空のフード皿も入っていましたが、めちゃくちゃ汚れてます。

洗わないのですねぇー(泣

しかも、ここ、とても暗いです。

電気は点いているのですが、薄暗くて気がおかしくなりそうな暗さ。

日の光も入らない場所で、拾得物といっても生き物なのですから、もうちょっと考えてもらいたいです。

こんな状態でも、ワンちゃんは大人しく吠えずにいました。

担当の人がゲージから出してくれましたが、暗くて写真が撮れないからと、1階まであがって撮影しようとしたら。

人の手や、人の声が嬉しいのか、急に鳴き出して、そして連れて行って!と落ち着きがなくなりました。



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興奮する姿が、可哀想で、泣きそうでした。

優しく話しかけて、触ってあげるのですが、帰りたいのでしょうね。

写真が、やはり撮れません。


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足の毛は、毛玉になっているというか、濡れた後に体に張り付いてしまったような感じになっています。

室内だったからでしょうか、臭いが強烈でした。

実は、ワンちゃんの里親になってもよさそうな人を、私の知人の奥様が探してくれていました。

その人も、ワンちゃんの写真や健康状態など詳細が知りたいということだったので、我が家で1度引き取りをして動物病院へ連れていくことを考えていました。

ですが、私が説明していた保護当時の印象と違って、放浪期間が長いように見えたことと、興奮した状態を見ると、精神的ストレスも抱えているのではないかと、里親募集の難しさも見えました。

そして、写真は撮りましたが、この状態を見たらこのコはうちで預かろうと思いました。

警察署の扱いに頭が来ているわけではありません。

このコにこんな想いをさせる飼い主を、許せないと思いました。

飼った責任を軽くみてる。



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ワンちゃんを再びケージに戻して、ラブラドール犬にも会わせてもらいました。

大型犬は、屋外に設置されたゲージに入れられるそうです。

ラブちゃんも、とても賢いコで休憩中の職員がお座りや伏せができるんだと見せてくれました。

ご飯は上げているようなのですが、お腹が空いていそうな感じがしました。

翌日、ワンちゃんを引き取りに行った時にラブちゃんにおやつを幾つか買って、そのときに案内をしてくれた職員へ託しました。

ワンちゃんの毛の状態や、興奮状態になった様子を見ていたので、今回も里親募集を諦めて我が家で面倒をみる覚悟をしていました。

ですが、うちの旦那さんには我が家で一時預かりのことだけは説得しましたが、密かに引き取りを考えていることは伝えていませんでした。

だって、仕方ない。

うちには、闘病中のネモちゃんがいて、引き取りの日も動物病院へ通院の日でした。

長男のミーちゃんと、次男のビビも、高齢猫です。

旦那さんがダメというのも、当然だし、理解できます。

でも、仕方ない。

出会ってしまったのだから。

水戸署の警察官や事務職員も、拾得物として保護されてきた犬を不憫に思い引き取る人が多いと聞きました。

飼う人の責任を、飼う時点で規制を設けて制限することはできないでしょうか。

ボロボロになってしまった姿を目にしたら、辛い気持ちになるものです。

生きものの拾得物を管理する人が、気の毒でなりません。

そういう苦しみをあじわうことなく、捨てた後の姿を見ないで平穏に暮らしている飼い主がいるなんて、おかしいと思います。

飼った人の責任において、公平でないような気がします。

無責任な飼い主を減らすために、ペット業界や法律が本来備わってる働きを発揮してくれることを望みます。



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そして、前日に事情を説明して予約をしていた動物病院へワンちゃんを引き取ってすぐに連れて行きました。

ここ数日、ワンちゃんも大変だったでしょうが、私も睡眠時間を削って買い出しやメールなどをしていたのでボロボロでした(笑

ですが、動物病院でシャンプーとトリミングを終えたワンちゃんは見違えて美犬になって戻ってきました♪

私は、ボロボロのまま(笑

その可愛いお顔を見てあげてください!!!! ↓



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めちゃめちゃ可愛く変身してます~♪♪

初めて伺った動物病院で、家から近いことと、トリミングができるところを選びました。

やはり汚れが酷かったようで、何度もシャンプーをしてくれました。

先生は、放浪していたのなら落ち着いてから診察をした方が良いと、年齢のチェックだけをしてくれたようです。

保護をしたときに、警察の人が拾得物の記録簿に年齢を4、5歳と書いていたので、私もそれくらいの年齢だと思っていましたが、歯や毛の柔らかさなどまだ子犬だったようで生後4ヵ月くらいだそうです。

子犬で彷徨っていたなんて、どんなに不安だったろうと想像したら、またまた泣きそうでした。


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動物病院で、愛情を掛けてシャンプーとカットをしてもらったワンちゃん。

生まれ変わって美犬になったワンちゃんは、自分でも分かるのか嬉しさでいっぱいではしゃぎまわっています。

目が隠れるように伸びていた前髪も綺麗にカットされて、周りがよく見えるから走るのも早い、速い~♪

トリミングに病院へ連れて行ったのが11時過ぎでしたが、終わりは17時くらいになると言われていましたが、その通り17時を過ぎていました。

ワンちゃんの事情や、年齢もあって、丁寧に扱ってくれたようです、本当に感謝。

落ち着いた雰囲気の動物病院、「香取動物病院」でした。

トリミングの費用は、初回が20%OFFで、メンバーズカードの発行がされ、嬉しい特典があります。

この日の午後の予約はワンちゃんだけだったので、ワンちゃんもさぞかし安心して身を任せていたのでしょうね。

ありがとうございました。


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さぁ~、我が家へ到着です。

警察署へお迎えに行ったのが午前中でしたが、すっかり外は暗くなっています。

元気に喜び回っているワンちゃんですが、子犬だから体力がないので様子をみながらこちらで静めてあげないといけません。

ネットで事前に勉強しました、あはは(笑

嬉しそうにしているワンちゃんは可愛いけれど、お疲れも溜まっていると思うので、ゆっくりとご飯タイムにしました。

今日のお夕食です。↓

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カリカリフードは病院で適切なものを購入しようと考えていたのですが、療養食しか置いてないと言われて仕事帰りの旦那さんに買ってきてもらうことにしました。

まずは、おやつの「ささみカット」を与えてみました。

柔らかく、小さくカットされたササミカットでしたが、子犬のワンちゃんには食い千切れない様子。

お腹が空いていたようで、焦って食べようとするのですが、噛めずに口の中からポロリと出てしまう。

でも、また食べて、そして落として、その繰り返しをしながら柔らかくなったササミカットを食べることができました。

ご飯を買ったときは成犬と思っていたので、まさかこんなことになろうとは、ごめんね、ワンちゃん。

それでも、柔らかくて小さくカットされたものを選んでおいてヨカッタと思いました。

半年に満たない子犬ですものね、食べる姿にも泣きそうになりました。

軽くおやつからと思っていたけれど、相当お腹が空いていることが分かったので、早めに夕ご飯をあげることにしました。

がっついてはいますが、騒ぐことはしません。

なんて、偉いワンちゃんなのでしょう(泣

購入していたご飯も、キレイに完食です。↓ 笑。



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お腹が空いていた様子だったので、ご飯を細かく砕いて少しずつ与えました。

ワンちゃんは、急いで一気に食べ終えます。

すぐに、次のご飯を細かく砕いて用意します。

また、すぐに食べ終えます!

詰まらせないように、そして、ヒモジイ思いにならないように、絶え間なく少量ずつを与え続けました。

食べ終えると、すぐにウンチです(笑

元気で嬉しいです。

胃休めをさせようと、喜ぶワンちゃんを寝る方向へ導きました。

そうです、見つめながら一緒に瞼をゆっくりと閉じます。

繰り返すうちに、ワンちゃんは寝る!のですが、私もいつの間にか一緒に寝ていました(笑



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寝る前の姿が本当に可愛いんです。

見られているのが分かるのか、可愛い姿をアピールしまくります。

どの仕草も可愛くて、もう、数分でメロメロです♪



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私が顔を近づければ、ワンちゃんも顔を近づけてきます。

あぁ、メロメロですよーーーーー!!!

この日まで、里親募集のことやワンちゃんの身の回りの買い出しで忙しくしていましたが、全然疲れを感じません。

子犬や、子猫の可愛さは、無償の愛を生みますね。

母犬や母猫が昼夜を問わず世話をして慈しむ原動力となるのも、頷けます。

そして、この様子なら再び里親募集ができるかも♪と考えていました。



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いろいろ気になる我が家の猫たちでしたが、ワンちゃんの方は気にならないみたい(笑

逆に、ワン!と吠えられていました(笑

ワンちゃんが気になるのは、人間だけ。

どれだけ寂しい思いをしたか分かります、本当に幸せになったもらいたい。



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実はこの後すぐに、飼い主さんが我が家を訪ねて来たんです。

ちょうど、ワンちゃんがオシッコを済ませたところで、拭き取っていました。

夜20時を過ぎていたと思います、突然玄関チャイムが鳴って出てみると、男の人が2人と、女性の姿が1人。

「この辺りで、小さな犬を見掛けませんでしたか?」と言うのです。

私は思わず、「み、見ました!」と言ってました。

でも、この人たちが飼い主さんであっても、飼い方に問題があるので返してよいものか頭をよぎりました。

「どこの人ですか、どこから来られたのですか?」と不審に思い聞くと、

「常陸太田市です。」と言います。

常陸太田市と言えば、ここからかなり遠いところです。

放浪していたワンちゃんと言っても、ここから20kmくらい離れた場所から交通事故も遭わずにこの場所までたどり着かないだろうと思いました。

かなり不審に思っていたら、私の顔色を察したようで事情を説明してくれました。

話を聞くと、奥さんらしき若い女性が体調を崩して入院をしていたようなのです。

その期間、この近くに住む友人のお宅にワンちゃんを預けていたというのです。

そして迎えに来たら、その一家は何の連絡もないまま引っ越しをしていて、家の中は糞尿で凄い状態だったと言ってました。

その話が事実なら、ワンちゃんはたった独り、誰もいない部屋に放置されていたのです。

きっと、ご飯は山盛りおかれてそのまま放置されたのでしょう。

そんなに痩せた感じはなかったので、放置されたフードを食いつないでこの寒さを子犬なのに生き抜いていたのです。

それを想像すると、可哀想でしょうがありませんでした。

私たちが保護した時は、酷い姿だったということを話すと、ワンちゃんが放置されていた家の中がよほどひどかったのでしょう、分かります!とすぐに返事がありました。

ワンちゃんの名前は、ポッポちゃんというそうです。

トイプードルと、マルチーズのハーフでした。


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信じがたい話ではありましたが、ワンちゃんの性別と年齢を聞いたら、「メスです、5ヵ月です。」とすぐに答えが返ってきたので、この人が飼い主さんで間違いないと思いました。

近所で引っ越しをされていたというお宅は、借家の一軒家です。

うちから50歩以内で行けると思います。

話したことはありませんでしたが、若いご夫婦と小さな子供がいました。

小型犬とか、鶏とか飼っていたと思います。

そして、最近引っ越しをされていました。

だけど、預かったワンちゃんを置いていくなんて、なんて無責任な人たちなの。

今は可愛いポッポちゃんですが、子犬には過酷な仕打ちだったと怒りがこみ上げます。

でも、そんなことがあるのかと驚きもありました。

飼い主さんは警察への届け出もされたそうで、ポッポちゃんを私の手からお返ししました。

事情があったにせよ、子犬のポッポちゃんにそんなことは関係ありません。

本当に良い子だったので、末永く大事にしてもらいたいです。

そして、私の仕事はまだ続く。

関わった皆さんに、すぐにメールや電話をしました。

翌日、シャンプーをしてくれたトリマーさんに電話をしたら、喜んでくれていました。

お世話になった皆様、心から感謝です。

特に、私と最後まで一緒に悩んで動いてくれたSさんの奥様、本当にありがとうございました。

ポッポちゃん、幸せになってねぇ~♪

警察署で保護をされていたラブラドール犬、どうにか一時預かりさんが見つかったそうです。





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