※途中に辛い写真が出てきますので、ご自身の判断で読み進めてください。
明けまして、おめ・・・
新年のご挨拶、ちょっと遅いかと思いましたが、松の内まではすることになっているそうです!
それも、過ぎてしまいましたが・・・笑。
調べてみると、お正月は「月」という言葉がつくことから、大きな意味では1月全部が「お正月」。
1月の別名は「睦月(むつき)」、他に「正月(しょうつき)」とも言われています。
改めまして、
新年 おめでとうございます!
今年もどうぞ、よろしくお願い致します。
さぁ~、何から書いていこう!!
うちのビビ、今日も頑張っています。
今は、顔がだいぶ小さくなりました。
今回のブログの写真は、全て昨年の12月に撮ったものです。
お正月休みはありましたが、なかなかブログの更新ができなくて。
最近やっとパソコンを開いて更新をしようと向かうのですが、何度も途中のまま上書き保存止まり(笑
タイトルにもありますが・・・、今日がいつなのか、何曜日なのか、目まぐるしい毎日を送っています。
それでも、なんとか時間をつくって、日々の記録を残したいと考えているんですよ。
まぁ、テレビを見る時間は無かったので、世の中の出来事などは分からないというか、ホント要らない世界も良いものです(笑
ただ、睡眠負債は増えていたので、頭がとにかく動かない。
ミーコの名前を呼ぶのに、ビビとかネモとかひと通り名前を言ってるんです(笑
それに、人の話している内容を理解しようと思わなくなります。
よくもまぁ、このような状態で仕事をしていたものです。
特に12月は、寝る暇も無いほどだったので、すっかり痩せてしまいました。
自分では気が付かないものですね(笑
近所の人や、久しぶりに会ったフィットネスクラブのお友達にまで心配される始末でした。
そうそう、母に久しぶりに会ったときにも言われて、その表情から相当見苦しい顔つきになっているのだと感じました。
そうなると、自然と外出を控えようとしますね。
家のカーテンも、開けられなくなります。
服装や髪型もどうでもよくなって。
こういうの、怖いですね。
あの頃も必死だったけれど、まだ恥ずかしいという気持ちがあったから、自分を見失うところまでは行っていないのだと思いました。
というのも、11月までは、なんとかフィットネスクラブで地味な筋トレを週1の日課にしていたんです。
12月は、さすがにその時間は持てなくなりましたね。
からだを動かすことで、心身の健康バランスを維持できればと考えていたのですが、まったくその時間がとれない。
ビビの治療予定をこなすだけで精一杯でした。
後ろ姿は、元気な頃と何一つ変わりないです。↑ 可愛いでしょ♪
でもね、今のビビは、歩行困難な状況にいます。
後ろ足に力が入らなくなりました。
ふらつくという状態を通り越して、自分の体を支えられずに転がってしまいます。
そのたびに、私の心臓も止まりそうなほどで、ケガをしないように見守ることに専念しています。
だってね、そんな状態でも、重い頭を振りながら、全身をふらつかせながら、トイレを目指すんですよ。
本当に、偉いコでしょ。
もうそれだけで、毎日泣けてきちゃって。
だから、その全てをちゃんと見ていたいと思うんです。
そう言いながら、12月の毎日は、何をするにも息を止めながらだった気がします。
体にも、気持ちにも、力が入って息ができなくなるんですよね。
今でも毎日起こる出来事に、不安で押しつぶされそうになるけれど、独りじゃないからここまで来れた気がします。
泣いて、泣いての毎日でしたけど(笑
所沢にある日本小動物医療センターで胃ろうの手術を受けて、精密検査の結果は根治治療が望めない状態でした。
何度も通った所沢、初めは遠くに感じていたけれど、慣れるものですね。
街の風景や交通事情も分かってくると、案外近くにも思えてくるものです、ウソ遠い(笑
遠くても、行く価値があることは分かっていました。
待合室でドキドキしながら待っていた初診日、通院が増えるたびに、動物医療の最先端を意識した施設だと知ることになるので安心感が生まれました。
最大の理由は、サポート側の看護師さんの権限が高く評価されていたことです。
医療現場だけでなく、動物病院へ入った瞬間から、高度医療が始まっているのだ感じました。
医療技術や設備に関しては、地元の動物病院と比べるまでもありませんが、細かいことを言えば、貧血状態のビビにとって頻繁な血液検査は悩みどころ。
医療センターだと、血液検査の採血量が断然違ってきます。
小量の血液で検査が可能なんです。
検査課も充実しているので、血液検査であれば専門知識をもった獣医に診てもらえます。
正確性と精度の高さが、そのまま治療方針に繋がっていきます。
画像診断の結果を聞いたときに、特に感じました。
有難いことに、ネモちゃんが通院している動物病院は、獣医が先のことを考えながら治療にあたってくれています。
血液検査ひとつをとってもそうです、後ろ足から採血をします。
採血は前足がネモちゃん的にも体勢が楽だし、看護師さんの抑える負担も違います。
それが当たり前だと思っていたのですが、前足の血管をつぶさないように考えての採血方法だと最近分かってきました。
それを知らずに、過去に何度か前足からの採血をお願いしたことがありました。 反省・・・
日本小動物医療センターの担当医から、退院時に疼痛緩和(痛みの治療)として、緩和放射線治療の話が出ました。
進行性の強い扁平上皮癌ということで、今実施するべき治療という説明に納得ができました。
先に延ばすなら、疼痛緩和のための放射線治療を選択をする意味が無いのでしょうね。
軽度から中等度の痛みの緩和には、非ステロイド系抗炎症剤もしくは、ステロイド剤が使えます。
ビビの状態は、癌が骨にまで浸潤していたので、痛みは既に始まっています。
その苦痛を考えると、緩和放射線治療を選択していました。
ですが、日本小動物医療センターで放射線治療を希望している患者は多くいるので、予約が入るのが来年1月中旬になってしまいます。
担当医は、今月中に実施可能な動物病院を探して、ビビの検査資料まで送っていました。
あとは、飼い主さんの判断になります。
ですが、今年中に緩和放射線治療が受けられる場所が、三重県にある南動物病院でした。
入院期間内に、1日1回5日間連日照射する方法の動物病院です。
現実的に、今のネモコの介護がある中で、到底ビビを三重県まで連れて行くことは困難です。
ですが、その時にうちの旦那さんは行くつもりで考えていました。
私の希望は、入院はさせたくない。
車の中で話し合っても意見は分かれたままでしたが、運良く近場で放射線治療をしてもらえる動物病院を探すことができました。
前回のブログでも書きましたが、藤沢にある日大動物病院です。
ビビの通院は、埼玉県から神奈川県に移りました。
藤沢・・・、本当に遠かったんです(笑
所沢にある日本小動物医療センターを、12月5日(水)の午前中に退院することになりました。
その日の15時には、藤沢にある日大動物病院で1回目の放射線治療が行われます。
全身麻酔をするので、治療後の容態を考えたら入院して点滴等の処置をした方が良いと、日本小動物医療センターの担当医に言われました。
念のため、一時退院扱いにしていつでも再入院できる態勢を整えておきますと言ってくれました。
この時点、そして放射線治療に向かう車中も、私の頭の中では家に連れて帰る気満々でした。
だって、車の中で安心して寝ているビビの姿を見たら、これ以上の入院は酷だと思えたんです。
ですが、その日の22時に放射線治療を終えて帰るときには、車の中で1時間以上も神経症状のような興奮状態になったビビを抑えながら、日本小動物医療センターに再入院で正解だったのかもしれません。
放射線治療の後は、必ず右回りの繰り返して車の中を逃げ惑うように、休みなく動き回ります。
それを、後部座席でビビがケガをしないように必死になだめていました。
ある意味、運転手さんよりも大変でした。
腰が痛くなるのを我慢しながら、ビビの暴走を抑えなければなりません。
放射線治療を終えた後の部位は、擦ったり触らないように指示がありました。
ビビの旋回し続ける原因は、日本小動物医療センターでも、日大動物病院でも、十分な回答は得られませんでしたが、おそらく麻酔の影響が考えられるとのこと。
興奮して動き回るビビの姿に、私もなかなか冷静でいられませんでしたが、少しでも安心できるように必死に優しく声を掛け続けました。
いつも必死だったけれど、私の声はビビの耳に届いていたのかな。
その日、ビビを預けて自宅に戻れたのが27時過ぎ。
二人とも数時間後には、仕事でした。
その間、ネモコの食事を心配しましたが、12月は何度もお預け状態にしてしまいました。
ミーちゃんも、お留守番ご苦労さまでした(笑
退院後は、胃ろうの食事に二人掛かりで息をのみながらの毎日でした。
食事を作ることも大変だし、とにかく顔以外の体は元気なビビは、いつでも急に歩き回ります。
そのたびに、胃ろう用のチューブが外れないようにハラハラしていました。
それと、食事に使っているシリンジがすぐに使えなくなるで困りました。
使い捨てなので、当たり前なんですけどね(汗
そういうこともありながら、12月は毎週水曜日に藤沢まで放射線治療に通院しました。
日大動物病院で待つ時間も長かったですが、いつも渋滞の高速道路の上にずっと居た気がします。
最後の治療日は、なんと12月24日!! クリスマスイブ?
天皇誕生日の振替休日だったのですが、ハッピーマンデーで月曜日が削られるために大学は通常の授業日で、動物病院も開いていたんです。
うちの旦那さんは、毎週水曜日に休みを取っていたので、仕事の調整がかなり大変だったようです。
最後が休日に当たって、救われました。
しかも、この日は恐ろしいほど高速道路が空いていたんです。
トラックが一台も走っていない!!!
この日だけ、余裕で時間通りに動物病院へ着きました(笑
目が回るほど忙しくて、なかなか楽しみが無かったけれど、クリスマスケーキだけは予約しておいたんです。
近所にある洋菓子店「ルブラン」で予約しました。
テレビ番組の「マツコの知らない世界」で栗スイーツの世界の時に、ルブランの「レジオン ド マロン」が取り上げられたので、更に混んでいました。
クリスマスより、かなり早めに食べたクリスマスケーキが唯一の楽しみで、美味しかったけれど食べる時間が無くて、半分をダメにしてしまいました。
仕事の日は、昼休みに自宅に戻ってからネモコの食事と、ビビの胃ろうの食事をしてまた職場に戻る。
大変さを通り越して、泣き崩れそうになりました。
次第に、着ているものや髪型にも気を使わなくなって。
普段はコンタクトレンズなのですが、未だに眼鏡で毎日を過ごしています。
ここ最近自覚していることだけど、ますます視力が低下している気がします。
それと、何度も手を洗うので、あかぎれになってしまいました。
不思議なもので、あかぎれも初めは気が付かないものですね。
ケガをしたのだと思っていました(笑
中指のこぶし付近が割れてしまうんです。
本当に疲れた12月だったけれど、今はビビが家の中に居てくれるからいいのかな(笑
そんなことを言っても、毎日色んな変化があって涙することがあるのは事実です。
開いたままの口からは、絶えずヨダレが流れ出ていましたが、今は出ていません。
皮下点滴の量が少ないんです。
ビビは、皮下点滴を嫌がります。
うなるほど嫌がるので、出来ないことがしばしばなんです。
獣医に相談したら、胃ろうから水分をこまめに入れてあげてくださいと言われました。
薬と食事の用意、そして食事と水分を補給させて、あっという間にまた水分補給の時間になる。
しかも、ネモコは1月になってから、急に食事の量が減りました。
恐らく、ネモコが寛いでいた場所にビビが入ってきているので、それがストレスになっているのだと思います。
ビビは足に力が入らなくてふらついてしまうんです。
最近は、転がってしまうほどだから、横になっているネモコにぶつかることもあります。
ビビは目が見えていないから、必死なんですけどね。
ビビの寝ている姿を見ると、ネモコだけじゃなく私も安心します。
こうやって、大変でも平穏に1週間、1ヵ月、1年と、時間が過ぎていけば良いのに・・・。
こんなに大変で、辛いことも多いのですが、悲壮感は無いんです。
不思議に思っていたのですが、旦那さんがその答えを見つけました。
食事をしてくれている!
たったそれだけのことなのに、その簡単なことが、どれだけ大きな意味を持つか、私たちは知っています。
食事をしてくれないことが、どんなに飼い主さんの心を悲しませてしまうのか。
確かその前の年は、ネモコが糖尿病にかかってしまって、口内炎とダブルパンチな状態でした。
ステロイド剤が使えなくて、痛みで食事を取れなくなって、強制給餌を経験した時の苦しみは今でも忘れません。
どうすることもできなくて、どれほど悩んだことか。
12月は再生医療、1月は強制給餌、ネモコの1年間は流動食で食いつなぎましたが、今はだいぶ痩せました。
私が、なかなか胃ろうの選択ができずに、肝リピの状態で手術をさせてしまったジン君のときもそうでした。
口から、たった30gの食事をさせるのがどれほど大変だったか、足りていない量なのに信じて食べさせていた。
天使のように可愛かったジン君のことは、未だに話題にすることはありません。
まだ涙が止まらなくなるから。
ビビは、胃ろうの手術を早い段階ですることができました。
暫くは、自分で口から食事をしながら、胃ろうの食事もしていました。
12月中旬過ぎから口から食事をしなくなりましたが、胃ろうで毎日お腹いっぱい食べてくれています。
体重も、ほぼ変わっていません。
体は元気なんです。
心臓も、内蔵全部が元気なんです。
だから泣いちゃうのかな。
先週は、緩和ケアのことで東京にある「空の木犬猫病院」を訪れました。
だってね、看護や介護をしていると、時間がいくらあっても足りない。
いくらだって、してあげられることがあるから。
だから、毎日寝不足なんだろうなぁ。
あ、明日は仕事? 何曜日だったかしら?
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明けまして、おめ・・・
新年のご挨拶、ちょっと遅いかと思いましたが、松の内まではすることになっているそうです!
それも、過ぎてしまいましたが・・・笑。
調べてみると、お正月は「月」という言葉がつくことから、大きな意味では1月全部が「お正月」。
1月の別名は「睦月(むつき)」、他に「正月(しょうつき)」とも言われています。
改めまして、
新年 おめでとうございます!
今年もどうぞ、よろしくお願い致します。
さぁ~、何から書いていこう!!
うちのビビ、今日も頑張っています。
今は、顔がだいぶ小さくなりました。
今回のブログの写真は、全て昨年の12月に撮ったものです。
お正月休みはありましたが、なかなかブログの更新ができなくて。
最近やっとパソコンを開いて更新をしようと向かうのですが、何度も途中のまま上書き保存止まり(笑
タイトルにもありますが・・・、今日がいつなのか、何曜日なのか、目まぐるしい毎日を送っています。
それでも、なんとか時間をつくって、日々の記録を残したいと考えているんですよ。
まぁ、テレビを見る時間は無かったので、世の中の出来事などは分からないというか、ホント要らない世界も良いものです(笑
ただ、睡眠負債は増えていたので、頭がとにかく動かない。
ミーコの名前を呼ぶのに、ビビとかネモとかひと通り名前を言ってるんです(笑
それに、人の話している内容を理解しようと思わなくなります。
よくもまぁ、このような状態で仕事をしていたものです。
特に12月は、寝る暇も無いほどだったので、すっかり痩せてしまいました。
自分では気が付かないものですね(笑
近所の人や、久しぶりに会ったフィットネスクラブのお友達にまで心配される始末でした。
そうそう、母に久しぶりに会ったときにも言われて、その表情から相当見苦しい顔つきになっているのだと感じました。
そうなると、自然と外出を控えようとしますね。
家のカーテンも、開けられなくなります。
服装や髪型もどうでもよくなって。
こういうの、怖いですね。
あの頃も必死だったけれど、まだ恥ずかしいという気持ちがあったから、自分を見失うところまでは行っていないのだと思いました。
というのも、11月までは、なんとかフィットネスクラブで地味な筋トレを週1の日課にしていたんです。
12月は、さすがにその時間は持てなくなりましたね。
からだを動かすことで、心身の健康バランスを維持できればと考えていたのですが、まったくその時間がとれない。
ビビの治療予定をこなすだけで精一杯でした。
後ろ姿は、元気な頃と何一つ変わりないです。↑ 可愛いでしょ♪
でもね、今のビビは、歩行困難な状況にいます。
後ろ足に力が入らなくなりました。
ふらつくという状態を通り越して、自分の体を支えられずに転がってしまいます。
そのたびに、私の心臓も止まりそうなほどで、ケガをしないように見守ることに専念しています。
だってね、そんな状態でも、重い頭を振りながら、全身をふらつかせながら、トイレを目指すんですよ。
本当に、偉いコでしょ。
もうそれだけで、毎日泣けてきちゃって。
だから、その全てをちゃんと見ていたいと思うんです。
そう言いながら、12月の毎日は、何をするにも息を止めながらだった気がします。
体にも、気持ちにも、力が入って息ができなくなるんですよね。
今でも毎日起こる出来事に、不安で押しつぶされそうになるけれど、独りじゃないからここまで来れた気がします。
泣いて、泣いての毎日でしたけど(笑
所沢にある日本小動物医療センターで胃ろうの手術を受けて、精密検査の結果は根治治療が望めない状態でした。
何度も通った所沢、初めは遠くに感じていたけれど、慣れるものですね。
街の風景や交通事情も分かってくると、案外近くにも思えてくるものです、ウソ遠い(笑
遠くても、行く価値があることは分かっていました。
待合室でドキドキしながら待っていた初診日、通院が増えるたびに、動物医療の最先端を意識した施設だと知ることになるので安心感が生まれました。
最大の理由は、サポート側の看護師さんの権限が高く評価されていたことです。
医療現場だけでなく、動物病院へ入った瞬間から、高度医療が始まっているのだ感じました。
医療技術や設備に関しては、地元の動物病院と比べるまでもありませんが、細かいことを言えば、貧血状態のビビにとって頻繁な血液検査は悩みどころ。
医療センターだと、血液検査の採血量が断然違ってきます。
小量の血液で検査が可能なんです。
検査課も充実しているので、血液検査であれば専門知識をもった獣医に診てもらえます。
正確性と精度の高さが、そのまま治療方針に繋がっていきます。
画像診断の結果を聞いたときに、特に感じました。
有難いことに、ネモちゃんが通院している動物病院は、獣医が先のことを考えながら治療にあたってくれています。
血液検査ひとつをとってもそうです、後ろ足から採血をします。
採血は前足がネモちゃん的にも体勢が楽だし、看護師さんの抑える負担も違います。
それが当たり前だと思っていたのですが、前足の血管をつぶさないように考えての採血方法だと最近分かってきました。
それを知らずに、過去に何度か前足からの採血をお願いしたことがありました。 反省・・・
日本小動物医療センターの担当医から、退院時に疼痛緩和(痛みの治療)として、緩和放射線治療の話が出ました。
進行性の強い扁平上皮癌ということで、今実施するべき治療という説明に納得ができました。
先に延ばすなら、疼痛緩和のための放射線治療を選択をする意味が無いのでしょうね。
軽度から中等度の痛みの緩和には、非ステロイド系抗炎症剤もしくは、ステロイド剤が使えます。
ビビの状態は、癌が骨にまで浸潤していたので、痛みは既に始まっています。
その苦痛を考えると、緩和放射線治療を選択していました。
ですが、日本小動物医療センターで放射線治療を希望している患者は多くいるので、予約が入るのが来年1月中旬になってしまいます。
担当医は、今月中に実施可能な動物病院を探して、ビビの検査資料まで送っていました。
あとは、飼い主さんの判断になります。
ですが、今年中に緩和放射線治療が受けられる場所が、三重県にある南動物病院でした。
入院期間内に、1日1回5日間連日照射する方法の動物病院です。
現実的に、今のネモコの介護がある中で、到底ビビを三重県まで連れて行くことは困難です。
ですが、その時にうちの旦那さんは行くつもりで考えていました。
私の希望は、入院はさせたくない。
車の中で話し合っても意見は分かれたままでしたが、運良く近場で放射線治療をしてもらえる動物病院を探すことができました。
前回のブログでも書きましたが、藤沢にある日大動物病院です。
ビビの通院は、埼玉県から神奈川県に移りました。
藤沢・・・、本当に遠かったんです(笑
所沢にある日本小動物医療センターを、12月5日(水)の午前中に退院することになりました。
その日の15時には、藤沢にある日大動物病院で1回目の放射線治療が行われます。
全身麻酔をするので、治療後の容態を考えたら入院して点滴等の処置をした方が良いと、日本小動物医療センターの担当医に言われました。
念のため、一時退院扱いにしていつでも再入院できる態勢を整えておきますと言ってくれました。
この時点、そして放射線治療に向かう車中も、私の頭の中では家に連れて帰る気満々でした。
だって、車の中で安心して寝ているビビの姿を見たら、これ以上の入院は酷だと思えたんです。
ですが、その日の22時に放射線治療を終えて帰るときには、車の中で1時間以上も神経症状のような興奮状態になったビビを抑えながら、日本小動物医療センターに再入院で正解だったのかもしれません。
放射線治療の後は、必ず右回りの繰り返して車の中を逃げ惑うように、休みなく動き回ります。
それを、後部座席でビビがケガをしないように必死になだめていました。
ある意味、運転手さんよりも大変でした。
腰が痛くなるのを我慢しながら、ビビの暴走を抑えなければなりません。
放射線治療を終えた後の部位は、擦ったり触らないように指示がありました。
ビビの旋回し続ける原因は、日本小動物医療センターでも、日大動物病院でも、十分な回答は得られませんでしたが、おそらく麻酔の影響が考えられるとのこと。
興奮して動き回るビビの姿に、私もなかなか冷静でいられませんでしたが、少しでも安心できるように必死に優しく声を掛け続けました。
いつも必死だったけれど、私の声はビビの耳に届いていたのかな。
その日、ビビを預けて自宅に戻れたのが27時過ぎ。
二人とも数時間後には、仕事でした。
その間、ネモコの食事を心配しましたが、12月は何度もお預け状態にしてしまいました。
ミーちゃんも、お留守番ご苦労さまでした(笑
退院後は、胃ろうの食事に二人掛かりで息をのみながらの毎日でした。
食事を作ることも大変だし、とにかく顔以外の体は元気なビビは、いつでも急に歩き回ります。
そのたびに、胃ろう用のチューブが外れないようにハラハラしていました。
それと、食事に使っているシリンジがすぐに使えなくなるで困りました。
使い捨てなので、当たり前なんですけどね(汗
そういうこともありながら、12月は毎週水曜日に藤沢まで放射線治療に通院しました。
日大動物病院で待つ時間も長かったですが、いつも渋滞の高速道路の上にずっと居た気がします。
最後の治療日は、なんと12月24日!! クリスマスイブ?
天皇誕生日の振替休日だったのですが、ハッピーマンデーで月曜日が削られるために大学は通常の授業日で、動物病院も開いていたんです。
うちの旦那さんは、毎週水曜日に休みを取っていたので、仕事の調整がかなり大変だったようです。
最後が休日に当たって、救われました。
しかも、この日は恐ろしいほど高速道路が空いていたんです。
トラックが一台も走っていない!!!
この日だけ、余裕で時間通りに動物病院へ着きました(笑
目が回るほど忙しくて、なかなか楽しみが無かったけれど、クリスマスケーキだけは予約しておいたんです。
近所にある洋菓子店「ルブラン」で予約しました。
テレビ番組の「マツコの知らない世界」で栗スイーツの世界の時に、ルブランの「レジオン ド マロン」が取り上げられたので、更に混んでいました。
クリスマスより、かなり早めに食べたクリスマスケーキが唯一の楽しみで、美味しかったけれど食べる時間が無くて、半分をダメにしてしまいました。
仕事の日は、昼休みに自宅に戻ってからネモコの食事と、ビビの胃ろうの食事をしてまた職場に戻る。
大変さを通り越して、泣き崩れそうになりました。
次第に、着ているものや髪型にも気を使わなくなって。
普段はコンタクトレンズなのですが、未だに眼鏡で毎日を過ごしています。
ここ最近自覚していることだけど、ますます視力が低下している気がします。
それと、何度も手を洗うので、あかぎれになってしまいました。
不思議なもので、あかぎれも初めは気が付かないものですね。
ケガをしたのだと思っていました(笑
中指のこぶし付近が割れてしまうんです。
本当に疲れた12月だったけれど、今はビビが家の中に居てくれるからいいのかな(笑
そんなことを言っても、毎日色んな変化があって涙することがあるのは事実です。
開いたままの口からは、絶えずヨダレが流れ出ていましたが、今は出ていません。
皮下点滴の量が少ないんです。
ビビは、皮下点滴を嫌がります。
うなるほど嫌がるので、出来ないことがしばしばなんです。
獣医に相談したら、胃ろうから水分をこまめに入れてあげてくださいと言われました。
薬と食事の用意、そして食事と水分を補給させて、あっという間にまた水分補給の時間になる。
しかも、ネモコは1月になってから、急に食事の量が減りました。
恐らく、ネモコが寛いでいた場所にビビが入ってきているので、それがストレスになっているのだと思います。
ビビは足に力が入らなくてふらついてしまうんです。
最近は、転がってしまうほどだから、横になっているネモコにぶつかることもあります。
ビビは目が見えていないから、必死なんですけどね。
ビビの寝ている姿を見ると、ネモコだけじゃなく私も安心します。
こうやって、大変でも平穏に1週間、1ヵ月、1年と、時間が過ぎていけば良いのに・・・。
こんなに大変で、辛いことも多いのですが、悲壮感は無いんです。
不思議に思っていたのですが、旦那さんがその答えを見つけました。
食事をしてくれている!
たったそれだけのことなのに、その簡単なことが、どれだけ大きな意味を持つか、私たちは知っています。
食事をしてくれないことが、どんなに飼い主さんの心を悲しませてしまうのか。
確かその前の年は、ネモコが糖尿病にかかってしまって、口内炎とダブルパンチな状態でした。
ステロイド剤が使えなくて、痛みで食事を取れなくなって、強制給餌を経験した時の苦しみは今でも忘れません。
どうすることもできなくて、どれほど悩んだことか。
12月は再生医療、1月は強制給餌、ネモコの1年間は流動食で食いつなぎましたが、今はだいぶ痩せました。
私が、なかなか胃ろうの選択ができずに、肝リピの状態で手術をさせてしまったジン君のときもそうでした。
口から、たった30gの食事をさせるのがどれほど大変だったか、足りていない量なのに信じて食べさせていた。
天使のように可愛かったジン君のことは、未だに話題にすることはありません。
まだ涙が止まらなくなるから。
ビビは、胃ろうの手術を早い段階ですることができました。
暫くは、自分で口から食事をしながら、胃ろうの食事もしていました。
12月中旬過ぎから口から食事をしなくなりましたが、胃ろうで毎日お腹いっぱい食べてくれています。
体重も、ほぼ変わっていません。
体は元気なんです。
心臓も、内蔵全部が元気なんです。
だから泣いちゃうのかな。
先週は、緩和ケアのことで東京にある「空の木犬猫病院」を訪れました。
だってね、看護や介護をしていると、時間がいくらあっても足りない。
いくらだって、してあげられることがあるから。
だから、毎日寝不足なんだろうなぁ。
あ、明日は仕事? 何曜日だったかしら?
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